<<  29  >> インテル® C/C++ コンパイラー OpenMP* 活用ガイド デュアルコア・マルチコア対応アプリケーション開発A 5.6 実行時関数/環境変数 OpenMP* によるマルチスレッド・プログラムの実行を行なう場合、環境変数によってプログラムの実行を制御するこ とが可能です。 表.6 OpenMP* 環境変数 環境変数   OMP_NUM_THREADS OMP_SCHEDULE OMP_DYNAMIC OMP_NESTED スレッド数の動的調整が有効になっている場合、環境変数の値は、使用するスレッド の数の上限として解釈されます。 例: setenv OMP_NUM_THREADS 4(Linux) set OMP_NUM_THREADS=4(Windows) 環境変数のデフォルト値は、処理系に依存します。指定では、type[,chunk] の形式 で指定し、type には、STATIC/DYNAMIC/GUIDED が指定可能です。chunk の設定 は、オプションです。chunk が設定されていない場合には、STATIC スケジュールの 場合を除き、値 1 が使用されます。STATIC スケジュールでは、デフォルトの chunk は、ループカウントを、そのループに適用されるスレッドの数で割った値に設定され ます。 例: setenv OMP_SCHEDULE "dynamic"(Linux) set OMP_SCHEDULE=dynamic(Windows) 値が TRUE に設定されている場合、並列実行領域の実行に使用されるスレッドの数 は、システムのロードなどによって、システムが実行時に調整します。値が FALSE に設 定されていると、この動的調整は無効になります。 例: setenv OMP_DYNAMIC TRUE(Linux) set OMP_DYNAMIC=TRUE(Windows) 値が TRUE に設定されていると、ネストされた並列実行は有効になり、値が FALSE に 設定されていると、ネストされた並列実行は無効になります。デフォルト値は FALSE です。 例: setenv OMP_NESTED TRUE(Linux) set OMP_NESTED=TRUE(Windows)