ゲイリー リンチ氏
IT マネージャー
Nuaire グループ
英国
Nuaire グループは、換気・空調製品を設計、製造し、世界中に販売しているメーカーです。 今まで製造したファンの種類は数千にも及び、従来のカタログでは全製品の技術的な詳細をご紹介できないほどです。Nuaire 社は、プロジェクトに最適なファンを簡単に選択でき、詳細なファンの技術仕様カタログを印刷する「ファン セレクタ」プログラムを開発しました。このプログラムは、Java Swing アプリケーションで開発され、現在では Nuaire グループ内全体で利用されており、エンジニアやコンサルタントに自由に提供されています。
最初にリリースされたプログラムは、Sun JRE 1.3 を使用しましたが、次のような多くの不具合がありました。
- アプリケーション配布時の問題
- JRE を含むダウンロードサイズの問題(ブロードバンド普及前)
- Java アプリケーションの起動の遅さ
- 低スペック コンピューター上でのパフォーマンス問題
この最初のリリースで、ユーザーは「ファン セレクタ」アプリケーションをインストールする前に Java ランタイム環境のインストールが必要でした。しかし、このインストールは多くのユーザーを混乱させ、JRE のマイクロリビジョンごとに少し動作が異なるという問題を引き起こしました。そのため、「ファン セレクタ」と共に動作確認済みのJRE をパッケージし、再配布することにしました。その結果、ダウンロード サイズの大幅な増加を招きました。
Sun JVM の継続的なリリースと近年のコンピューターの性能向上により、パフォーマンスの問題は少なくなりましたが、JRE 1.4 と 1.5 はディスク容量が大規模なため、アプリケーションはJRE 1.3 と共に配布を続けました。このため、パフォーマンスの改善と Java 言語に追加された新しい機能は利用できない状態でした。
Excelsior JET 4.0 Standard 版の評価を行ったところ、その素晴らしい性能に驚きました。 起動時間は非常に早く、全体的にレスポンスも良く、素晴らしいプログラムでした。また、最新の Java 1.5 を使用することができ、JAR のデコンパイルから防御できるという利点もありました。
唯一の問題は、JET 4.0 Standard 版でコンパイルされた配布パッケージは、今まで使用していた古くて小さなJRE 1.3.1 に代わり、大きな 1.5 ランタイムを使用するため、パッケージ サイズが増加したことです。高速ブロードバンドの普及した今日においては、パッケージサイズの増加は JET 導入に伴う妥当な代償だと思われました。しかし、アプリケーションの新バージョンをリリースし、通常よりも多くのユーザーが数日に渡ってダウンロードしたところ、ISP の処理能力限度をすぐに超えてしまうという状況に陥りました。
そこで、Excelsior JET 4.5 Professional 版によるパッケージ化のための JetPackII を使用したところ、パッケージサイズの大幅な縮小を実現し、JET 4.0 Standard 版によるコンパイルよりも処理速度が向上しました。このようなことから、Java アプリケーション配布を行う場合には、Excelsior JET 4.5 の使用をぜひお勧めします。
再配布用の JRE または Excelsior JET でビルドしたときのアプリケーションの相対的なサイズについては以下の表をご参照ください。
各国対応 JRE 1.3.1_16 を
InstallShield でパッケージ |
16 |
39 |
JRE 1.5.0_06 を
InstallShield でパッケージ |
26 |
69 |
JET 4.0 Standard 版でビルドし
InstallShield でパッケージ |
27 |
67 |
JET 4.5 Professional 版でビルドし
JetPackII でパッケージ |
18 |
64 |
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