NetFlow Traffic Analyzer

ネットワーク トラフィックを単一のページで包括的に、カスタマイズ可能な管理画面を提供します。NTA のダッシュボードは簡単に要約されたネットワークのトラフィックを表示し、一目で何が起こっているのか確認することができます。また、問題が起きた領域にドリルダウン機能を使って、トラフィック パターンの探索、デバイス性能の可視化、帯域幅の消費量などを見ることができます。

SolarWinds NTA は、Cisco System® や Extreme Networks®、HP®、Juniper®、Nortel Networks®、その他の主要ベンダーの NetFlow や J-Flow、sFlow、IPFIX、Huawei NetStream™ のデータを解析します。

SolarWinds NTA の高度なアプリケーション マッピング機能を使えば、どのアプリケーションがどれくらいネットワーク帯域幅を使用しているかが分かります。

帯域幅の使用量が、指定したしきい値を超えるとアラートを発行し、また誰が／何が原因かを迅速に突き止めるインターフェース使用量のアラートを簡単に設定できます。この機能によって、インターネット ゲートウェイのプライマリ インターフェースに負荷がかかった場合、その負荷をかけているインターフェースが帯域幅利用量の上限に達しつつあることを知らせるアラート通知が管理者にメールで送信されるので、そのトラフィックの優先順位をすぐ下げることが可能です。

僅か数ステップで、1時間以内でインストールが可能です。GUI ベースの Wizard を使用して、ステップ-バイ-ステップで簡単に導入できます。

SolarWinds 製品でおなじみのレポート機能は、NTA でも利用できます。わずか数回のクリックで、詳細なネットワーク トラフィックのレポートを作成でき、指定した人に週報として自動的にレポートを送信するといったスケジュール設定も可能です。

IP アドレス グループを作成することで、複数の IP アドレスの範囲 (重複アドレス含む)、地域、部署、さらにはファイアウォールやルーター、スイッチ、サーバーといったデバイスの種類ごとに、ネットワーク トラフィック、帯域幅の使用状態を可視化することができます。

トラフィックの全体像を複数のビューを使用して、様々な視点からエレメントをドリルダウンすることができます。問題が発生した瞬間にドリルダウンをして、過度な帯域幅利用率や予期しないアプリケーションのトラフィックなど、問題の原因を調査するのに役立ちます。

SolarWinds NTA は、ISP や企業などの組織向けに、インターネット トラフィックの表示をカスタマイズすることで、プロバイダ間のトラフィックのバランスがとれているか分かりやすく確認できます。

サービス タイプや DSCP など、サービス クラスの種類に応じて、分割されたネットワーク トラフィックを表示します。また、音声やビデオのデータなど、クリティカルな QoS レベルがそれぞれ使用している帯域幅の量を迅速に数値化し、最適にネットワークが設定されているかどうかを確認することができます。

トップ帯域幅利用者の最適化機能で、ネットワーク帯域幅の大半を占有しているユーザーとアプリケーションを検出トラフィック分析が可能です。帯域幅利用の大半を占めるフローを検出して保存する一方、帯域幅全体への影響がごくわずかなユーザーやアプリケーションからフローデータを無視します。この洗練されたソリューションによって、全ネットワーク トラフィックの 95% を占めるフローを捉えた場合、SolarWinds NTA の総合パフォーマンスは最大 10 倍に上昇します。

NetFlow や J-Flow、sFlow®、IPFIX、Huawei NetStream™ のデータなどをフィルタリングすることで、個別に設定したネットワーク トラフィックのビューを作成し、アクセスすることができます。

SolarWinds NTA は、SolarWinds Network Performance Monitor (NPM) と Network Configuration Manager (NCM) に統合することで、ネットワークに関する障害、パフォーマンス、設定を一括して管理するソリューションを提供します。NPM と NCM を組み合わせ、Web ベースのより詳細なチャートやグラフ、表、トップ 10 リストなどといったレポートを作成することができます。

Microsoft Active Directory の既存のユーザーアカウントやグループを利用して、ユーザーが NTA にログインできるようにします。カスタムのユーザー名やパスワードの利用も、Active Directory のパススルーログインを使ったログイン画面の完全な迂回も可能です。また、管理者はそれぞれのアカウントやグループをカスタマイズできるとともに、NTA インターフェースで表示する情報の種類を部署やグループ、ユーザーごとに設定することができます。必要な情報を必要としているユーザーにのみ表示できるので、社内セキュリティのレベルも上がります。