PDF アプリ開発ツール、BCL easyPDF SDK をサーバー環境で実行してみる

BCL easyPDF SDK をご存知ですか? easyPDF SDK は、BCL Technologies 社が提供するソフトウェア開発者のための PDF を API で操作できる PDF アプリケーション開発コンポーネントです。

さまざまなプログラミング言語のアプリケーションからプログラム的に、

  1. Office ドキュメントの PDF 出力
  2. PDF の編集、操作 (しおり、透かし、署名、テキストの追加、ページの抽出、結合、回転、PDF の暗号化など)
  3. PDF から画像形式 (BMP、JPEG、GIF、TIFF など) への変換
  4. PDF フォーム データの挿入や抽出

などの機能を、簡単にアプリケーションに実装できます。

上記の機能に加えて、easyPDF SDK はデスクトップ アプリケーションだけではなくサーバー アプリケーションにも簡単に統合することができます。

サーバー環境で開発できるエンタープライズ向け製品として BCL easyPDF SDK は、多くの企業から推奨されてきました。大規模なデータ センターを持つ企業にとって、easyPDF SDK は、日々の PDF 変換処理に欠かせない製品として PDF 上での複数のファイルの処理や管理に採用されています。

なによりもサーバー環境への統合機能は、他の製品ではみられない、easyPDF SDK の大きな特長の 1 つになります。ワークフローに easyPDF SDK 製品を導入することで、企業は、より迅速にドキュメントを処理できるようになります。さらに、easyPDF SDK は、ASP、C#、VB、Java、PHP、Python など、ご利用の言語に合わせてマルチスレッドのアプリケーションをビルドすることができます。製品の取り扱いも非常に簡単で、使いこなせるようになるまでに時間を要しません。定義部分を除けば、数行のコードだけで SDK をコード内に組み込むことができます。

では実際に以下の VB のコードを使って、Word 文書を PDF ファイルとして出力してみましょう。

Set oLoader=Server.CreateObject("easyPDF.Loader.8")
Set oPrinter=oLoader.LoadObject("easyPDF.Printer.8")
Set oPrintJob = oPrinter.PrintJob
oPrintJob.PrintOut "C:\test\input.doc", "C:\test\output.pdf"

easyPDF SDK Loader は、サーバー側で easyPDF SDK を有効にするオブジェクトです。PDF SDK が、サーバー環境で (直接または間接的に) 使用されている場合、この easyPDF SDK Loader を通して SDK にアクセスする必要があります。Loader オブジェクトを使用することで、サーバー側で必要な多くの設定の手間を省くことができます。

easyPDF SDK Loader オブジェクトを使用する前に、 Windows サーバーの設定を行いましょう。

  1. easyPDF SDK ユーザー アカウントの作成、初期化
    管理者としてコンピューターにログインし、easyPDF SDK を自動化するための新しいユーザーアカウントを作成します。easyPDF8 ユーザー アカウントを管理者グループに追加します。
  2. Windows サーバーの設定
    アカウントにログインし、easyPDF8 Loader サービスを初期化します。
  3. Microsoft Office の設定
    ユーザー アカウントにログインし、Microsoft Word を開始します。この操作により、Microsoft Word を使用できるようにアカウントが登録されます。

easyPDF SDK は、ユーザー マニュアルにコード スニペットをたくさん用意していますので、基本的なコードを簡単に挿入することができます。

さらに、easyPDF SDK ではサーバー上や AWS などの仮想環境に柔軟に導入することができます。easyPDF SDK の信頼性の高いエラー処理や詳細なエラー メッセージは、企業が easyPDF SDK を選ぶ理由になります。

BCL easyPDF SDK の詳細は、弊社 Web サイトをご確認ください。

参考資料

easy PDF SDK is Server friendly!」10/26/2018

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