Smartsheet 追加機能まとめ (2025年 10月)

本記事では、2025年 10月に追加された Smartsheet の新機能をまとめてご紹介します。

管理センターに新たに「暫定メンバー ((Provisional Member) 設定」が追加され、トライアル期間終了後の自動処理を柔軟に選択できるようになりました。デフォルトでは無料シートへの自動ダウングレードが行われ、予期せぬ課金を防止します。必要に応じて有料メンバーへの自動アップグレードも設定でき、組織のユーザー管理と予算予測がより正確になります。

また、管理センターの「シート タイプ」や「True-up」ページから直接ユーザーを追加できるようになり、運用作業が大幅に効率化されました。さらに、フォームでの電話番号入力のサポート国が拡大し、グローバル チームでもスムーズなデータ入力が可能です。

AI 関連では、テーブル ビューで数式生成が利用可能になり、自然言語からの数式作成や自動解説がより直感的に行えるようになりました。AI 生成チャートも簡単に複製できるようになり、データ活用の効率が向上しています。

これらの更新により、管理者の運用負荷が軽減されるとともに、チーム全体のコラボレーションと生産性がさらに向上しています。各機能の利用可能プランも併せてご確認ください。

管理者向け機能のアップデート

管理者承認によるユーザーと予算の管理がより柔軟に

Smartsheet の管理センターに新しい「暫定メンバー (Provisional Member) 設定」が導入され、以下の 2 つのオプションが選択できるようになりました。

  1. デフォルト設定: トライアル期間終了時に、すべての暫定メンバーを自動的に無料のシートにダウングレード
  2. 任意設定: 暫定メンバーを自動的に有料メンバーにアップグレード

この変更により、組織はユーザー管理と予算の予測をより正確に行えるようになります。

デフォルト設定では、システム管理者が明示的にアップグレードを承認しなかった無料の暫定メンバーは、レビュー期間終了後に自動的に「無料ビューアー」または「ゲスト」シートタイプに戻ります。この自動ダウングレードにより、意図せず有料シートが追加されることを防ぎ、予算や支出の予測性を保つことができます。

以前の動作を希望する企業向けには、システム管理者が無料暫定メンバーを自動的に有料メンバーにアップグレードするオプションも引き続き利用可能です。この設定を選択した場合、購入済みシートを超えて追加された有料メンバーは、次回の請求に自動的に反映されます。

さらに、システム管理者は必要に応じて暫定メンバーを手動でアップグレードすることも可能で、柔軟かつ細かい予算管理が行えます。

利用可能プラン

  • Business、Enterprise、Advanced Work Management

利用可能モデル

  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

管理センターの「シート タイプ」ページでユーザーを追加可能に

システム管理者は、管理センターの「シート タイプ」および「True-up」ページから直接ユーザーを追加できるようになり、作業時間を大幅に短縮できます。個別にユーザーを追加することも、ファイルを使った一括追加も可能です。追加する際には、有料の「メンバー」シート タイプや無料の「閲覧者」シート タイプを割り当てることができます。

利用可能プラン

  • Business、Enterprise、Advanced Work Management

利用可能モデル

  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

ユーザー API と Webhook での暫定メンバー有効期限の確認が可能に

ユーザーの暫定シート タイプ("seatType": "PROVISIONAL_MEMBER")の有効期限を確認できるプロパティ provisionalExpirationDate が追加されました。このタイムスタンプは、ユーザーが暫定メンバーとして扱われるレビュー期間の終了時刻を示します。

provisionalExpirationDate プロパティは、以下の要素に表示されます。

  • GET /2.0/users のレスポンス(planId クエリパラメータを含む場合)
  • GET /2.0/users/{userId}/plans のレスポンス
  • ユーザー シート タイプ更新の Webhook イベント

利用可能プラン

  • Business、Enterprise、Advanced Work Management

利用可能モデル

  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

非 SSO ログイン向けの認証アプリ MFA が利用可能に

追加費用なしで全プランで認証アプリを使った多要素認証 (MFA) によりアカウントを保護できるようになりました。

このアップデートにより、SSO を使用せずにサインインするユーザーも、Microsoft Authenticator や Google Authenticator などの信頼できる認証アプリで本人確認が可能になり、パスワードへの依存を減らすとともに、フィッシングや認証情報の盗難からアカウントを守ることができます。

管理者は、今日から認証アプリ MFA を有効化して、すべてのユーザーが企業レベルのセキュリティでサインインできるようにすることができます。

利用可能プラン

  • Pro、Business、Enterprise、Advanced Work Management

利用可能モデル

  • 旧モデル (レガシー コラボレーション モデル)
  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

標準機能のアップデート

「最近使用したコレクション項目」機能の追加

「最近使用したコレクション項目」機能が新たに追加されました。
直近で利用または追加したコレクション アセット (シート、レポート、ダッシュボードなど) に、すばやく簡単にアクセスできるようになります。これにより、検索の手間を省いて作業時間を短縮できます。重要なコンテンツを常に手元に置けるため、ワークフローの継続性を保ち、前回の作業をスムーズに再開することができます。

利用可能プラン

  • Enterprise、Advanced Work Management

利用可能モデル

  • 旧モデル (レガシー コラボレーション モデル)
  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

「テーブル ビューでのアクティビティ ログ」が利用可能に

すべてのお客様がテーブル ビュー上でアクティビティ ログを利用できるようになりました。ツールバー右側にある[アクティビティ ログを表示]ボタンを選択するとアクセスできます。

利用可能プラン

  • Pro、Business、Enterprise、Advanced Work Management

利用可能モデル

  • 旧モデル (レガシー コラボレーション モデル)
  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

フォームにおける電話番号入力機能の拡張

Smartsheet フォームで、より多くの国や地域の国番号がサポートされ、世界中で電話番号を直感的かつ正確に入力できるようになりました。さらに、エラー メッセージをわかりやすく改善し、よりスムーズにフォームを送信できるようにしています。

今回の更新内容:

  • 世界各国の国番号サポートを拡大 (新たに 40 か国以上を追加)
  • コミュニティから報告された主要な不具合とエスカレーションの修正
  • 入力中にリアルタイムでフォーマットを反映
  • よりスマートなバリデーションとエラー メッセージ表示
  • ローカライズの改善

利用可能プラン

  • Pro、Business、Enterprise、Advanced Work Management

利用可能モデル

  • 旧モデル (レガシー コラボレーション モデル)
  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

「階層型共有画面」が利用可能に

新しい階層型共有画面が利用可能になり、より直感的でスムーズな共有体験を実現しました。これにより、ユーザーはドキュメントへのアクセス権を簡単に管理したり、共同作業者を招待したり、共有設定を効率的に操作できるようになります。

特に共同作業者の管理においては、管理者が共同作業者リストを並べ替えたり検索したりできるようになり、更新作業がより迅速に行えるようになっています。

利用可能プラン

  • Pro、Business、Enterprise、Advanced Work Management

利用可能モデル

  • 旧モデル (レガシー コラボレーション モデル)
  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

ワークスペースでのドラッグ&ドロップ機能が利用可能に

ワークスペース内のフォルダーやサブフォルダー間でアイテムをドラッグして移動させることで、Smartsheet のアイテムを素早く簡単に整理できるようになりました。このドラッグ&ドロップ機能により、フォルダー間のアイテム整理がより直感的かつ効率的に行えるようになります。

利用可能プラン

  • Pro、Business、Enterprise、Advanced Work Management

利用可能モデル

  • 旧モデル (レガシー コラボレーション モデル)
  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

レポートでのタイムライン ビューが利用可能に

レポートをタイムライン形式で表示できるようになりました。タイムラインレポートを利用するには、レポートのツールバーにあるビュー切り替えドロップダウンから「タイムライン」を選択してください。

利用可能プラン

  • Pro、Business、Enterprise

利用可能モデル

  • 旧モデル (レガシー コラボレーション モデル)
  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

AI 機能のアップデート

テーブル ビューで AI を使った数式生成が利用可能に

これまではグリッド ビューのみで利用可能だったこの機能が、テーブル ビューでも使えるようになりました。テーブル ビューでは、自然言語入力と数式入力のモードを切り替えて、次のことができます。

  • 自然言語で意図を入力すると、AI が自動で数式を生成
  • 数式を直接入力すると、AI がその内容を解説

これにより、数式作成や理解がより直感的に行えるようになります。

利用可能プラン

  • Enterprise、Advanced Work Management

利用可能モデル

  • 旧モデル (レガシー コラボレーション モデル)
  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

AI 生成チャートを新しいダッシュボードに簡単に複製できるように

AI 生成チャートを新しいダッシュボードに簡単に複製できるようになりました。
これまで自動で複製されなかったウィジェットを再作成する手間を省くことができます。

「データ分析 AI ツール」で作成したチャートを含むダッシュボードで[新規として保存]オプションを選択すると、AI 生成チャートも新しいダッシュボードに複製され、元のチャートと同じ元データシートを参照するようになります。
この機能は、ワークスペースを新規として保存する場合にも適用されます。

利用可能プラン

  • トライアル、Enterprise、Advanced Work Management

利用可能モデル

  • 旧モデル (レガシー コラボレーション モデル)
  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

AI 生成チャートを提案プロンプトの改善

AI 生成チャートを提案プロンプトでさらに改善できるようになりました。
「データ分析」機能には、AI 生成チャートを使ってデータをさらに掘り下げたり、より詳細に分析したりするための提案プロンプトが追加されました。

「データ分析 AI ツール」でチャートを作成すると、自動的に分析パネルに 3 つの文脈に応じた提案が表示されます。これらの提案をクリックするだけで、ビジュアルの調整や洞察の発見、データの理解をより深めることができます。

利用可能プラン

  • トライアル、Enterprise

利用可能モデル

  • 旧モデル (レガシー コラボレーション モデル)
  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

【Resource Management】AI 搭載の「作業負荷リスク」が利用可能に

Resource Management では、AI がプロジェクトを自動的に監視し、各メンバーやチームの作業負荷リスクをプロジェクト ブリーフ上で通知します。これにより、作業時間を節約し、チームが納期通りに成果を出せるようサポートするとともに、メンバーが実行に集中できる環境を提供します。

プロジェクト マネージャーやリソース マネージャーは、作業負荷が過剰になる前にリスクを把握でき、注意が必要な箇所を簡単に確認できるようになります。

利用可能プラン

  • Business または Enterprise で Resource Management (アドオン) をご利用中の方

利用可能モデル

  • 旧モデル (レガシー コラボレーション モデル)
  • 新モデル (ユーザー サブスクリプション モデル)

エクセルソフト株式会社は Smartsheet のゴールド ソリューション パートナーとして、製品購入前後のサポートや導入支援を提供しています。Smartsheet に関してご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。


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