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Print to PDF Settings ページ

このページで、LibreOffice や Windows Office アプリケーション (Word、Excel、PowerPoint、および Visio) 用に Converter Profiles (Settings タブ、Conversion Type) で Print to PDF が選択されたときに使用するオプションを設定します。

Print to PDF Settings ページにアクセスするには:

ActivePDF Configuration Manager で、左のナビゲーション バーから、[DocConverter]、[Print to PDF Settings] を選択します。

Closedクリックすると、デフォルトの設定が表示された Print to PDF Settings ページが表示されます。

Print to PDF Settings ページのオプション

 

A. Black and White Printer。テキストの色を黒、イメージの色をグレースケールに変換します。
B. Save Postscript File。変換プロセス中に生成されるポストスクリプト ファイルは、出力 PDF と同じディレクトリに保存されます。
C.

Fonts。 フォントを埋め込むと、出力 PDF にドキュメントで使用されているフォントを含めることができるため、ユーザーは、PDF を適切に表示するため、またはテキストを編集するために、これらのフォントをインストールする必要はありません。

注: フォントのライセンス契約をチェックして、埋め込みが可能であることを確認してください。

  • Embed All: (非ベース 14 フォントのみ) チェックされている場合、入力ファイルで使用されているすべてのフォントを埋め込みます。フォントが埋め込まれると、ユーザーは、テキストを編集するため、または PDF を表示するために、これらのフォントをインストールする必要はありません。
  • Embed Base-14: チェックされている場合、入力ファイルで使用されているすべてのベース 14 フォント (Times New Roman の 4 つのバージョン、Helvetica の 4 つのバージョン、Courier の 4 つのバージョン、Symbol、および Zapf Dingbats) フォントを出力 PDF に埋め込みます。
  • Subset: チェックされている場合、指定されたフォントからの文字の割合が 60% 未満であれば、フォントは入力ファイルで使用されている文字のみを含むサブセットになります。サブセットにすることで、Embed All Fonts オプションよりもファイルのサイズが小さくなります。
  • 注: フォントをサブセットにすると、ユーザーが PDF ドキュメントで編集できる文字が制限されます。一部の文字は表示されません。
  • Subset TrueType: チェックされている場合、ポストスクリプト ファイル内のフォントが X:\WINDOWS\Fonts ディレクトリの True Type フォントと置換されます。
D.

Predefined Configuration。最終的な用途に最も一致するように PDF の表示およびファイル サイズを最適化するために使用されます。

  • Custom。(選択されている場合に表示される) カスタム変換設定を使用します。
  • 注: Custom が選択されている場合に利用可能なオプションについての情報は、次の表を参照してください。
  • Screen。より小さなファイルを作成するため解像度の低いイメージを使用してスクリーン表示用に最適化された PDF を作成します。
  • Printer。ほとんどの家庭およびオフィス プリンターでの印刷向けに最適化された PDF を作成します。
  • eBook。eBook 向けに最適化された PDF を作成します。
  • Prepress。印刷機での印刷向けに最適化された PDF を作成します。すべてのフォントは自動的に埋め込まれ、高解像度イメージが使用されます。

カスタム設定のオプション (スクロールするには、キーボードの矢印キーを使用します)

 

E. Settings。
  • Auto-Rotate pages: テキストの向きに基づいてページを自動的に回転します。
  • ASC1185 Encode pages: バイナリ ストリーム (ページ コンテンツ、サンプリングされたイメージおよび埋め込まれたフォントを含む) を ASCII85 でエンコードして ASCII PDF を作成します。エンコードされない場合、出力にはバイナリ データが含まれます。
  • Convert CMYK to RGB Images: カラー イメージを CMYK カラー モデル (一般に印刷に使用されます) から RGB カラー モデル (一般に画面表示に使用されます) に変換します。
  • Resolution (DPI): 出力 PDF で使用される解像度 (DPI) を選択します。このオプションは、イメージに変換するパターン フィルおよびフォントの解像度を制御します。イメージの解像度設定には影響しません。一般に、解像度は出力デバイスの解像度と一致するように設定してください。デフォルトは、画面表示に適した 72 です。
F.

ColorGrayscale、Monochrome オプションは、ファイル サイズを小さくするためカラー、グレースケール、モノクローム イメージをどのように縮小するか選択します。

  • Downsample Type: カラー、グレースケール、モノクローム イメージの解像度を減らして PDF ファイルのサイズを小さくします。ダウンサンプル イメージ解像度のしきい値が設定されている場合、設定されている値よりも高い解像度のイメージは指定された解像度にダウンサンプルされます。
    • Not Set: デフォルトのダウンサンプリング イメージが使用されます (サブサンプル)。
    • None: PDF ファイルのイメージはダウンサンプルされません。出力の品質は最も高くなります。印刷機で印刷する PDF ファイルを作成するときに使用します。
    • Average: 隣接するピクセルを平均化してダウンサンプルします。同様の値のピクセルは平均ピクセル カラーに置換されます。平均化は一般に品質に優れた結果を作成します。ほとんどのデスクトップ プリンターでの印刷に適しています。
    • Bicubic: バイキュービック補間を使用し、新しいピクセル値を生成してダウンサンプルします。バイキュービック ダウンサンプリングは、最高品質のイメージを作成するため、イメージに特別な平均化メソッドを適用します。バイキュービック オプションは他のサブサンプリング メソッドよりも優れた結果を作成しますが、PDF ファイルの生成は遅くなります。
    • Subsample: サンプルした領域のピクセルで領域全体を置換してダウンサンプルします。サブサンプリングは、ファイル サイズが小さくより高速な PDF を作成しますが、ビジュアル品質は低下します。
  • Resolution (DPI) (actually PPI): ドキュメントのイメージをレンダリングする詳細レベル。値は 1 から 300 PPI (1 インチあたりのピクセル数) で、300 が最高の詳細レベルです。
  • Image filter: イメージがどのように圧縮されるか決定します。圧縮により冗長なデータが減り、PDF のサイズは小さくなります。一部のイメージでは、圧縮を行うと出力 PDF でイメージの画質が低下します。
    • None: 圧縮を行いません。
    • DCT Encode: サイズが小さくなるように、イメージを JPEG (Joint Photographic Experts Group) でエンコードします。プリンターの解像度を超えるイメージの場合に推奨するオプションです。
    • Flat encode: バイナリおよび ASCII イメージ情報をエンコードして、PDF のバイナリ イメージを作成します。
  • Downsample threshold: この設定値よりも高い解像度のイメージは、この設定値までダウンサンプルされます。