Aspose.Cells for Java は、Microsoft Excel に依存することなくスプレッドシートの読み込み、書き出し、操作を Java アプリケーション内で可能にする Excel スプレッドシート処理 API です。
Aspose.Cells for Java は、豊富な機能を持った拡張性の高いコンポーネントで、他のベンダー製品のような単純なデータ エクスポートだけでなく、多くの機能が提供されています。Aspose.Cells for Java により、データのエクスポート、スプレッドシートの詳細レベルでの書式設定、画像のインポートやエクスポート、グラフやピボット テーブルの生成、複雑な計算式の適用と演算、Excel データのストリーミング、さまざまな形式での保存などが可能です。
Aspose.Cells for Java で提供される機能
さらに Aspose.Cells for Java では、製品独自のさまざまな機能もサポートします。
Aspose.Cells for Java は、スプレッドシートを PDF および XPS、HTML 形式に忠実に変換できます。変換処理はシンプルで信頼性が高いため、一般的な標準ファイル形式のドキュメントのやり取りが必要となる企業にとって Aspose.Cells は最高の選択肢になります。
// 変換対象のファイルの読み込み Workbook wbk = new Workbook(dir + "template.xls"); // xls を HTML、XPS および PDF 形式に変換 wbk.save(dir + "output.pdf", SaveFormat.PDF); wbk.save(dir + "output.xps", SaveFormat.XPS); wbk.save(dir + "output.html", SaveFormat.HTML);
Aspose.Cells for Java により、スプレッドシートにさまざまな視覚効果を柔軟かつ自在に適用できます。製品の API により、ワークシート、行、列、セルの書式設定やさまざまなフォントと属性、セルのスタイル、数値形式mリッチテキスト、条件付き書式のルールを設定できます。同様に、グラフや画像による視覚的な効果は、スプレッドシートの表現力を高めることができます。Aspose.Cells for Java では包括的な一連の API により標準形式、カスタム形式のさまざまなグラフの生成、操作が可能です。さらに、セルへのコメント、画像、OLE オブジェクト、シェイプ、コントロールなど、異なる種類の描画オブジェクトの追加も可能です。
Aspose.Cells for Java では、グラフを画像や PDF 形式に変換、ワークシートを画像に変換、ワークシートの印刷、スプレッドシートを PDF 形式に変換、などの機能が提供されます。この柔軟性の高い処理では、スプレッドシートを PDF に変換する際に画像をリサンプルしたり、ワークシートやグラフを画像形式で出力する際に解像度を指定することも可能です。
// グラフを含んだスプレッドシートを読み込む Workbook book = new Workbook(dir + "template.xlsx"); // 1 番目のワークシートのグラフを取得 Chart chart = book.getWorksheets().get(0).getCharts().get(0); // グラフを PNG 形式で出力 chart.toImage(dir + "output.png", ImageFormat.getPng()); // グラフを PDF 形式で出力 chart.toPdf(dir + "output.pdf");
Aspose.Cells for Java は、さまざまな方法で行や列を操作できます。指定されたサイズによる行高や列幅の調整、セルのコンテンツに合わせた自動調整、挿入や削除、表示非表示設定に加え、行、列のグループ化や解除を容易に行うことができます。
膨大なデータのスプレッドシートの集計は非常に困難です。そんなときにピボット テーブルは、データをすばやく集計して必要な情報を取得するために有効です。Aspose.Cells for Java では、ピボット テーブルやピボット グラフをプログラム的に生成できます。ピボット テーブルのソース データを動的に変更、更新できます。さらに、Aspose.Cells for Java で提供される Smart Marker 機能により、データ ソースに応じたワークシートへのデータ投入により視覚効果の高いレポートを生成できます。
Aspose.Cells for Java には、JSP Web アプリケーションに組み込み可能で Chrome、FireFox、Internet Explorer、Opara など昨今の web ブラウザーに互換した UI コントロールが付属します。エンドユーザーはこのコントロールにより Excel ファイルの読み込み、編集、保存を Web アプリケーションのフロントエンドで処理できます。