Aspose.Diagram for Java は、Microsoft Visio ファイルを処理する強力な API です。ネイティブの Visio 形式の生成、操作、変換などの基本的な機能性だけでなく、一般的に使用される画像形式や固定レイアウト形式もサポートします。既存のファイルを読み込んで図面内の要素を操作し、他の Visio 形式、画像または固定レイアウト形式へ簡単にエクスポートできます。
Aspose.Diagram for Java の API を組み込むことで、図面の新規作成、複数の Visio 形式の読み書き、Visio オブジェクトの数式などのプロパティへのアクセスや読み込み、図面を異なる形式にエクスポート、Visio 図面を正確に印刷、などの基本的な処理を実現できます。
Aspose.Diagram for Java の API は、Microsoft Visio のネイティブのファイル形式の読み込みをサポートするので、ドキュメント プロパティ、ページ、マスター、シェイプ、画像、コネクタ、ソリューション XML、コメント、ハイパーリンク、スタイルシート、レイヤー、ユーザー定義セルなどの Visio 図面のデータにアクセスすることができます。これらのオブジェクトは Aspose.Diagram for .NET の API で操作でき、操作後はサポートされるさまざまなファイル形式でディスクに書き出すことが可能です。
Visio ファイルを読み込んで BMP、JPEG、PNG、TIFF、SVG および EMF などの一般的な画像形式で出力できます。Aspose.Diagram for Java により、Visio ファイルを PDF、HTML、XPS 形式で正確にエクスポートすることも可能です。
// 変換対象のファイルの読み込み Diagram dgrm = new Diagram(dir + "template.vsdx"); // 異なる形式で保存 dgrm.save("D:/output.pdf", SaveFileFormat.PDF); dgrm.save("D:/output.html", SaveFileFormat.HTML); dgrm.save("D:/output.jpg", SaveFileFormat.JPEG);
通常、シェイプはコンテナー内に追加することで構成を分かりやすく整理しておきます。コンテナー (ラベルを含む) は、シェイプの周囲の視覚的な境界を追加します。Aspose.Diagram for Java の API を使用することでコンテナーやサブ シェイプをダイアグラムに簡単に追加できます。
Aspose.Diagram for Java の API により、シェイプ、画像、その他のオブジェクトをグループ化できます。グループ化することでそれらのすべてのシェイプやオブジェクトの回転、反転、移動、サイズ変更は単一のシェイプ、オブジェクトとして同時に行えます。
Aspose.Diagram for Java では、数行のコードでさまざまな異なるオプションを使用してドキュメントを印刷できます。デフォルト設定での印刷、プリンター名を指定して印刷、印刷ページ範囲などのオプションを指定した印刷が可能です。
// 印刷対象のファイルを読み込む Diagram dgm = new Diagram(dir + "template.vsdx"); // プリンター名と印刷ジョブを指定して印刷 dgm.print("LaserJet1100", "Job Name");