Aspose.GIS for .NET により、ベクターベースの地理空間データ形式の地図情報へのアクセスや操作が可能になります。Aspose.GIS for .NET の API は、Shapefile、GeoJSON、FIleGDB、KML や OSM XML などの一般的な GIS ファイル形式の読み込み、書き出し、変換をサポートするだけでなく、サポートされるファイル形式の地図を SVG として出力することも可能です。さらに、地図の外観をカスタマイズしたり、特定のスタイルを適用することもできます。
Aspose.GIS for .NET は、容易性、パフォーマンス性、利便性、携帯性を考慮して設計されています。.NET Framework、.NET Core および Xamarin プラットフォームで利用できる API により、クロスプラットフォーム アプリケーションを容易にビルドできます。
Aspose.GIS for .NET は、一般的なデータ形式の処理が可能で、GIS データのシンプルなオブジェクト モデルを提供します。出力形式に依存しない共通コードで、ファイル内のデータの読み込みや保存が可能です。
using (var layer = VectorLayer.Open(dir + "myDataFile.shp", Drivers.Shapefile)) { foreach (var feature in layer) { Console.WriteLine(feature.Geometry.AsText()); // WKT としてジオメトリを出力 Console.WriteLine(feature.GetValue("CITY_NAME")); // 属性値を出力 Console.WriteLine(feature.GetValue ("UPDATE_DAT")); } }
Aspose.GIS for .NET では、数行のコードにより、サポートされる Geo 形式間の変換を可能にします。
VectorLayer.Convert(dir + "example.shp", Drivers.Shapefile, dir + "output.json", Drivers.GeoJson);
必要に応じて、変換処理中に、データ属性スキーマの調整や特定のジオメトリを直接再投影することも可能です。
以下はサポートされる変換形式の例です。
データは参照できなければ意味がありません。Aspose.GIS for .NET のライブラリは、GIS データをベクター画像やラスター画像に簡単かつ素早くエクスポートでき、複雑な可視化のシナリオに対応して豊富な記号情報を提供します。
using (var map = new Map(800, 600)) { var layer = VectorLayer.Open(dir + "map.json", Drivers.TopoJson); var style = new SimpleFill { FillColor = Color.Azure, StrokeWidth = 1.5 }; map.Add(layer, style); map.Render(dir + "mymap.svg", Renderers.Svg); }
Aspose.GIS for .NET により、地理空間座標、ジオメトリ、レイヤーなどを他の座標システムに変換できます。地理空間情報や測地情報がサポートされます。
SRID による座標参照システムを参照したり、WKT からインポートしたり、コード内でカスタムのパラメーターを直接設定したりできます。
Aspose.GIS for .NET には、DE-9IM モデルをベースとした一連の "spatial predicate" が含まれており、オブジェクト間のトポロジの関係を評価できます。以下は例になります。
Aspose.GIS for .NET は、以下のジオメトリの処理が可能です。