Aspose.Slides for Java は、Java アプリケーションによる PowerPoint ファイルの読み込み、出力、操作、変換を可能にする PowerPoint 操作と管理用の API です。Aspose.Slides for Java の強力かつ包括的な API により、スライド、テーブル、テキスト、MSO グラフ、シェイプ、画像、SmartArt ダイアグラムなどの PowerPoint プレゼンテーションの要素を操作できます。
Aspose.Slides for Java の API は、プレゼンテーション スライドから PDF、PDF/A、XPS、HTML および画像形式へのエクスポートをサポートします。Aspose.Slides for Java は外部への依存関係がないので、製品の処理では Microsoft PowerPoint を必要としません。
Aspose.Slides for Java は、Microsoft PowerPoint に互換した高精度なレンダリング エンジンを独自に実装しています。この機能により、元のプレゼンテーションと同一の出力結果を PDF、TIFF および XPS など、多くの一般的な標準形式にエクスポートできます。プレゼンテーションをエクスポートするために必要なのは、対象となるプレゼンテーションの読み込み、出力形式を指定して保存するためのメソッドを呼び出すだけです。簡単そのものです。
// 変換対象のファイルの読み込み Presentation prest = new Presentation(dir + "template.pptx"); // 異なる形式で保存 prest.save(dir + "output.pdf", SaveFormat.Pdf); prest.save(dir + "output.xps", SaveFormat.Xps); prest.save(dir + "output.tiff", SaveFormat.Tiff);
Aspose.Slides for Java は、四角形、テーブル、テキストボックス、楕円、ポリライン、図枠、オートシェイプ、オーディオ フレーム、OLE オブジェクトフレーム、ビデオ フレームなどを含め、プレゼンテーション スライド内のすべての要素を操作できます。それらの要素を総合的に操作するための、精巧に設計されたクラス群が提供されます。
Aspose.Slides for Java により、SmartArt の新規作成だけでなくスライド内の既存の SmartArt シェイプへのアクセス、操作、削除が可能です。さらに、Aspose.Slides for Java の API では、SmartArt のノードの追加、削除、複製も可能です。また、SmartArt のスタイル、色、レイアウトなどの外観を動的に変更することもできます。
Aspose.Slides for Java では、プレゼンテーション スライドからサムネイルを生成できますので、マシンに PowerPoint をインストールしていないユーザーにスライドを配布したり、カスタムの Web サイトでその画像を使用するなど、さまざまな使用方法があります。
// ファイルの読み込み Presentation prest = new Presentation(dir + "template.pptx"); // コレクションの最初のスライドにアクセス ISlide sld = prest.getSlides().get_Item(0); // スライドのフル サイズの画像を生成 BufferedImage image = sld.getThumbnail(1f, 1f); // 画像を JPEG 形式で出力 ImageIO.write(image, "jpeg", new File(dir + "output.jpg"));
Aspose.Slides for Java の API は、マネージ コードで設計されているので PowerPoint ドキュメント形式を操作するために Microsoft Office や Microsoft PowerPoint を実行環境にインストールする必要はありません。サポートされる機能、セキュリティ、安定性、拡張性、スピード、価格など、あらゆる面で Microsoft PowerPoint オートメーションを完全に置き換えることができます。