Mini Remote Control でのセッションの共有機能

本ページに掲載されている情報は、以下の製品に当てはまります。
DameWare Mini Remote Control




DameWare Mini Remote Control (DMRC) では、同じリモートマシンに対して複数の接続を確立することが可能です。
複数マシンから接続した場合、各接続ユーザーは、マウスおよびキーボードの制御をそれぞれ "競い合う" 形になります。

この機能は、DMRC Client Agent Service の設定、および接続ユーザーがリモートマシンに対して持つ権限に依存します。
DMRC では、同じリモートマシンに対して複数のリモート接続を確立することはできますが、デフォルトの設定では、
2 番目に接続したユーザーは、最初に接続したユーザーから接続の許可を得る必要があります。
最初に接続したユーザーが、2 番目のユーザーのセッションの共有リクエストに応答 (許可、または拒否) しない場合、
最初に接続したユーザーは接続解除され、2 番目のユーザーが接続することができます。
最初に接続したユーザーがセッションの共有を受け入れた場合、デフォルトの設定では 2 番目に接続したユーザーは
"View Only" モードで共有セッションに参加できます。

[Allow all Administrators to have control] オプションを選択

バージョン 4.1 以降では、Client Agent Service に、[Allow all Administrators to have control] という
新しいオプションが追加されました。
このオプションが有効化されると、Administrator 権限を持つユーザーが 2 番目に接続しようとした場合、
最初に接続したユーザーに許可を得なくても共有セッションを確立でき、マウスとキーボードを
完全に制御することができます。
この機能は、Administrator 権限を持つユーザーの場合のみ有効であることにご注意ください。
Administrator 権限を持たないユーザがセッションの共有を行う場合は、先に接続している
ユーザーからの許可を得る必要があり、また参照モードでの接続となります。

バージョン 4.2 からは、リモートマシンに既に接続しているユーザーが Administrator 権限を持っている場合、
[Enable Control to all connected users] ツールバーボタンを選択できるようになりました。
このオプションを選択するとm各 Client Agent に接続を許可するメッセージが送信され、リモートマシンが
制御できるようになります。
規模が大きな環境では、制御できるようになるまでに数秒掛かる場合があります。
時間が掛かる場合はm[Send] メニューの [Send Refresh] オプションをクリックしてみてください。

[Enable Control to all connected users] オプションを選択