概要: インテル® Advanced Vector Extensions (インテル® AVX) 命令の組み込み関数

インテル® Advanced Vector Extensions (インテル® AVX) の組み込み命令は、IA-32 およびインテル® 64 アーキテクチャー向けの新しい SIMD 拡張命令のベクトル演算であるインテル® AVX 命令を呼び出すアセンブリー・コード関数です。インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 (インテル® SSE) とインテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 2 (インテル® SSE2) の倍精度浮動小数点組み込み関数に似ています。

インテル® AVX 組み込み関数のプロトタイプは、ヘッダーファイル immintrin.h 内にあります。

インテル® AVX 組み込み関数は、32nm テクノロジーの IA-32 およびインテル® 64 アーキテクチャーでサポートされ、インテル® AVX の新しい命令およびその他の 128 ビットの SIMD 拡張命令に直接対応付けられます。

インテル® Advanced Vector Extensions (インテル® AVX) では、256 ビットのベクトル処理機能が採用され、32nm プロセス以上で製造されたインテル® プロセッサー世代には 2 つのコンポーネントが含まれています。

機能の概要

インテル® AVX と FMA は、前世代の SIMD 命令拡張から包括的な機能向上を遂げています。例えば、次のような機能が向上しています。

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