インテル® oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットは、高忠実度なビジュアル体験を実現するレンダリングおよび レイトレーシング・ライブラリーのセットで、これらの種のワークロードを高速化するように設計されています。 このライブラリーを使用することで、CPU、将来の Xe または GPU のレンダリング・パフォーマンスをあらゆる規模で最適化し、 強力なインテルのハードウェアを最大限に活用することができます。クリエイター、科学者、エンジニアは、 このツールキットを使って、素晴らしいスタジオ・アニメーションやビジュアルエフェクトを開発したり、 科学的、産業的なビジュアライゼーションを作成したりすることで、ビジュアライゼーションの可能性を広げることができます。
詳細・新機能 技術情報インテル® oneAPI は、開発用途に合わせて 4 つのツールキットをご用意しています。
ベース・ツールキット | データ並列 C++ コンパイラーとパフォーマンス・ライブラリー |
ベース & HPC ツールキット | ベース・ツールキット + C/C++、Fortran コンパイラー & MPI 開発ツール |
ベース & IoT ツールキット | ベース・ツールキット + IoT 開発ツール |
ベース & レンダリング・ツールキット | ベース・ツールキット + レンダリング・ツール |
特定ユーザーライセンス、コンカレント・ライセンスが提供されています。
ライセンス規定の詳細はライセンスページを参照ください。
64 ノード以下の開発システムに対して、購入ライセンスで指定される数のユーザーを含む開発チームに製品を使用する許可を与えます。
64 ノード以上の開発システムを利用するすべてのユーザーに製品を使用する許可を与えます。
お客様の用途に応じて、4 種類のツールキットからお選びいただけます。
データ並列 C++ コンパイラーとパフォーマンス・ライブラリー
1 つのプログラミング・モデルで複数のアーキテクチャー (CPU、GPU、FPGA) にわたって高いパフォーマンスを発揮できるコードの開発を支援します。
ベース・ツールキット + C/C++、Fortran コンパイラー & MPI 開発ツール
C/C++、Fortran コンパイラーと MPI 開発ツールにより、CPU およびアクセラレーターまたはそれらのクラスターへ最適化された HPC アプリケーションの開発を支援します。
ベース・ツールキット + IoT 開発ツール
さまざまな IoT 開発ツールにより、スマートなコネクテッド・デバイスを構成する優れた IoT アプリケーションの開発を支援します。
ベース・ツールキット + レンダリング・ツール
さまざまなレンダリング・ツールにより、優れたビジュアライゼーション・アプリケーションやソリューションの開発を支援します。
製品 | ツールキット | ライセンス |
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インテル® oneAPI | ベース・ツールキット | 特 / 開 |
ベース & HPC ツールキット | 特 / 開 / ノ / サ | |
ベース & IoT ツールキット | 特 / 開 | |
ベース & レンダリング・ツールキット | 特 / 開 |
インテル® oneAPI ベース・ツールキット 2023 の機能に加え、主に以下の機能をご利用いただけます。
詳細は、リリースノートおよびインテル社公開の情報を参照ください。
同梱ライブラリー、ツールの新機能については各製品ページを参照ください。
※ レンダリングとビジュアル・コンピューティング向け機能については、インテル® oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットでのみサポートが提供されます。
インテル® oneAPI |
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ベース・ツールキット (旧製品: インテル® VTune™ プロファイラー、インテル® DAAL、インテル® MKL、インテル® IPP、インテル® TBB、インテル® System Studio for FreeBSD) |
ベース & HPC ツールキット | ベース & IoT ツールキット (旧製品: インテル® System Studio) |
ベース & レンダリング・ツールキット | インテル Fortran コンパイラー向けサポートサービス | |||
シングルノード (旧製品: インテル® Parallel Studio XE Composer Edition、Professional Edition) |
マルチノード ※2 (旧製品: インテル® Parallel Studio XE Cluster Edition) |
シングルノード | マルチノード ※2 | ||||
インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® DPC++ 互換性ツール | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® ディストリビューションの Python* | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® oneAPI ベース・ツールキット用インテル FPGA アドオン | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® oneAPI DPC++ ライブラリー | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® oneMKL 数値演算ライブラリー |
■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
インテル® oneDAL データ解析ライブラリー |
■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® oneTBB マルチスレッド・ライブラリー |
■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® oneVPL ビデオ処理ライブラリー |
■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® oneCCL コレクティブ・コミュニケーション・ライブラリー |
■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® oneDNN ディープ・ニューラル・ネットワーク・ライブラリー |
■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® IPP 画像処理ライブラリー |
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インテル® VTune™ プロファイラー パフォーマンス分析ツール |
■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® Advisor 並列化アドバイスツール |
■ | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | |
インテル® ディストリビューションの GDB システム全体のデバッグツール |
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インテル® C++ コンパイラー・クラシック | ■ | ■ | ■ | ||||
インテル® Fortran コンパイラー | ■ | ■ | ■ | ||||
インテル® (Visual) Fortran コンパイラー・クラシック | ■ | ■ | ■ | ||||
インテル® Cluster Checker クラスター診断エキスパート・システム |
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インテル® Inspector エラー検出ツール |
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インテル® MPI ライブラリー メッセージ・パッシング・ライブラリー |
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インテル® Trace Analyzer & Collector MPI アプリケーションのパフォーマンス分析ツール |
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Eclipse* IDE | ■ | ||||||
Linux カーネル・ビルド・ツール | ■ | ||||||
IoT 接続ツール | ■ | ||||||
インテル® Embree | ■ | ■ | |||||
インテル® OSPRay | ■ | ■ | |||||
インテル® Open Image Denoise | ■ | ■ | |||||
インテル® オープン・ボリューム・カーネル・ライブラリー | ■ | ■ | |||||
インテル® OpenSWR | ■ | ■ | |||||
取り扱い OS 環境 ※1 | W / L | W / L / M | W / L | W / L | W / L | W / L | W / L |
※1 | W: Windows* (Visual Studio*)、L: Linux* (GNU*)、 M: macOS* (XCode*) |
※1 | 対応動作環境の詳細は各製品のリリースノートを参照してください |
※1 | macOS* については、一部製品のみにて対応しています (※ バージョン 2024 のリリースに伴いサポートが終了いたします) |
※2 |
インテル®oneAPI ベース & HPC ツールキット、およびインテル®oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットでは、ターゲット・プラットフォームのメモリーシステムの種類により、シングルノードとマルチノードの 2 つの製品が提供されます。
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ベース・ツールキットの機能に加え、インテル® Xeon® スケーラブル ・プロセッサーやその他のインテル® CPU、そして将来的にはインテル® Xe アーキテクチャーの GPU 向けに最適化されたオープンソースのレンダリング・ライブラリーを使用して、パフォーマンス、忠実度、拡張性、コスト効率に優れたビジュアライゼーション・アプリケーションやソリューションを開発できます。
また、高価な GPU ローカルメモリーであっても最大 48 GB しか利用ができないところ、インテル® oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットを利用することで 1 ソケット最大 3TB のローカル・グラフィック・メモリーを使用できるようになります。
ハイパフォーマンスで機能豊富なレイトレーシング & 写実的なレンダリングを実現
現在の GPU レイトレーシング & レンダリングの能力では三角形や直線、B-スプライン曲線、複数セグメント・モーション・ブラー、また、クオータニオンによるモーションブラーのみサポートされていますが、 インテル® oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットを利用することでこれらの機能に加え、毛髪などの複雑な線や大幅にメモリー量を節約するマルチレベル・インスタンスなどの利用が可能となります。
機能一覧:
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三角形 | 四角形 | グリッド | Catmull-Clark サブディビジョン・サーフェス | 直線、曲線 & 法線に基づく曲線、線形、ベジェ、B-スプライン、エルミート、キャットムルーロム曲線 | 複数セグメント・モーション・ブラー |
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髪、毛、複雑な線 | レイクエリー | 最近傍点クエリー | クオータニオンによるモーションブラー | レイ・オリエンテッド・ディスク、球体 & 法線オリエンテッド・ディスク | 大幅にメモリー量を節約するマルチレベル・インスタンス |
スケーラブルで移植性の高い分散レンダリング API
現在の GPU レイトレーシング & レンダリングの能力ではジオメトリー、ボリューム、パス・トレーシング、化学的可視化の統合はサポートされていませんが、 インテル® oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットを利用することで結合されたジオメトリーやビジュアライズ用のレンダラー、大規模データセットなどの利用が可能となります。またインテル® OSPRay は CPU をサポートしています。
機能一覧:
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結合されたジオメトリー & ボリューム・レンダリング | すべてのプラットフォームで動作 | 新素材 | サイエンス・ビジュアライゼーション・レンダラー & パストレーサー |
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ジオメトリーの切断 | 12B パーティクル/10TB 大規模データセット | 拡張性 例: SES ジオメトリー、UStuttgart |
流線/パーティクル 球体/陰関数等値面 非多角形ジオメトリー |
AI によって高速化されたデノイザーが優れたビジュアル品質を実現
現在の GPU レイトレーシング & レンダリングの能力ではレイトレーシング用 AI Denoising フィルター (オフライン & インタラクティブ) や複数入力の機能バッファー (HDR/LDF カラー、アルベド、通常) のみサポートされていますが、 インテル® oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットを利用することでこれらの機能に加え、簡単かつ安定した C++ API などの利用が可能となります。またインテル® Open Image Denoise ではほとんどの CPU で実行が可能です。
機能一覧:
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レイトレーシング用 AI Denoising フィルター (オフライン & インタラクティブ) | ほとんどすべての CPU で実行(インテル® Xeon® CPU/インテル® Core™ CPU) | 簡単 & 安定した C/C++ API |
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複数入力の機能バッファー (HDR/LDF カラー、アルベド、通常) |
ライトマップのサポート | トレーニング・ツールキット同梱 |
3D 空間データ処理のレンダリング & シミュレーション
現在の GPU レイトレーシング & レンダリングの能力では構造体や VDB (疎構造) のボリュームタイプのみサポートされていますが、 インテル® oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットを利用することでこれらの機能に加え、球形構造体やアダプティブ・メッシュ細分化などへの対応が可能となります。またインテル® オープン・ボリューム・カーネル・ライブラリーには Ray-Based Interval interation などの API がすでに含まれています。
機能一覧:
ボリュームタイプ | ![]() |
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構造体 | VDB (疎構造) | 球形構造体 | アダプティブ・メッシュ細分化 | 非構造体 | パーティクル |
API | ![]() |
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インテル® oneAPI 2023.0 は、以下の Windows* および Linux* で動作テストが行われました。
ご利用中のデバイスに適したリンクの手順に沿って、ドライバーをインストールしてください。
インテルの GPU につきましては、こちらの記事からご利用中のデバイスに適した手順をご確認ください。
以下のディストリビューションは、大半のコンポーネントでサポートされています。
ホスト / ターゲット OS |
Linux*
Windows*
macOS*
|
コンポーネント | 概算ディスク容量 |
---|---|
インテル® Embree | 100MB |
インテル® Open Image Denoise | 50MB |
インテル® OpenSWR | バイナリーは提供されていません。 |
インテル® オープン・ボリューム・カーネル・ライブラリー (VKL) | 30MB |
インテル® OSPRay | 20MB |
インテル® OSPRay Studio | <10MB |
インテル® rkcommon ライブラリー | 10MB |
インテル® rkUtil superbuild | <1MB |
インテル® Implicit SPMD Program Compiler | 75MB |
インテル® oneTBB (ベース・ツールキットの同梱コンポーネント) | 500MB |
すべてのコンポーネント | 1.1 GB |
インテル® 64 ベースのアーキテクチャーにおけるハードウェア・プラットフォームは、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 4.2 (インテル® Open Image Denoise は 4.1) をサポートしている必要があります。完全なソフトウェアの最適化は、インテル® アドバンスト・ベクトル・エクステンション 512 (インテル® AVX-512) で実装されています。
プロセッサー |
インテル® 64
ARM
|
各コンポーネントごとに要件が異なります。
インテル® Embree |
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インテル® オープン・ボリューム・カーネル・ライブラリー (VKL) |
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インテル® Open Image Denoise |
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インテル® OSPRay |
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インテル® OSPRay Studio |
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インテル® oneAPI レンダリング・ツールキット rkCommon ライブラリー |
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インテル® oneAPI レンダリング・ツールキット rkUtil superbuild スクリプト |
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インテル® OpenSWR |
インテル® OpenSWR は、Mesa* 3D グラフィックス・ライブラリー内のガリウムドライバーとしてビルドされます。インテル® OpenSWR のビルドの前提条件や手順については、インテル® OpenSWR のウェブサイト (英語) を参照してください。 ※ インテル® OpenSWR は、Mesa* OpenGL* オープンソース・コミュニティー・プロジェクトの一部として提供されています。ビルドおよびデプロイメントに関する情報は、Mesa* 所有のガイド (英語) を参照してください。 |
Microsoft* Visual Studio* 2019 またはそれ以降の使用が推奨されます。
2022年12月19日、インテル® oneAPI 2023 の販売を開始します。
過去に製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、すぐにバージョン 2023 を無料でダウンロードしてご利用いただけます。
インテル® oneAPI 2023 の初期リリースには、最新のインテル® DPC++/C++ コンパイラー 23.0 およびインテル® Fortran コンパイラー 23.0 の英語版が含まれます。
技術サポートが提供される対象バージョンは製品ごとに異なりますので、サポート対象のバージョンに関する記載をご確認ください。
2021年 12月 23日、インテル® oneAPI 2022 の販売を開始しました。過去に製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、すぐにバージョン 2022 を無料でダウンロードしてご利用いただけます。
2021年 12月 23日に提供が開始されたインテル® oneAPI 2022 の初期リリースには、最新のインテル® DPC++/C++ コンパイラー 22.0 およびインテル® Fortran コンパイラー 22.0 の英語版が含まれます。日本語版のインテル® コンパイラーをご利用いただく場合、インテル® Parallel Studio XE 製品を引き続きご使用ください。
技術サポートが提供される対象バージョンは製品ごとに異なりますので、サポート対象のバージョンに関する記載をご確認ください。
バージョン 2021 より、インテル® Parallel Studio XE、インテル® System Studio が「インテル® oneAPI」に名称統一され、ベース・ツールキット、ベース & HPC ツールキット、ベース & IoT ツールキット、ベース & レンダリング・ツールキットの 4 つのツールキットとなりました。
新旧名称の対比については、 こちらを参照ください。
2020年 12月 8日、インテル® oneAPI 2021 の販売を開始しました。過去に製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、インテル® oneAPI ツールキット製品を無料でダウンロードしてご利用いただけます。
インテル® oneAPI ツールキット製品には、最新インテル® コンパイラー 21.1 の英語版が含まれています。インテル® コンパイラーの日本語版は同梱されていません。日本語版をご利用いただく場合、インテル® Parallel Studio XE 製品を引き続きご使用ください。
また、インテル® oneAPI 2021 をご利用、ご評価いただき、新機能などの新バージョンに関するご意見をお聞かせいただいた方の中から抽選で 30 名様にプレゼントが当たるキャンペーンを実施中です。この機会に、ぜひ最新バージョンをお試しください。
キャンペーンの応募条件に関する詳細につきましては、こちらのキャンペーン専用ページをご参照ください。
これらのライブラリーは、oneAPI イニシアチブと連携して、コミュニティーによる仕様策定や定義が進められている oneAPI ライブラリー仕様の一部であるためです。
次世代のインテル® コンパイラー・テクノロジーは LLVM ベースで、データ並列 C++ または OpenMP* オフロードでアクセラレーター・テクノロジーをターゲットにすることができます。
インテル® Fortranコンパイラー・クラシックおよびインテル® C++ コンパイラー・クラシックは、インテル® Parallel Studio XE およびインテル® System Studio (C++ のみ) の一部として提供されているコンパイラーで、CPU に特化した開発を行うユーザー向けに引き続きサポートされます。
ベータ版インテル® Fortran コンパイラーは CPU をターゲットとする開発とインテルの GPU への OpenMP* オフロードをサポートし、インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーはインテルの CPU、GPU、FPGA をターゲットとする開発をサポートします。
いいえ。サポートされている言語ごとに (C++、Fortran、または C++ と Fortran のバリエーション) 製品が販売されていたのはインテル® Parallel Studio XE までです。インテル® oneAPI ベース & HPC ツールキットでは、サポートされているすべての言語が製品に含まれています。
いいえ。インテル® oneAPI ベース・ツールキット、インテル® oneAPI ベース & HPC ツールキット、インテル® oneAPI ベース & IoT ツールキット、インテル® oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットの商用製品では、各ツールキットはサポートしているすべての OS に対応しており、OS による製品のバリエーションはありません。ホストおよびターゲット・プラットフォーム向けにサポートされているすべての OS にアクセスできます。OS サポートについては、各ツールキットのシステム要件を参照してください。すべてのコンポーネントがすべての OS でサポートされているわけではないことに注意してください。
インテル®oneAPI ベース & HPC ツールキット、およびインテル®oneAPI ベース & レンダリング・ツールキットでは、ターゲット・プラットフォームのメモリーシステムの種類により、シングルノードとマルチノードの 2 つの製品が提供されます。
インテル® Parallel Studio XE とインテル® oneAPI ツールキットの対応については、新旧製品名一覧を参照してください。
いいえ。これらの「アドオン」ツールキットは、インテルの最新プラットフォームを対象とする開発ニーズを満たす完全なツールスイートの一部として、インテル® oneAPI ベース・ツールキットとともに使用するものです。スタンドアロンでは購入できません。
データ並列 C++ は C++ ベースで Khronos の SYCL* を統合しており、データ並列処理とヘテロジニアス・プログラミングをサポートします。言語拡張は、データ並列プログラミングを簡素化する拡張とともに、コミュニティー・プロジェクトを通じて推進されます。これらの拡張は、短期的には SYCL* 仕様の将来のバージョンに、長期的には ISO C++ 標準規格に含めることが提案されています。
データ並列 C++ は、CPU とアクセラレーターに並列プログラミングの生産性とパフォーマンスを提供する oneAPI の主要言語です。DPC++ の目標は、プログラミングを簡素化し、さまざまなハードウェア・ターゲットでコードを再利用できるようにしつつ、特定のアクセラレーター向けのチューニングも可能にすることです。データ並列 C++ は C++ ベースで Khronos SYCL* を統合しており、データ並列処理とヘテロジニアス・プログラミングをサポートします。言語拡張は、データ並列プログラミングを簡素化する拡張とともに、コミュニティー・プロジェクトを通じて推進されます。これらの拡張は、短期的には SYCL* 仕様の将来のバージョンに、長期的には ISO C++ 標準規格に含めることが提案されています。
oneAPI DPC++ コンパイラーを含む、多くのライブラリーとコンポーネントはすでにオープンソースであるか、間もなくオープンソースになる可能性があります。オープンソースの要素は、oneapi.com (英語) で確認できます。
oneAPI の言語、DPC++、およびライブラリーの仕様は、ほかのハードウェア・ベンダーが使用できるように公開されており、インテルでは各社に oneAPI の採用を推奨しています。独自の oneAPI 実装を作成して特定のハードウェア向けに最適化するかどうかは、各ベンダーや業界関係者次第です。例えば、Codeplay* は、NVIDIA* GPU 向けのハイパフォーマンス・コードを生成するため、オープンソースの DPC++ コンパイラーに NVIDIA* コンパイラー・バックエンドを提供しています。
oneAPI 仕様は、複数のベンダーの幅広い CPU とアクセラレーターをサポートするように設計されています。ベータ版インテル® oneAPI リファレンス実装は、現在、インテル® CPU (インテル® Xeon® プロセッサー、インテル® Core™ プロセッサー、Intel Atom® プロセッサー)、インテル® Arria® FPGA、インテル® Stratix® 10 FPGA、および将来のインテル製ディスクリート・データセンター GPU 向けプロキシー開発プラットフォームとして第 9 世代および第 11 世代インテル® プロセッサー・グラフィックスをサポートしています。今後も、その他のインテルのアクセラレーター・アーキテクチャーが追加される予定です。
いいえ。直接実行することはできませんが、1 つのハードウェア・アーキテクチャーに「固定」されていると感じ、ハードウェアをより自由に選択できる言語にコードを移行したいと考えている CUDA* 開発者を支援するため、インテル® DPC++ 互換性ツールを提供しています。
oneAPI は、インテルのハードウェアだけでなく、さまざまな種類のプロセッサーとアクセラレーターの開発を簡素化するように構築されています。ダイレクト・プログラミング・コンポーネントと API ベースのプログラミング・コンポーネントの両方を含む標準およびオープン仕様に基づいており、広範なエコシステムの採用およびイノベーションを可能にします。
インテルは、コラボレーションを促進し、新しい機能と拡張機能を構築するため、DPC++ (oneAPI で使用されるダイレクト・プログラミング言語) のオープン・コミュニティー・プロジェクトを立ち上げました。イニシアチブに参加している企業は、オープン仕様を使用して、oneAPI ベースの独自の実装を構築できます。
oneAPI には、Khronos Group の SYCL* 仕様を統合した C++ ベースのデータ並列 C++ (DPC++) と呼ばれる、ダイレクト・プログラミング向けの統一された言語が含まれています。また、サポートされるすべてのプラットフォームで、並列処理を実装して高水準言語のネイティブ・パフォーマンスを実現する各種パフォーマンス・ライブラリーを含む API ベースのプログラミングも含まれています。
いいえ。oneAPI は、C、C++、Fortran、Python*、MPI、OpenMP* などの既存の言語やプログラミング・モデルと共存できます。アプリケーションが CUDA* で記述されている場合は、一部のコードの書き直しが必要になることがあります。CUDA* から oneAPI への移行を支援するため、CUDA* 開発者向けにインテル® DPC++ 互換性ツールを提供しています。移行できなかったコードは、ツールの実行後に手動で編集する必要があります。
データセントリックな分野の特殊なワークロードには、強力な CPU から専用の AI シリコンまで、多様なコンピューティング・エンジンが必要となります。現在、データセントリックなハードウェアでは、異なる言語、ライブラリー、ソフトウェア・ツールを使用してプログラムされた個別のコードベースを維持しなければならないのが一般的です。これは複雑で、開発者は多くの時間を費やす必要があり、アクセラレーションとイノベーションの妨げとなります。インテルとそのエコシステムは、oneAPI を利用して、クライアントからデータセンター、エッジ、5G 通信など、さまざまな処理エンジンをサポートする統一されたソフトウェア・アーキテクチャーを構築しています。
最新のマルチコア・プラットフォーム向けに最適化を行うことが、インテル® プロセッサーの性能を最大限に引き出すための最良の方法です。インテル® ソフトウェア開発ツールと最新のプログラミング・モデルを採用することにより、プログラミングの投資を無駄にすることなく、新しいプロセッサー・テクノロジーを導入することができます。C/C++ プログラマーは、インテル® oneAPI ツールキットに含まれているインテル® スレッディング・ビルディング・ブロック (インテル® TBB) から始めると良いでしょう。インテル® TBB は、並列処理を活用するタスクベースの抽象化を、移植性とスケーラビリティーに優れ、安定性を備えた、将来にも対応できるタスク/データ並列モデルのセットとともに提供します。これらのモデルは既存のアプリケーションに簡単に統合でき、ソフトウェアおよびハードウェアの投資を保護します。
Fortran プログラマーおよび多くの C プログラマーは、OpenMP* に注目すべきです。
インテル® oneAPI ツールキット製品の 30 日間の評価版をダウンロードできます。評価ライセンスをリクエストした後、評価版ダウンロード専用フォームから発行される 13 桁のシリアル番号を添えて弊社までお問い合わせいただいた場合、評価期間中に無料のサポートを受けることができます。
インテル® oneAPI の評価版は、 こちらからダウンロードできます。
インテル® Parallel Studio XE Composer Edition for macOS の対応状況について以下に記載します。
最新の情報については、リリースノート、および
Compatibility of Intel® Compiler for macOS* and Xcode* (インテル社、英語) も参照ください。
Xcode* 12.0 |
バージョン 2020 update1 までの時点ではサポートされていません。 旧バージョンの Xcode* は、Apple 社 Web ページ (Downloads for Apple Developers) よりダウンロードすることができます。 ※ この Web ページへのアクセスには、Apple ID が必要になります。 |
Xcode* 11.x |
バージョン 2020 Initial Release で統合、動作のサポートがされました。 バージョン 2020 update1 以降の変更点:Fortran コンパイラーでは Xcode* への統合機能は廃止されました。 製品をインストールおよび使用するには、引き続き以下の手順にて「Command Line Tools」のインストールが必要です。
|
Xcode* 10.3 |
バージョン 2019 update5 で統合がサポートされました。 |
Xcode* 10.2 |
バージョン 2019 update4 で統合がサポートされました。 |
Xcode* 10.1 |
バージョン 2019 update3 で統合がサポートされました。 |
Xcode* 10 |
バージョン 2019 update1 で統合、動作のサポートがされました。 注意: Xcode* 10 以降でインテル コンパイラーを使用する Xcode プロジェクトをビルドするには、Xcode のアプリケーションメニュー、File > Project Settings... より設定ダイアログを開き、Build System について "Legacy Build System" に切り替える必要があります。以下インテル社のページ (英語) もご参照ください。 |
Xcode* 9.4 |
バージョン 2019 Initial Release、バージョン 2018 update4 で統合がサポートされました。 |
Xcode* 9.3 |
バージョン 2018 update3 で統合がサポートされました。 |
Xcode* 9.2 |
バージョン 2018 update2 で統合、動作のサポートがされました。 |
Xcode* 9/9.1 |
バージョン 2018 update1 で統合、動作のサポートがされました。 |
Xcode* 6.3.2 より、Xcode* への統合をインストールした後で Xcode* を起動すると、初回のみダイアログが表示されます。
インテル® コンパイラーの Xcode* への統合を利用するには [Load Bundle] をクリックしてください。[Skip Bundle] を選択してしまった場合には、以下の手順でダイアログを再表示させ、[Load Bundle] を選び直してください。
defaults delete com.apple.dt.Xcode DVTPlugInManagerNonApplePlugIns-Xcode-6.3.2
Xcode* 5.1 より [Command Line Tools] のインストール方法が変更されております。製品をインストールする前に、以下の手順にてインストールしてください。
xcode-select --install
製品を利用いただくには、以下の手順にて「Command Line Tools」もインストールする必要があります。 インストールされていない場合には、製品のインストール時に次のようなメッセージが表示され、インストールを続行できません。手順に従い作業を進めてください。
Command Line Tools for Xcode were not found.
製品バージョン 2013 SP1 以前では、現在 Mac App Store よりダウンロード、またはアップデート可能な Xcode* をサポートしていません。対応する旧バージョンの
Xcode* は、Apple 社 Web ページ ( Downloads for Apple Developers) よりダウンロードすることができます。 ※ この Web ページへのアクセスには、Apple
Developer ID が必要になります。登録されていない場合には、 Register as Apple Developer (無料会員登録) にてご登録ください。
例として、製品バージョン 2013 (Initial Release) は "Xcode* 4.4.1" との組み合わせでインストールできます。ダウンロードした .dmg
ファイルを開き、中にある Xcode* (Xcode.app) を "アプリケーション" フォルダ (/Applications) にコピーしてください。Xcode* 4.3
以上とともに利用する場合には「Command Line Tools」のインストールも必要になります。
製品バージョン 2015 および以降のリリースでは、上記の環境はサポートされなくなりました。 有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、製品バージョン 2013 SP1 をダウンロードして利用いただけます。
購入時の製品シリアル番号を用いてインテル® レジストレーション・センターで製品の登録を行い、ライセンス・ファイル (拡張子が .lic のファイル) を取得します。その後、取得したライセンス・ファイルを所定のディレクトリーに配置すれば製品版として使用することができます。
具体的な手順、ライセンスファイルの配置場所は 製品登録 & ダウンロードページのシリアル番号の登録方法を参照ください。
インテル® レジストレーション・センターで操作します。
操作手順やよくあるご質問、トラブルシューティングは、インテル
® レジストレーション・センター操作マニュアルを参照ください。
インテル® レジストレーション・センターで操作します。
操作手順やよくあるご質問、トラブルシューティングは、インテル
® レジストレーション・センター操作マニュアルを参照ください。