インテル® OpenSWR

ハイパフォーマンスでスケーラブルな OpenGL* 互換のソフトウェア・ラスタライザーを提供します。
インテル® ベース & レンダリング・ツールキットに同梱されています。

関連情報
[お知らせ一覧]

高いレンダリング・パフォーマンスを実現

OpenSWR は、改変されていない可視化ソフトウェアの使用を可能にするハイパフォーマンスでスケーラブルな OpenGL* 互換のソフトウェア・ラスタライザーを提供します。これにより、GPU ハードウェアが利用できない場合や制限がある場合でも、データセットを操作できます。OpenSWR は完全に CPU ベースであり、ノートパソコンからワークステーションや HPC システムの計算ノードまで、あらゆる環境で動作します。

OpenSWR は、内部で LLVM 上に構築されており、インテル® アドバンスド・ベクトル・エクステンション (AVX、AVX2、AVX512) などの最新の命令セットの全てを活用して、高いレンダリング・パフォーマンスを実現します。以下のグラフは、実際のアプリケーション・シナリオにおける Mesa llvmpipe に対する OpenSWR の圧倒的な優位性を示しています。

OpenSWR は Mesa に完全に統合され、OpenGL* 3.3 Core と OpenGL* 3.0 互換性コンテキストの多くをサポートする SWR レンダラーを提供します。標準的な Mesa の環境変数は、OpenSWR と llvmpipe のソフトウェア・レンダラーをランタイムで切り替える機能を提供します。

詳細については、SC15 のインテル® HPC Developers Conference で発表された「OpenSWR 概要」をご覧ください。

詳細

スイート製品に同梱

インテル® OpenSWR は単体販売しておりません。以下製品に同梱されます。

インテル® oneAPI ベース & レンダリング・ツールキット

さまざまなレンダリング・ツールにより、優れたビジュアライゼーション・アプリケーションやソリューションの開発を支援します。

ギャラリー

マグネティック・リコネクションの時系列アニメーションはこちらからご覧になれます。

"ドートン・マグネティック・リコネクション" の等値面

  • ParaView で生成し、OpenSWR でレンダリングした 10243 ドートン・マグネティック・リコネクションのボリューム・データセットの等値面です。
  • 生成された等値面には、20M と 85M の三角形が含まれています。 (タイムスライスに依存する)
  • インテル® Core™ i7-4790、32GB のメモリを搭載したワークステーションで、ParaView 4.1 をそのまま使用しています。

このモデルは Bill Daughton 氏 (LANL) と Berk Geveci 氏 (KitWare) の許可を得て使用しています。シミュレーションにおける詳しい情報はこちらから。

プラズマ・サイクロンの時系列アニメーションはこちらからご覧になれます。

"ウェンデル・プラズマ・サイクロン" の等値面

     
  • ParaView で生成し、OpenSWR でレンダリングした 2573 ウェンデル・ホートン rF13 プラズマ・ボーテックスのボリューム・データセットの等値面です。
  •             
  • インテル® Core™ i7-4790、32GB のメモリを搭載したワークステーションで、ParaView 4.1 をそのまま使用しています。

このモデルは Wendell Horton 氏と Anne Bowen 氏 、Greg Foss 氏 (テキサス・アドバンスド・コンピューティング・センター) の許可を得て使用しています。Horton 博士の魅力的なプラズマ研究について、さらに詳しい情報はこちらから。

CM1 トルネードの時系列アニメーションはこちらからご覧になれます。

"CM1 トルネード" の等値面

     
  • VisIt で生成し、OpenSWR でレンダリングした CM1 トルネード・シミュレーションのボリューム・データセットの等値面です。
  • 生成された等値面には、1000 ステップの時刻刻みごとに 700 万個以上の三角形が含まれています。
  • VisIt 3.0-beta をデュアルソケットのインテル® Xeon™ E5-2699 v4 ワークステーションに 128GB のメモリーを搭載して使用したものです。

このモデルは Leigh Orf 氏 (ウィスコンシン大学) の許可を得て使用しています。トルネードの可視化について、さらに詳しい情報はこちらから。
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製品セミナーや関連イベントをご紹介。

米インテル社の製品情報を日本語に翻訳して公開中。

クラスターシステムの性能解析ツールです。

世界最大規模のクラスターユーザーの 70% が活用しているデバッガー & プロファイラーです。

プロセッサー

インテル® プロセッサー、インテル® コプロセッサー、および互換プロセッサーをサポートします。

  • インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー以上
  • インテル® Xeon® スケーラブル プロセッサー・ファミリー推奨
オペレーティング・システム

複数オペレーティング・システム上で同じ API を使用してアプリケーションを開発できます。

  • Microsoft* Windows 7 (非推奨)、10
  • Microsoft* Windows Server* 2012 (非推奨)、2012 R2 (非推奨)、2016、2019
  • Red Hat* Enterprise Linux* 7、8
  • Fedora* 31
  • CentOS* 7、8
  • SUSE* Linux Enterprise Server* 12、15
  • Ubuntu* LTS 16.04、18.04、20.04
  • Debian* 9、10
  • Amazon Linux 2
サポートするコンパイラーと開発環境
  • インテル® C++ コンパイラー 17.0 以上
  • インテル® Fortran コンパイラー 17.0 以上
  • Microsoft* Visual Studio* コンパイラー 2013 (非推奨)、2015 (非推奨)、2017 (Windows*)
  • GNU*: C、C++、Fortran 77 3.3 以上および Fortran 95 4.4.0 以上 (Linux*)
言語

C/C++、Fortran

  • 最新の情報は、製品または評価版に同梱されているリリースノートを参照ください。

お知らせ

2021年 12月 7日、インテル® MPI ライブラリー 2022 が同梱されるインテル® oneAPI 2022 の販売を開始しました。

過去に製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、すぐにバージョン 2022 を無料でダウンロードしてご利用いただけます。

2020年 12月 9日、インテル® MPI ライブラリー 2021 が同梱されるインテル® oneAPI 2021 の販売を開始しました。

過去に製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、すぐにバージョン 2021 を無料でダウンロードしてご利用いただけます。

2019年 12月 18日、インテル® Parallel Studio XE 2020 を販売開始しました。

インテル Parallel Studio XE 2020 初期リリースの時点では、インテル MPI ライブラリーの最新バージョンは 2019 update 6 となります。サポートサービスの有効期間中に後継となる新バージョンがリリースされた場合、その新バージョンも無料でダウンロードし、利用いただけます。

2018年 9月 13日、インテル® MPI ライブラリー 2019 を販売開始しました。

過去に製品をご購入いただき、現在有効なサポートサービスをお持ちのお客様は、すぐにバージョン 2019 を無料でダウンロードしてご利用いただけます。

FAQ

インテル® MPI ライブラリーには開発者ライセンスとランタイムライセンスがあります。インテル® MPI ライブラリー・ベースのアプリケーションのユーザーが、アプリケーションを再リンクしてユーザーが作成したサブルーチンを追加する場合、同じマシンに 2 つのライセンス (開発者およびランタイム) が必要です。ユーザーが MPI コードを実際に記述する (MPI_* 関数を直接呼び出す) 場合、開発者ライセンスが必要です。 ランタイムライセンスには、インテル® MPI ライブラリー・ベースのアプリケーションを実行するために必要なものがすべて含まれています。ライセンスは無料で、ライセンスの期限はありません。開発者ライセンスには、アプリケーションをビルドおよび実行するために必要なものがすべて含まれています。ライセンスは有料で、ライセンスの期限はありません。インテル® MPI ライブラリー・ベースのアプリケーションを実行するために必要なコンポーネントを無料で再配布できます。

いいえ。ISV がインテル® MPI ライブラリーを製品とともに出荷する場合、現在は 3 つの異なるモデルがあります。

  1. ISV は、開発キットに含まれているインテル® MPI ライブラリーのランタイム・コンポーネントを再配布できます (再配布可能なファイルの一覧は、インテル® MPI ライブラリーのインストール・ディレクトリーにある redist.txt ファイルを参照してください)。

  2. ユーザーがインテル® MPI ライブラリーをシステム・コンポーネントとしてインストールする場合、ランタイム環境キットをインテル® MPI ライブラリー製品ページから無料でダウンロードできます。

  3. インテル® MPI ライブラリー RTO (ランタイム環境) をベンダーが事前にインストールしてアプリケーションとともに出荷できます。

インテル® MPI ライブラリーは、単体製品またはインテル® Parallel Studio XE Cluster Edition 製品のコンポーネントとしてご購入いただけます。
無償評価版は、 こちらのページからご登録いただけます。製品名にて、インテル® Parallel Studio XE 製品をお選びください。

製品をご購入後は、 インテル® ソフトウェア開発製品レジストレーション・センターからインテル® MPI ライブラリー for Linux* またはインテル® MPI ライブラリー for Windows® のパッケージを入手できます。

はい。インテル® MPI ライブラリー for Windows® を利用できます。

インテル® MPI ライブラリー・ランタイム環境は以下リンクから申し込むことで、無償にてダウンロードいただけます。

申し込み後は、 インテル® レジストレーション・センターからランタイム環境のダウンロードが可能です。

インテル® レジストレーション・センターで操作します。
操作手順やよくあるご質問、トラブルシューティングは、インテル® レジストレーション・センター操作マニュアルを参照ください。

» マニュアルはこちら

最新版、または旧バージョンのダウンロードは、インテル® レジストレーション・センターで行います。
詳細は以下ページを参照ください。

» 製品登録 & ダウンロード