インテル® DAAL プログラミング・ガイド

詳細

サイズ pn 特徴ベクトル x1=(x11,…,x1p),..., xn=(xn1,…,xnp)、クラスラベルのベクトル y=(y1,…,yn)、ここで yiK = {0, ..., J-1} は特徴ベクトル xi が属するクラス、J はクラスの数で、多クラス LogitBoost 分類器を作成します。

訓練段階

LogitBoost モデルは、Friedman メソッド [Friedman00] を使用して訓練されます。

yi,j = I {xij} をクラス j に属する i 番目の特徴ベクトルの指標とします。以下のスキーム (stump 弱学習器を使用) は、アルゴリズムの主要なステップを示しています。

  1. 重み wij = 1/n, Fj(x) = 0, pj(x) = 1/J, i = 1,...,n, j =0,...,J-1 で開始します。

  2. m=1,...,M で繰り返します。

    繰り返し開始

    • j = 1,...,J で繰り返します。
    • 繰り返し開始
      • (i) j 番目のクラスの応答と重みを計算します。

        wij = pi (xi)(1-pi (xi)), wij = max(zij,Thr1)

        zij= (yij - pi (xi)) /wij, zij = min(max(zij,-Thr2),Thr2)

      • (ii) stump ベースのアプローチを使用し、zij の重み付けした最小 2 乗回帰を重み wijxi にして、関数 fmj (x) に当てはめます。
    • 繰り返し終了

    繰り返し終了

モデル訓練の結果は M stump のセットです。

予測段階

LogitBoost 分類器と r 特徴ベクトル x1,…,xr で、特徴ベクトルが属するクラスのラベル argmaxjFj(x) を計算します。