本書は、インテル(R) インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ (インテル(R) IPP) Windows 版 (IA-32 インテル(R) アーキテクチャー用) のインストール方法および設定方法を説明します。インストールは複数のステップからなります。インストールを開始する前に、本書を最後までお読みください。新機能および変更された機能を含む、製品の内容についての情報は、リリースノートを参照してください。
インテル IPP Windows 版 (IA-32 インテル(R) アーキテクチャー用) の以前のバージョンをインストールしている場合、このバージョンをインストールする前にアンインストールする必要はありません。以前のバージョンをアンインストールする場合、このバージョンをインストールする前またはインストールした後にアンインストールできます。インテル IPP 5.1 Windows 版をインストールしている場合、このバージョンをインストールする前にアンインストールする必要があります。
1) インテル IPP 5.1 Windows 版 (IA-32 インテル(R) アーキテクチャー用)
2) インテル IPP 5.1 Windows 版 (インテル(R) Itanium(R) アーキテクチャー用)
3) インテル IPP 5.1 Windows 版 (インテル(R) エクステンデッド・メモリー 64 テクノロジー (インテル(R) EM64T) ベース・プラットフォーム用)
Microsoft* によって行われた、Windows の呼び出し規則における互換性の変更により、インテル C++ コンパイラー 8.1.015 より前のバージョンと Build 1289 より前の Microsoft Platform SDK を使用して、インテル EM64T システム用にコンパイルされたコードは、コンパイラー 9.0 および Build 1289 以降の Platform SDK を使用して再コンパイルする必要があります。この再コンパイル作業を行わないと、Windows XP Professional x64 Edition および Windows Server* 2003 x64 Edition を含む、Microsoft Windows の新しいバージョンで実行したときに予期できないエラーが発生する可能性があります。
サポートしている OS (インテル IPP は、次の OS で動作確認されています)
サポートしている C コンパイラー (インテル IPP は、次のコンパイラーで動作確認されています)
4) インテル IPP 5.1 Windows 版 (インテル(R) PXA27x プロセッサー用)
インテル Pentium 4 プロセッサー 1.5GHz、512MB RAM またはそれ以上
アプリケーションを実行するためのソフトウェア要件
5) インテル IPP 5.1 Windows 版 (インテル(R) IXP4XX ネットワーク・プロセッサー・プロダクト・ライン用)
インテル IXP4XX ネットワーク・プロセッサー・プロダクト・ライン用アプリケーションを実行するためのソフトウェア要件
推奨するドキュメント・ビューアー
インテル IPP をインストールする前に、インテル(R) プレミアサポートの [File Downloads] セクションで、新しいバージョンまたはアップデートがないか確認してください。CD のバージョンまたはダウンロードしたバージョンは最新でない場合があります。インテル・プレミアサポートからファイルをダウンロードするには、登録が必要です。詳細は、テクニカルサポートを参照してください。
インテル IPP の暗号化については、http://www.intel.com/software/products/ipp を参照してください。
注 : インストールを正しく行うには、Microsoft Internet Explorer バージョン 6.0 またはそれ以降がインストールされている必要があります。
注: インテル IPP 5.1 Windows 版 (IA-32 インテル・アーキテクチャー用) のデフォルト・インストール・ディレクトリーは C:\Program Files\Intel\IPP\5.1\<arch>
です。
w_ipp_<arch>_p_5.1.xxx.exe
) をダブルクリックしてください。C:\Program Files\Intel
) を使用するか、別のディレクトリーを選択します。選択したディレクトリーに、\IPP\5.1\<arch>
という名前のディレクトリーが作成されます。すべてのファイルはこのディレクトリーにインストールされます。インテル IPP 5.1 をインストールしても、インテル IPP の以前のバージョンは削除されません。以前のバージョンを残す場合は、ビルドスクリプトが目的のインテル IPP のバージョンを使用する設定になっているか確認してください。PATH
、LIB
、および INCLUDE
環境変数に登録する情報を設定します。インストールが完了した後、tools\env
ディレクトリーにバッチファイル ippenv.bat
が作成されます。このファイルを使用して、ユーザーシェルで環境変数を設定します。
- システムの Windows インストーラーのバージョンが 2.0 よりも古い場合、インテル IPP インストーラーは Windows インストーラーを自動的にアップグレードします。インストールが完了した後にシステムを再起動する必要があります。
- 一部のウイルス対策ソフトウェアでは、インストールで使用するスクリプトが実行できない場合があります。この場合、スクリプトのブロック機能をオフにするか、一時的にスクリプトを実行可能に設定してください。
注意: 評価版ライセンスを使用していて商用版ライセンスにアップグレードする場合は、インテル IPP インストーラーを再度実行する必要があります。商用版のシリアル番号を取得した後、Setup.exe を再度実行して、(上記のステップ 4 で) そのシリアル番号を入力してください。必要なインテル IPP ファイルがインストールされます。
Intel Software Setup Assistant に関する既知の問題
インテル IPP をアンインストールするには、「コントロール
パネル」から「プログラム/
アプリケーションの追加と削除」を選択します。
注: インテル IPP をアンインストールしても、対応するライセンス・ファイルは削除されません。
インテルでは、お客様からのフィードバックを非常に重視しております。本製品で提供されるツールについてのテクニカルサポートおよび FAQ や製品のアップデート情報を含むテクニカル情報を利用するには、https://premier.intel.com でインテル(R) プレミアサポート・アカウントに登録してください。この製品のシリアル番号はここで登録してください。
登録できない場合やプレミアサポート・アカウントにアクセスできない場合は、こちらからご連絡ください。
注: 代理店がこの製品のテクニカルサポートを行っている場合は、インテルではなく代理店までご連絡ください。
インテル IPP の FAQ、ヒント、ユーザーフォーラム、およびその他のサポート情報は、ここ (英語) を参照してください。
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機能や命令の中に「予約済み」または「未定義」と記されているものがありますが、その機能が存在しない状態や何らかの特性を設計の前提にしてはなりません。これらの項目は、インテルが将来のために予約しているものです。インテルが将来これらの項目を定義したことにより、衝突が生じたり互換性が失われたりしても、インテルは一切責任を負わないものとします。
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