インテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ 8.2 ユーザーズガイド
インテル® IPP のインストールが完了すると、インテル® IPP インストール・ディレクトリーの bin サブディレクトリーにあるスクリプトファイルの 1 つを使用して、コマンドシェルで環境変数を設定できます。
Windows*:
ia32/ippvars_ia32.bat |
IA-32 アーキテクチャーの場合 |
intel64/ippvars_intel64.bat |
インテル® 64 アーキテクチャーの場合 |
ippvars.bat |
IA-32 およびインテル® 64 アーキテクチャーの場合 |
Linux* および OS X*:
アーキテクチャー | シェル | スクリプトファイル |
---|---|---|
IA-32 | C | ia32/ippvars_ia32.csh |
IA-32 | Bash | ia32/ippvars_ia32.sh |
インテル® 64 | C | intel64/ippvars_intel64.csh |
インテル® 64 | Bash | intel64/ippvars_intel64.sh |
IA-32 およびインテル® 64 | C | ippvars.csh |
IA-32 およびインテル® 64 | Bash | ippvars.sh |
ippvars スクリプトを使用する場合、引数としてアーキテクチャーを指定する必要があります。 次に例を示します。
ippvars.bat ia32
Windows* 上で IA-32 アーキテクチャーを使用するインテル® IPP 用の環境を設定します。
ippvars.sh intel64
Linux* および OS X* 上でインテル® 64 アーキテクチャーを使用するインテル® IPP 用の環境を設定します。
スクリプトは、次の環境変数を設定します。
Windows* | Linux* | OS X* | 目的 |
---|---|---|---|
IPPROOT | IPPROOT | IPPROOT | インテル® IPP のインストール・ディレクトリーをポイントします。 |
LIB | LD_LIBRARY_PATH | DYLD_LIBRARY_PATH | インテル® IPP シングルスレッド・ライブラリーの検索パスを追加します。 |
PATH | n/a | n/a | インテル® IPP シングルスレッド DLL の検索パスを追加します。 |
INCLUDE | n/a | n/a | インテル® IPP ヘッダーファイルの検索パスを追加します。 |
n/a | NLSPATH | NLSPATH | インテル® IPP メッセージカタログの検索パスを追加します。 |