Eclipse CDT 3.x とインテル® IPP をリンクするには、以下の手順を実行します。
Standard Make プロジェクトの場合
[C/C++ Include Paths and Symbols] プロパティー・ページを開いて、インテル® IPP の include パスを設定します。例えば、デフォルトの場合、/opt/intel/Compiler/ipp/include を設定します。
[C/C++ Project Paths] プロパティー・ページの [Libraries] タブを開いて、アプリケーションとリンクするインテル® IPP ライブラリー (例えば、opt/intel/Compiler/ipp/lib/ia32/libipps_l.a または opt/intel/Compiler/ipp/lib/intel64/libippdc_t.a) を設定します。 ライブラリーの選択については、「アプリケーションで必要なインテル® IPP ライブラリーの選択」を参照してください。
Standard Make では、上記の設定は CDT の内部的な機能でのみ必要です。コンパイラー/リンカーはこれらの情報を自動的に取得しないため、メイクファイルで直接指定する必要があります。
Managed Make プロジェクトの場合
特定のビルド用の設定を指定します。
[C/C++ Build] プロパティー・ページの [Tool Settings] タブを開きます。 指定する必要のある設定はすべて、このページに含まれています。特定の設定の名前はコンパイラーの統合に依存するため、ここでは明記していません。
コンパイラーの統合でインクルード・パス・オプションをサポートしている場合、インテル® IPP の include パスを設定します。例えば、デフォルトの場合、/opt/intel/Compiler/ipp/include を設定します。
コンパイラーの統合でライブラリー・パス・オプションをサポートしている場合、ターゲット・アーキテクチャーに応じて、インテル® IPP ライブラリーのパスを設定します。例えば、デフォルトの場合、opt/intel/Compiler/ipp/lib/<arch> を設定します。
アプリケーションとリンクするインテル® IPP ライブラリーの名前、例えば、ipps_t または ippch_t を (ライブラリーのファイル名ではなくライブラリー名を "lib" 接頭辞および "a" 拡張子を省略して) 指定します。 ライブラリーの選択については、「アプリケーションで必要なインテル® IPP ライブラリーの選択」を参照してください。
インテル® IPP を使用するプロジェクトが開かれてアクティブになっていることを確認します。
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