\redist\<arch>\ipp ディレクトリーには、インテル® IPP のダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL) がインストールされます。
インテル® IPP DLL をロードして正しいエントリーポイントにリンクするには、\ipp\lib\<arch> ディレクトリーにインストールされるスタティック iport ライブラリー ("スタブ" ライブラリー) ファイルを使用します (「インテル® IPP のディレクトリー構造」を参照)。
適切なプロセッサー向けの DLL を動的にリンクするには、ipp*.lib (* は適切な関数ドメインを示す) ファイルにリンクします。 適切なバッチファイルを使用して LIB 環境変数を設定するか (「環境変数の設定」を参照)、フルパスを使用してファイルを参照します。
DLLs ipp*-x.x.dll (* は適切な関数ドメインを示し、x.x はインテル® IPP のバージョン番号を示す) は、"ディスパッチャー" ダイナミック・ライブラリーです。 実行時にプロセッサーを検出して、適切なプロセッサー固有の DLL をロードします。 適切なプロセッサー固有のライブラリーが自動的に使用されるため、コードが実行されるプロセッサーを考慮することなく、インテル® IPP 関数を呼び出すコードを記述することができます。これらのプロセッサー固有ライブラリーには、名前にプロセッサー固有のコードが含まれます。 例えば、\redist\ia32\ipp ディレクトリーの ippiv8-7.0.dll は、インテル® Core™2 Duo プロセッサー向けに最適化された画像処理ライブラリーです。
詳細は、「アプリケーションで必要なインテル® IPP ライブラリーの選択」を参照してください。
適切な libiomp5md.dll が PATH 環境変数に含まれている必要があります。 このファイルは、\compiler\lib\<arch> ディレクトリーにあります。
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