学生向けサマーキャンプ 「次のレベルの並列プログラミングに取り組もう」
~ ネイティブ・スレッドから、OpenMP、OpenCL、MPI、そしてその先へ ~

ソフトウェア開発に有用な情報を発信することを目的として設立された技術ポータル「iSUS」 が主催する、学生向けのソフトウェア最適化/並列化セミナーです。

パフォーマンス向上のためになぜ並列性が求められるのか、並列プログラミングのトレンド、どのように並列化を行うのかなどの注目トピックを、基礎から分かりやすく解説します。

セミナー一覧

開催概要

日程

本セミナーは終了いたしました。
次回開催日が決まりましたら、弊社メールニュースにてご案内いたします。

コース名

学生向けサマーキャンプ 「次のレベルの並列プログラミングに取り組もう」
~ ネイティブ・スレッドから、OpenMP、OpenCL、MPI、そしてその先へ ~

コース内容

ソフトウェア開発に有用な情報を発信することを目的として設立された技術ポータル「iSUS」 が主催する、学生向けのソフトウェア最適化/並列化セミナーです。

パフォーマンス向上のためになぜ並列性が求められるのか、並列プログラミングのトレンド、どのように並列化を行うのかなどの注目トピックを、基礎から分かりやすく解説します。

関連製品

インテル® Parallel Studio XE 2016 Professional Edition は、C/C++、Fortran アプリケーションのパフォーマンスと信頼性向上のための開発ツールスイートです。次のツールが全てバンドルされています。

  • インテル® Parallel Studio XE Composer Edition for Fortran & C++
    最適化/並列化コンパイラーおよびライブラリー
  • インテル® VTune™ Amplifier XE
    高度なパフォーマンス・プロファイラー
  • インテル® Inspector XE
    メモリー、スレッド化エラー検出ツール
  • インテル® Advisor XE
    並列化、ベクトル化の設計支援ツール

製品詳細はこちら

会場

エクセルソフト株式会社 セミナールーム
〒108-0073 東京都港区三田3丁目9番9号 森伝ビル6階

アクセスマップ »

対象者

ソフトウェアをもっと高速化する分野に興味のある現役の高校生、大学生、専門学校生、大学院生

対象となる開発環境

  • OS: Windows、Linux (OS X にも適用可能)
  • アーキテクチャー: 特定のアーキテクチャーに限定しませんが、インテル® ソフトウェア開発ツールを使用するため、デモや演習は IA (インテル® アーキテクチャー) 上で実行します。

条件

C/C++ または Fortran 言語でのプログラミング経験がある方

定員

30 名

参加費

無料 (事前登録制)

講師

菅原 清文氏

講師略歴:
IA プラットフォーム向けのソフトウェア開発に有用な情報を発信することを目的として設立された技術ポータル「iSUS」の編集長および様々なコンサルティング業務を兼任し、ソフトウェア開発者のための技術情報発信に貢献している。

※最終セッション 「インテル® ソフトウェア開発ツールの活用」 については、講師はエクセルソフト株式会社のセールス・エンジニアとなります。

レベル

初級

問い合わせ先

ご不明点がある場合はこちらより、以下のように項目を設定の上お問い合わせください。

  • [お問い合わせの製品・業務] - [製品の種類]: その他
  • [お問い合わせの製品・業務] - [その他]: セミナー

注意事項

内容の一部および講師は予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。

タイムテーブル

9:45

受付開始

10:00

開始

10:00 - 11:00

これまでの並列プログラミング

2016 年現在、プロセッサーコアを複数搭載した、いわゆるマルチコア・プロセッサーは、携帯電話からタブレット、パーソナル・コンピュータなどの個人向け機器にも普及しており、処理性能や電力効率の観点から、ソフトウェア開発者も無視することが出来なくなっています。

このセッションでは、伝統的な並列化手法についてカバーします。

11:00 - 12:00

なぜ高度な並列性が求められるのか

ソフトウェアを単に並列化しただけでは、対象とするプラットフォームの性能を完全に引き出すことができないばかりか、様々な構成のプラットフォームに対応することはできません。

このセッションでは、コア数にスケーラブルで、プロセッサー・アーキテクチャーを考慮したスケーラブルなマルチスレッド・プログラミングについて触れています。

12:00 - 13:00

昼食 (お昼をご用意します)

13:00 - 14:00

新しいレベルの並列プログラミング

現代のプロセッサーは幾つかのレベルで並列性を備えており、そのすべてを活用してソフトウェアのパフォーマンスを高める必要があります。

このセッションでは、スレッドによる並列化に加え、SIMD 命令を活用する命令レベルの並列性に注目します。

14:00 - 15:00

ヘテロジニアス並列プログラミング

これまでソフトウェア開発者は、ターゲットとするプラットフォームに搭載されるプロセッサーは、1 つの種類のみを考慮するだけで済みましたが、昨今、グラフィック・プロセッサーやコプロセッサーが利用可能な環境も容易に入手できるようになっています。

このセッションでは、プロセッサー+利用可能な他のリソース、つまり異種(ヘテロジニアス)環境向けの並列プログラミングをカバーします。

15:00 - 15:15

休憩

15:15 - 16:00

インテル® ソフトウェア開発ツールの活用

インテル ソフトウェア開発製品は、並列プログラミングに取り組む開発者様向けの最適化ツールです。 これらのツールは複数の並列化方式と最適化をサポートしており、プロセッサーの性能を簡単に最大限に発揮することが可能です。

このセッションでは、主要なインテル® ソフトウェア開発ツールの概要を紹介します。

16:00

終了



セミナー関連製品/機能

インテル® Parallel Studio XE

本製品に含まれる C/C++、Fortran アプリケーションの高速化/並列化のためのコンパイラーとライブラリーを使用することで、インテル® プロセッサーの複数コアと広いベクトルレジスターなどの、プロセッサーの高度な機能を簡単かつ最大限に活用することができるようになります。

Professional Edition では、パフォーマンス・ボトルネックの検出やコードを修正すべき箇所をアドバイスするツールなどが、最上位の Cluster Edition ではさらに MPI-3 規格に対応した MPI ライブラリーや MPI 通信によるパフォーマンスの問題となる箇所を素早く発見する性能解析ツールが含まれています。

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インテル® VTune™ プロファイラー

C/C++、Fortran、Python*、Go*、Java* を使用する開発者向けのパフォーマンス / スレッド・プロファイラーです。

現在および将来にわたるプロセッサーを最大限に活用するように、アプリケーションを簡単にチューニングすることができます。CPU と GPU パフォーマンス、スレッドのパフォーマンスとスケーラビリティー、バンド幅、キャッシュ利用など、パフォーマンス向上のための豊富な情報を収集します。シングルコード・プロファイラーとは異なり、C / C++、Fortran、Python*、Go*、Java* が混在したコードの hotspot を正確に特定します。

インテル® VTune™ プロファイラーは、すべてのツールキットに同梱されています。

インテル® Advisor

インテル® Advisor は、C、C++、C#、Fortran ソフトウェア・アーキテクト向けの高性能ベクトル化/スレッド化プロトタイプ生成ツールです。ベクトル化を安全かつ効率的に行えるように、反復回数、データ依存性、メモリー・アクセス・パターンなどの必要なキーデータを取得します。インテル® AVX-512 対応ハードウェアがない場合でも、最新のインテル® AVX-512 命令セット向けの最適化を行えます。さらに、スレッドのプロトタイプ生成を利用することで、進行中の開発に影響を与えることなく、設計オプションを素早く評価できます。

インテル® Advisor は、すべてのツールキットに同梱されています。

インテル® Inspector

C、C++ および Fortran アプリケーション用の使いやすいメモリー / スレッド化エラーのデバッガーです。

メモリーリーク、メモリー破壊、メモリー関連 API のリソース解放し忘れなどの誤りを動的に検出することができます。データ競合やデッドロックなど、デバッガーでは検出の困難なマルチスレッド・エラーも的確に発見し、分かりやすいユーザー・インターフェイスで確認することができます。生産性を上げ、コストを抑えつつ早期に製品を市場へ投入できます。

本製品は、インテル® ベース & HPC ツールキット、インテル® ベース & IoT ツールキットに同梱されています。

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インテル® MPI ライブラリー

柔軟で、マルチファブリック対応のメッセージ・パッシング・インターフェイスを提供

インテル® MPI ライブラリーは、Infiniband* や Myrinet*、TCP/IP に対応し、インテル® アーキテクチャー・ベースのクラスター上で、アプリケーションのパフォーマンスを最大限に引き出します。インターコネクトを変更したり、新しいインターコネクトにアップグレードした場合でも、ソフトウェアや動作環境を変更することなく、ユーザー・パフォーマンスを素早く最大限に引き出すことができます。

本製品は単体販売しています。また、インテル® Parallel Studio XE Cluster Edition にも同梱されています。

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インテル® Trace Analyzer & Collector

クラスターシステム向けの性能解析ツール

インテル® Trace Analyzer & Collector は、MPI 通信によるパフォーマンスの問題となる箇所を素早く発見することができます。取得した情報は、分かりやすいグラフ表示や帳票表示によりソースコードと関連付けて確認することができます。 本製品はインテル® Parallel Studio XE Cluster Edition に同梱されています。

本製品はインテル® Parallel Studio XE Cluster Edition に同梱されています。

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関連資料紹介

iSUS 提供資料

iSUS (IA Software User Society) は、インテル® アーキテクチャー向けにソフトウェア開発者に向けて、並列化/最適化に関する最新情報を提供しています。

ウェビナーシリーズ 2021

  • インテル® DevCloud の使い方
  • インテル® DPC++ 互換性ツールの紹介
  • OpenMP* を使用した GPU オフロード方法
  • GPU 向けのインテル® VTune™ プロファイラーの機能と GPU 最適化
  • インテル® Advisor によるコードの最適化とプロトタイプ作成