インテル® Parallel Studio XE による並列プログラミング入門ライブ・ウェビナー・シリーズ

並列プログラミング入門ライブ・ウェビナー・シリーズでは、インテル® Parallel Studio XE 2020 に同梱されるコンパイラーとライブラリーを使用したプログラムの開発や最適化に関するヒントやコツについて分かりやすく解説します。

本シリーズは、3 部構成となります。第 1 部ではインテル® コンパイラーが持つオプションを使用した最適化例を紹介し、第 2 部および第 3 部ではインテル® VTune™ プロファイラーとインテル® Advisor によるプログラムの解析について紹介します。それぞれ 1 時間で学習できるコースとなっておりますので、プログラムの並列化、最適化を始めたい方におすすめです。

セミナー一覧

開催概要

日程

パート 1: インテル® コンパイラー編

本セミナーは終了いたしました。
次回開催日が決まりましたら、弊社メールニュースにてご案内いたします。

パート 2: インテル® VTune™ プロファイラー編

本セミナーは終了いたしました。
次回開催日が決まりましたら、弊社メールニュースにてご案内いたします。

パート 3: インテル® Advisor 編

本セミナーは終了いたしました。
次回開催日が決まりましたら、弊社メールニュースにてご案内いたします。

コース名

インテル® Parallel Studio XE による並列プログラミング入門ライブ・ウェビナー・シリーズ

コース内容

パート 1: インテル® コンパイラー編

プログラムの計算時間はソフトウェアがハードウェアを活用しているかどうかで大きく左右されます。このコースでは、CPU の機能やハードウェアの構成について説明したうえで、インテル® コンパイラーの機能を使った、基本的なプログラムの最適化手法について紹介いたします。計算時間を短縮したい方や、インテル® コンパイラーにご関心のある方はぜひご参加ください。

パート 2: インテル® VTune™ プロファイラー編

システム上でアプリケーションが効率よく動作しているか判断するためにはプロファイラーから得られる情報が役立ちます。このコースでは、インテル® VTune™ プロファイラーを使用して得られた解析結果からプログラムを最適化する基本的な手法をご紹介いたします。

パート 3: インテル® Advisor 編

インテル® コンパイラーを使った自動ベクトル化機能は強力ですが、十分な性能が引き出せない場合は、インテル® Advisor のベクトル化アドバイザーから得られる情報を活用します。このコースでは、インテル® Advisor の機能を使い、ベクトル化を考慮するにあたり有益な情報とあわせて、ベクトル化が不十分なプログラムを最適化する方法をご紹介いたします。

アジェンダ

パート 1: インテル® コンパイラー編

  • CPU の進化とハードウェアの構成
  • インテル® コンパイラーの概要紹介
  • コンパイラーのオプションを使用した最適化例

パート 2: インテル® VTune™ プロファイラー編

  • インテル® VTune™ プロファイラーの概要
  • インテル® VTune™ プロファイラーから得られる情報の解釈
  • 解析結果からプログラムを最適化する一連の流れ

パート 3: インテル® Advisor 編

  • インテル® Advisor 概要
  • ベクトル化されたループ処理の動作
  • ベクトル化アドバイザーを使用した最適化

会場

オンライン

定員

50 名

レベル

初級

参加費

無料 (事前登録制)

講師

エクセルソフト株式会社 セールスエンジニア 竹田 賢人

主催

エクセルソフト株式会社

問い合わせ先

ご不明点がある場合はこちらより、以下のように項目を設定の上お問い合わせください。

  • [お問い合わせの製品・業務] - [製品の種類]: その他
  • [お問い合わせの製品・業務] - [その他]: セミナー

注意事項

内容の一部および講師は予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。

タイムテーブル

13:10

受付開始

13:30

開始

13:30

インテル® Parallel Studio XE 製品を使用したアプリケーションのパフォーマンス・チューニングの方法をご紹介します。本セミナーでは、以下の内容をデモを交えて説明します。

  • インテル® Parallel Studio XE Professional Edition の製品概要

  • インテル® C++ コンパイラーの最適化機能の紹介
    インテルコンパイラーの最適化オプションを使用したパフォーマンス改善の方法を説明します。

  • インテル® Advisor の概要と使用方法
    アプリケーションのベクトル化状況を把握し、提示されたアドバイスに従って高速化を試みます。またアプリケーションの実行性能をプロファイルして統計情報を取得する方法を説明します。

  • インテル® VTune™ Amplifier の概要と使用方法
    シリアルコードと並列コードのボトルネックを特定してアプリケーションの処理効率を向上させ、さらにアプリケーションの実行が CPU 依存なのかメモリー依存なのか特定する手順を説明します。
  • 途中 10 分程度の休憩を挟みます。

15:20

質疑応答

セミナーでご紹介させて頂く内容や、それ以外のことでも、皆様のアプリケーション開発における課題やニーズを、弊社の知識・経験豊富な技術スタッフまで、お気軽にご相談下さい。

15:30

終了



セミナー関連製品/機能

インテル® Parallel Studio XE

本製品に含まれる C/C++、Fortran アプリケーションの高速化/並列化のためのコンパイラーとライブラリーを使用することで、インテル® プロセッサーの複数コアと広いベクトルレジスターなどの、プロセッサーの高度な機能を簡単かつ最大限に活用することができるようになります。

Professional Edition では、パフォーマンス・ボトルネックの検出やコードを修正すべき箇所をアドバイスするツールなどが、最上位の Cluster Edition ではさらに MPI-3 規格に対応した MPI ライブラリーや MPI 通信によるパフォーマンスの問題となる箇所を素早く発見する性能解析ツールが含まれています。

製品詳細 ≫

インテル® VTune™ プロファイラー

C/C++、Fortran、Python*、Go*、Java* を使用する開発者向けのパフォーマンス / スレッド・プロファイラーです。

現在および将来にわたるプロセッサーを最大限に活用するように、アプリケーションを簡単にチューニングすることができます。CPU と GPU パフォーマンス、スレッドのパフォーマンスとスケーラビリティー、バンド幅、キャッシュ利用など、パフォーマンス向上のための豊富な情報を収集します。シングルコード・プロファイラーとは異なり、C / C++、Fortran、Python*、Go*、Java* が混在したコードの hotspot を正確に特定します。

インテル® VTune™ プロファイラーは、すべてのツールキットに同梱されています。

インテル® Advisor

インテル® Advisor は、C、C++、C#、Fortran ソフトウェア・アーキテクト向けの高性能ベクトル化/スレッド化プロトタイプ生成ツールです。ベクトル化を安全かつ効率的に行えるように、反復回数、データ依存性、メモリー・アクセス・パターンなどの必要なキーデータを取得します。インテル® AVX-512 対応ハードウェアがない場合でも、最新のインテル® AVX-512 命令セット向けの最適化を行えます。さらに、スレッドのプロトタイプ生成を利用することで、進行中の開発に影響を与えることなく、設計オプションを素早く評価できます。

インテル® Advisor は、すべてのツールキットに同梱されています。

インテル® Inspector

C、C++ および Fortran アプリケーション用の使いやすいメモリー / スレッド化エラーのデバッガーです。

メモリーリーク、メモリー破壊、メモリー関連 API のリソース解放し忘れなどの誤りを動的に検出することができます。データ競合やデッドロックなど、デバッガーでは検出の困難なマルチスレッド・エラーも的確に発見し、分かりやすいユーザー・インターフェイスで確認することができます。生産性を上げ、コストを抑えつつ早期に製品を市場へ投入できます。

本製品は、インテル® ベース & HPC ツールキット、インテル® ベース & IoT ツールキットに同梱されています。

製品詳細 ≫

関連資料紹介

iSUS 提供資料

iSUS (IA Software User Society) は、インテル® アーキテクチャー向けにソフトウェア開発者に向けて、並列化/最適化に関する最新情報を提供しています。

ウェビナーシリーズ 2021

  • インテル® DevCloud の使い方
  • インテル® DPC++ 互換性ツールの紹介
  • OpenMP* を使用した GPU オフロード方法
  • GPU 向けのインテル® VTune™ プロファイラーの機能と GPU 最適化
  • インテル® Advisor によるコードの最適化とプロトタイプ作成