- ヘルプ システムの出力ファイルを置く場所を決定するためにマネージャ、ネットワーク管理者、ウェブサイト管理者、あるいはその他の責任者と協力します。
注目:ステージング行き先もライブ行き先もあった方がよいでしょう。こうすれば、まずヘルプ システムをステージング行き先に公開してテストして問題やミスがないことを保証できます。公開出力がふさわしいことに納得してから、同じ出力をユーザにとってすぐに利用可能なライブ行き先に公開できます。ステージング行き先を利用しようと決めた場合、以下の手順はステージング行き先にもライブ行き先にも行わなければなりません。詳しい情報は、
公開行き先の作成をご参照ください。
- エンド ユーザがヘルプ システムをアクセスする方法を決定するために適切な責任者と協力します。ウェブサイトのリンクをクリックするのですか?速くヘルプを開けるようにデスクトップ上にリンクを置かれるのですか?ヘルプ システムへのリンクを含む Eメールを個人に送るのですか?どういうふうに決定しても、大体誰か(概してウェブ管理者あるいはシステム管理者)がエンド ユーザのヘルプ アクセスのためにリンクを作成します。あなたの仕事は一般的にいうとこのリンクを作成する担当者がどのファイルがオンライン ヘルプの主要エントリ ファイルか(もし複数のファイルがあれば)を確実に知らせることです。
主要エントリ ファイルは利用している出力形式とプロジェクト作成時に選択したプロジェクト テンプレートとによります。たとえば、"空" テンプレートを利用すると、各出力形式のデフォルト主要エントリ ファイルは以下の通りになります:
ドットネットヘルプは
Manual.mchelp、
Microsoft HTML ヘルプは
Manual.chm、
ウェブヘルプは
Default.htm。 ターゲットを開いてターゲット エディタの出力ファイル フィールドに希望の名称を打って指定出力の主要エントリ ファイル名を変更できます。
最終的出力に含まれるファイルとフォルダ数は出力形式によります。
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ドットネット ヘルプこの出力形式はエンド ユーザのためにプロジェクト ファイルのファイル及びフォルダをすべて含めなければなりません。
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Microsoft HTML ヘルプ含むファイルはひとつしかありません: .chm ファイル、つまり <プロジェクト名>.chm(例: DoohickeyPro.chm)。
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ウェブヘルプこの出力形式はエンド ユーザのためにプロジェクト ファイルのファイル及びフォルダをすべて含めなければなりません。
- 適切な人物から必要な追加情報を収集します。ヘルプ システムの公開場所によって、以下を含む可能性あります:
- ヘルプ システムをウェブサイトに公開する場合、ホスト名(または FTP 住所)(例: ftp.acme.com)。
- ヘルプ ファイルを公開する具体的なフォルダ。
- 適切なポート。
- ファイル公開に必要なユーザ名とパスワード。
- 出力ファイルを置く場所を決定して必要な情報を収集してから、
ひとつ以上の公開行き先を作成。
- 公開行き先を利用しているターゲットに関連づけます。
- 最終的出力をビルド。
- 出力を行き先に公開。 残りの関係者(例:ウェブ管理者、システム管理者)がそれぞれの作業(例:ヘルプ システムのエントリ ファイルへのウェブサイト リンクの作成)を完成した限り、エンド ユーザはただいまヘルプ システムを開くことができるはずです。