ターゲットの処理パフォーマンス改善
出力をビルドするときにデータを "事前結合" と "チャンキング" することでエンド ユーザにとって出力が読み込まれるスピードを改善できます。中国語、日本語、韓国語のいずれかのプロジェクトを創作する場合に N グラム設定も指定できます。
- 事前結合 もし「マスター」プロジェクトのビルド時に出力を結合する複数のプロジェクトがあれば、索引ファイル、検索データベース ファイルを事前結合できます。詳しい情報は、プロジェクトの結合をご参照ください。
もし索引か検索データベース ファイルを事前結合しようと選択したら、実行時結合を無効にしますから後で「サブプロジェクト」をコンパイルして公開できなくなります。すべてのリンクしているヘルプ システムを同時に生成して公開しなければなりません。
このオプションを選択すると出力の生成を減速してしまうのですが、エンド ユーザにとって出力が読み込まれるスピードを遙かに加速します。
- チャンキング ターゲットの索引、目次、検索といったデータベース ファイルの生成時に使用される「チャンク」のサイズを制御できます。このオプションを選択してから、各チャンクのバイト数を選択します。 チャンク サイズはユーザにとってヘルプ システムが読み込むスピードに影響します。インターネットの接続によって、異なる結果が見られます。チャンク サイズが小さいほど、送信されるチャンク数が多くなります。多数のチャンクで速度が落ちる恐れがあり、特に結合される「サブプロジェクト」が多くて索引が結合されている場合に遅くなります。
チャンキングは出力の生成をある程度減速しますが、エンド ユーザにとって出力が読み込まれるスピードを加速します。いちばんの結果を得るには、様々なチャンク サイズを試した方がよいです。
- N グラム サイズ中国語、日本語、韓国語プロジェクトで単語を分けるための文字チャンクである N グラムを調整できます。中国語、日本語、韓国語という言語は単語の境界として空白を使わないので、N グラムが単語を分けるために利用されます。小さい N グラム値は小さいデータベース ファイル サイズを生じます。より多くの検索結果も伴いますが、ほど正確でない場合もあります。一方、より大きい N グラム値はより大きいデータベース ファイル サイズを生じます。比較的に少ない検索結果も伴って、より正確である場合もあります。このフィールドのデフォルト サイズはほとんどの状況に最適です。
注目: これらの機能は ドットネットヘルプ と ウェブヘルプ ターゲットにしか利用できません。
ターゲットの処理パフォーマンスを改善する方法
- 適切なドットネット ヘルプまたはウェブヘルプ ターゲットを開きます。
- ターゲット エディタで パフォーマンス タブを選択します。
- 事前結合、チャンキング、N グラム オプションから使用するものを選択します。
-
をクリックして変更を保存します。
- 出力をビルドして公開します。
- 公開された行き先の出力を開いて出力の読み込みパフォーマンスをテストします。
追加参照