RoboHelp と Flare とがよく似ているところがあります。両者は似ているメニューバーとツールバーを持っています。両者は(デフォルトとして)左側にトピックとプロジェクト ファイルが入っているペインがあります。そして、トピックコンテンツを入力するコンテンツ エディタを持っています。
しかしながらも、別のところを見れば、RoboHelp と Flare とがかなり違う用に見えます。以下はこのユーザ インターフェイスの相違のいくつかです。
RoboHelp は固定した組み込みペインをプログラム ウィンドウの左側と(Project Manager、TOC Composer、Index Designer,Glossary Designer、Tools)右側に(WYSIWYG、TrueCode Editor、Link View、Topics List)持っています。一方、Flare はアコーディオン構成に要素(RoboHelp に似ているのも含む)を(開く要素によって)左側か右側かに(デフォルトとして)表示します。あるアコーディオンバーをクリックすると、その要素を前に持ち出します。その上、 これらの要素はいつでも閉じても移動しても結構です。
RoboHelp では、WYSIWYG エディタを使ってトピックを編集します。Flare では、XML エディタを使います。Flare の XML エディタは RoboHelp の WYSIWYG といくつかの点で見た目が違います。
まず、XML エディタでは同時に複数のトピックを開いておくことができます。各トピックは独自の XML エディタのインスタンスで表示されます。XML エディタは最上部にトピック名のタブを持っていて、ほかのトピックかエディタも開いているときに指定トピックを最前まで持ち出すために利用できます。
二番目は、XML エディタはトップにあるローカル ツールバーを持っていて、エディタの独特な動作へのショートカットを含みます。
三番目は、XML エディタはオンとオフにできる構成バーを持っています。構成バーがオンになっている時、トピックコンテンツの左側かトップかで現れます(表示する構成バーのタイプによる)。
RoboHelp と Flare はダイアログを使って実装された類似機能をたくさん持っています。しかし、機能が似ていても、RoboHelp と比べて Flare では見た目がある程度違うことに気づくでしょう。たとえば、テキスト ハイパーリンク作成用ダイアログでは(RoboHelp では Hyperlink Dialog、Flare ではハイパーリンク挿入ダイアログ)、RoboHelp はドロップダウン リストを使うところに Flare はラジオ ボタンを使います。
RoboHelp と Flare は同じメニュー事項を共用していますが、それぞれ独特なものも持っています。Flare においてもっとも目立つかもしれないメニュー事項はプロジェクトとビルドメニューです。プロジェクト メニューは Flare で利用可能な多様な種類の要素(トピック、目次、断片、スタイルシート、スキン、ターゲットなど)のほとんどをプロジェクトに追加させてくれます。ビルド メニューはプライマリ ターゲットまたは現在開いているターゲットをビルド、表時、そして公開するためのオプションを提供してくれます。出力ファイルを掃除(削除)したり、出力フォルダを開いたりすることもさせてくれます。
RoboHelp では、View メニューからアクセスできて、デフォルトとしてインターフェイスの最上部で表示される7つのツールバーが開けます。RoboHelp におけるいくつかの成分 (例: TOC Composer、Index Designer)がローカル ツールバーを含みます。
Flare には、表示メニューから開ける二つのグローバル ツールバーがあります。Flare の標準ツールバーは RoboHelp のプロジェクト ツールバーに相当します。Flare のテキスト書式バーは RoboHelp の書式バーに相当します。 二つのグローバル ツールバーの上では、Flare がローカル ツールバーをたくさん持っていて、ほぼすべてのエディタ(例:XML エディタ、目次エディタ、スキン エディタ、用語集エディタ)とそれ以外いくつかの要素(例:プロジェクト オーガナイザ、コンテンツ エクスプローラ、概念エクスプローラ)に含まれます。
RoboHelp と Flare は同じか似たような機能を持つボタンをたくさん共有しています。ただし、お互いに見た目が違います。RoboHelp と Flare の比較的に目立つツールバーボタンの違いの以下の例をチェックしましょう。
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