相互参照を印刷出力に組み込む
トピックにリンクを含めていて印刷出力のビルド時にページ番号参照に変換しようと思う場合には、相互参照を使ってカスタマイズします。たとえば、オンライン出力で "マイ トピックを参照" として表示されるリンクは印刷出力で "36 ページを参照" として表示できます。これを行う方法を見るには以下のステップをご利用ください。
相互参照を印刷出力に組み込む方法
- 相互参照の概念に親しませます。 相互参照についてと相互参照をトピックに挿入というトピックを見ることから始めましょう。
- 相互参照を普通のトピックに挿入します。印刷出力においてページ番号参照を表示するべきと予想するトピックの場所にこうします。オンライン出力の相互参照書式は何でもよいです。後ほどのステップで、印刷出力のために書式を(ページ番号を含めるように)調整する方法を習います。
- 相互参照をトピックに追加したときに新規相互参照スタイル クラス ダイアログまたは相互参照スタイル クラスを編集ダイアログで選択したスタイルシートを開きます。
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もしスタイルシートにまだ "印刷メディア" がなければ、ローカル ツールバーで
メディアを追加ボタンをクリックして作成します。メディアにどんな名称でも付けることはできますが、目的が明らかであるように「印刷」などと名付けるほうが推奨です。
印刷メディアの例…
- スタイルシート エディタの左側にあるスタイル セクションで、印刷メディアを選択します。
- 下記のスタイル一覧で、"xref" タグとそのサブクラスが見つかるまで下へスクロールします。基礎の xref タブを(サブクラスの代わりに使用する場合)選択するか、プラス四角
をクリックしてその下の(つまり、印刷出力のために書式を編集するスタイル)を選択します。
- 右側のプロパティ セクションで、mc-format というフィールドが見えます。このフィールドはオンライン出力の相互参照リンクのために元々作成した書式(例:{para} を参照)を含みます。この書式を表示しているフィールドにクリックします。相互参照書式ダイアログが開きます。
- 書式を記入フィールドに、サブクラスの印刷スタイル書式を供給します。
この書式はテキストと自動化されたコマンドとの組み合わせであれます。このフィールドに直接テキストを打つことができますし、"利用可能なコマンド" セクションのリストでコマンドをクリックして追加することもできます。
たとえば、このスタイルを使用する相互参照が印刷出力で行き先トピックの実際のページ番号そして「ページを参照」を表示する(例: 36 ページを参照)と仮定しましょう。こうするには、利用可能なコマンド セクションで {page} をダブルクリックします。それから書式を記入フィールドに「 ページを参照」を入力します。「ページ」の前に空白を忘れないように注意しましょう。完成したら、"書式を記入" フィールドは以下のように見えるでしょう:
{page} ページを参照
- OKをクリックします。
- スタイルシート エディタで、プロパティ フィールド以外エディタのどこかをクリックします。そして標準ツールバーで、
をクリックしてエディタの変更を保存します。
- 印刷出力のビルドに使用する予定の(つまり、Microsoft Word、FrameMaker 出力形式のいずれかに基づく)ターゲットを開きます。
- ターゲット エディタで、アドバンスド タブを選択します。
- メディア フィールドの下矢印をクリックして印刷メディアを選択します。
- 標準ツールバーで、
をクリックしてエディタの変更を保存します。
印刷ターゲットをビルドするとき、相互参照が自動的に指定の書式に変換されます。
次は?
印刷出力に相互参照を組み込んでから、印刷出力の作成の残りの作業のどれにでも進めます。
- (オプション)印刷目次用トピックを作成
- (オプション)印刷用語集用トピックを作成
- (オプション)印刷索引用トピックを作成
- オンライン目次に印刷トピックを含む
- (オプション)印刷用マスター ページを作成
- (オプション)印刷出力用セクション区切りとマスター ページを指定
- (オプション)印刷出力用チャプタ区切りを指定
- (オプション)印刷用目次のレベルと外見を決定
- (オプション)印刷用索引のレベルと外見を決定
- (オプション)オンラインフィーチャーが印刷出力において変換される方法を指定
- 印刷ターゲットをビルド
追加参照