印刷目次のレベルと外見の決定
目次を印刷出力に組み込めば(印刷用目次のためにトピックを作成を参照)、Word または FrameMaker 文書での外見をカスタマイズできます。これは以下を含みます:
- 印刷目次で見出しレベルの決定
- 印刷目次で記入事項の決定
印刷目次で見出しレベルを決定する方法
Flare は印刷出力用目次を三つの要因に基づいて作成します: (1) h1 から h6 までの見出しスタイルを適用したトピック コンテンツ、(2) オンライン目次に含まれているコンテンツ、(3) 作成して目次プロキシを入れる印刷目次トピック。
h1、h2、h3 スタイルをトピックの見出しに適用したが、h2 と h3 との見出ししか印刷目次に含みたくない(h1 見出しを除く)と仮定します。"mc-heading-level" のレベルの指定によって印刷目次の見出しレベルのカスタマイズを行うために以下の手順を利用できます。"0" レベルは見出しが印刷目次に入っていないこと、"1" レベルは目次階層の最高級(最右レベル)に入っていること、"2" レベルは目次階層の二番高いレベルに入っていること、などとそれぞれ意味します。
- h1 から h6 までのスタイルをトピックに適用することに利用されたスタイルシートを開きます。
- スタイルシート エディタのスタイルセクションのトップで、一番目のフィールドで下矢印をクリックして見出しスタイルの表示を選択します。
- 下記のエリアから、h1 から h6 まで (h1、h2、h3、h4、h5、h6)のカスタマイズするスタイルを選択します。
- 右側のプロパティ セクションで、PrintSupportの隣のプラス四角
をクリックします。
- mc-heading-levelの隣の右列をクリックして見出しスタイルのレベル(例: 0、1、2、3)を選択します。数値が大きいほど、見出しが印刷目次階層で低く表示されます。"0" を選択すれば、見出しは印刷目次に含まれません。
-
をクリックして変更を保存します。
印刷目次にある記入事項の外見を決定する方法
印刷目次にある見出しの外見をカスタマイズできます。これはフォント ファミリー、フォント サイズ、字下げ、単語間隔、上下間隔、リーダー設定などのプロパティ調整を含みます。
- h1 から h6 までのスタイルをトピックに適用することに利用されたスタイルシートを開きます
- スタイルシート エディタのスタイル セクションの最下部で、"p" タグが見つかるまで下へスクロールします。p の隣のプラス四角
をクリックします。"p" タグのサブクラスがその下で表示されます。
- カスタマイズする目次クラス(例: TOC1、TOC2、TOC3)を見つけて選択します。
TOC1 は印刷目次の一番レベルの見出し、TOC2 は二番レベルの見出し、などにそれぞれ利用されます。
- 右側のプロパティ セクションで、プロパティ グループ(例:フォント、ブロック、ボックス)の隣のプラス ボタン
をクリックして中にある実際のプロパティを見ます。
注目: TOC1 から TOC9 までのスタイル クラスには "PrintSupport" プロパティを利用してはいけません。
- 変更する特定のプロパティを見つけます。プロパティ名が左側の列で表示されます。右側の列はプロパティ値の選択と入力に利用します。プロパティの種類によって、値を打つか、ドロップダウン リストから選択するか、あるいはポップアップ ボックスで値の入力を満たすことができます。目次スタイルで変更しそうなもっとも一般的なプロパティの一部が以下にあります:
- フォント ファミリー フォント ファミリー(例:Arial、Verdana)を変更するには、フォント プロパティ グループの隣のプラス四角をクリックします。そしてフォント ファミリーの隣の右列をクリックして、フォント ファミリー ピッカー ダイアログでフォント ファミリーを設定し、OKをクリックします。
- フォント サイズ フォント サイズ(例: 10 pt、11 pt)を変更するには、フォント プロパティ グループの隣のプラス四角をクリックします。そしてフォント サイズの隣の右列をクリックして、フォント ファミリー ピッカー ダイアログでフォント サイズを設定し、OKをクリックします。
- 前の余白左側のページ余白から目次見出しの始まりまでの距離を変更するには、ボックス プロパティ グループの隣のプラス四角をクリックします。そして margin-left の隣の右列をクリックして、小さいドロップダウン ウィンドウで余白値を設定して、OKをクリックします。
- 上の余白 目次見出しの上にある空白の量を変更するには、ボックス プロパティ グループの隣のプラス四角をクリックします。そして margin-top の隣の右列をクリックして、小さいドロップダウン ウィンドウで余白値を設定して、OKをクリックします。
- 下の余白目次見出しの下にある空白の量を変更するには、ボックス プロパティ グループの隣のプラス四角をクリックします。そして margin-bottom の隣の右列をクリックして、小さいドロップダウン ウィンドウで余白値を設定して、OKをクリックします。
- 右の余白 ページ番号の終わりから右側の余白までの距離を変更するには、mc-leader-offset の隣の右列をクリックして、小さいドロップダウン ウィンドウで余白値を設定して、OKをクリックします。
リーダー書式 目次の見出しとページ番号との間の領域(つまり、リーダー)の書式を変更するには、mc-leader-format の隣の右列をクリックして利用する記号を打ちます。たとえば、点の連続なら、ピリオドを打ちます。リーダー書式を使わない場合、このフィールドを空のままにします。
Microsoft Word 出力 には、記号(ピリオド、ハイフン、アンダースコア)をひとつしか入力できません。FrameMaker 出力 には、テキストとページ番号との間で繰り返される記号と空白の組み合わせを指定できます。
- ページ番号の揃えページ番号の揃え(左、右、中央)を変更するには、mc-leader-align の隣の右列をクリックして揃えの種類を選択します。
注目: エディタの部分やプロパティ、そして中で行える作業についての詳細情報は、スタイルシート エディタをご参照ください。
-
をクリックして変更を保存します。
次は?
印刷目次のレベルと外見の決定の上に、印刷索引の外見をカスタマイズすることもできます。それから印刷出力の作成にあたる残りのタスクへ進めます。
- (オプション)印刷出力においてオンラインフィーチャーの変換方法を指定します。
- 印刷ターゲットをビルドします。
追加参照