「出力」というのは分配するヘルプ システムをエンド ユーザがアクセスする際に見るものだけです。物質的な印刷取扱説明書あるいは開かれるとユーザのモニタ上でウィンドウにヘルプ システムを表示するひとつ以上のコンピュータ ファイルのどちらかです。
Flare で創作できるオンライン出力は三種類(ドットネットヘルプ、Microsoft HTML ヘルプ、及び ウェブヘルプ)、印刷出力は二種類(Microsoft Word 出力とFrameMaker 出力)とそれぞれあります。各出力形式はそれぞれの利益をもっています。各ターゲットに最適な出力形式の判定助けは、以下の情報や例を利用します。
出力形式とターゲットとは混乱しやすいのですが、異なる二つの概念です。ターゲットというのは出力形式の「インスタンス」です。最終的出力をビルドしたら、要するにプロジェクトのターゲットをひとつ以上ビルドしているのです。
しかし、この5つのターゲットは出発点だけです。ヘルプ システムの性質を反映するようにどれでも名称変更できます。たとえば、DoohickeyPro というソフトウェアアプリケーション用のヘルプ システムを作成している場合、デフォルト ターゲット名を "DoohickeyPro" に変更できます。
なお、各出力形式に対してターゲットをひとつ提供されるからといって、必ずしもプロジェクトに入るターゲットの最大数が (Undefined variable: SystemInformation.outputTypeCount) とは限りません。ターゲットを追加できるし、既存ターゲットのコピーを好きなほど多く作れます。
各ターゲットは動き及びルック アンド フィールを変更するために調整するプロパティをもっています。詳しい情報は、ターゲット設定を編集をご参照ください。
以下は Flare の各出力形式の概略があります。
ドットネット ヘルプ | Microsoft HTML ヘルプ | ウェブヘルプ | Microsoft Word | FrameMaker | |
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.mchelp |
.chm |
.htm |
.doc |
.fm、.book |
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出力を単一のファイルに圧縮 |
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出力はひとつまたは数多くのファイルを含む |
出力はひとつまたは数多くのファイルを含む |
インターネット分配にもイントラネット分配にも理想的 |
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● |
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.NET ソフトウェア アプリケーションとの厳密な統合化に理想的 |
● |
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出力ウィンドウ |
任意のインターネット ブラウザ ウィンドウ |
対象外 |
対象外 |
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32-ビット Windows プラットフォーム |
32-ビット Windows プラットフォーム |
すべてのプラットフォーム |
対象外 |
対象外 |
単独ファイル分配、文脈依存型ヘルプ、アプリケーションとの厳密統合、出力のルック アンド フィールを制御する柔軟性が多いといった条件を可能にする出力形式。
利用する出力形式をひとつ以上決定してから、ほかのシングル ソーシング タスクのどれか、おそらくタスク 2 - プライマリ ターゲットを指定、に進めます。
もし出力をひとつだけ創作してそれが既にプライマリ ターゲットとして設定されていれば、タスク 4 - ターゲットを名称変更へ進めます。ターゲットを名称変更したくなければ、残りのヘルプ システムの構築における基本手順のいずれかに進めます。
複数の出力を創作してプライマリ ターゲットが既に希望通りに設定してあれば、タスク 3 - ターゲットを追加または複製に進めます。