TestComplete 12.0 の新機能

2016年 8月 2日リリース

 

このトピックでは、TestComplete 12.0 における 変更を記載しています。

他のバージョンで追加された機能の詳細については、「TestComplete バージョン履歴」をご参照ください。


JavaScript のサポート

Oracle Forms のサポート

Web テストの強化

Android および iOS テストの強化

全体的な改善

QA および ビルド プロセスへのより良い統合

サードパーティ製コントロールのサポート強化

既知の問題

終了した サポート

 

JavaScript のサポート

TestComplete 12 は、JavaScript (ECMAScript 6) を自動テストを記述するための新しいスクリプト言語として追加しました。 JavaScript でテストを記録、記述、実行、デバッグすることが可能になりました。

TestComplete での JavaScript は、Google Chrome および Node.js で使用されているのと同じ V8 エンジンを使用しています。仕様については、JavaScript - Specifics of Usage をご参照ください。

注意: TestComplete 12 は、ECMAScript 3 標準の Microsoft の実装である JScript をまだサポートしています。 JScript と JavaScript は似た構文を持ちますが、TestComplete では別の言語として表示されます。それは、異なる言語機能と異なるエンジンを持っているためです。JScript は、JavaScript に比べて古く、JavaScript が近年含んでいる言語機能を含んでいません。JScript ユーザーは、新しいプロジェクトのために JavaScript を使用することを推奨します。

既存の JScript プロジェクトは、JavaScript に変換可能ですが、自動的には変換されません。手動での編集が必要になることもあります。 JScript プロジェクトの変換に関する詳細、および JScript と JavaScript の違いについては、JavaScript for JScript Users をご参照ください。

 

Oracle Forms のサポート

TestComplete 12 は、Oracle Forms 11g および 12c のテストをサポートします。Web ページに埋め込まれた、または Java Web Start で起動された Oracle Forms アプレットのテストの記録と再生実行が可能です。 Oracle Forms 画面内のコントロールを認識し、それらのコントロール上のユーザーアクションをシミュレートするための特有のメソッドとプロパティを提供します。 さらに、TestComplete は、Oracle Forms オブジェクトのネイティブ メンバーを公開し、テストで呼び出すためにそれらを利用可能にします。詳細については、Testing Oracle Forms および Supported Oracle Forms Controls をご参照ください。

 

Web テストの強化

  • テストの再生実行のパフォーマンスを改善。 特に、Google Chrome でオブジェクトの検索速度が改善されました。 Object Spy は、Chrome で Web ページ オブジェクトをすばやくキャプチャーするるようになりました。

  • Chrome 52 および Firefox 46–47 をサポート。

  • Bootstrap アラート内のリンクにアクセス。  アラート テキスト:ClickLinkwLinkCount および wLinkText 内のリンクに対するアクションを自動化するための新しいメソッドとプロパティを持つ Bootstrap Alert および AngularUI Bootstrap Alert のオブジェクトをテストできます。

  • Chrome extension SmartBear TestComplete Extension は、SmartBear Test Extension に名称変更しました。

 

Android および iOS テストの強化

  • 実際のデバイス上でモバイル Web テスト。 実際の iOS および Android デバイス上で Web アプリケーションの自動テストを作成するため TestComplete とモバイル ブラウザー(SmartBearBrowser) を使用することができます。SmartBearBrowser アプリケーションは、TestComplete Mobile モジュールの一部です。インストールおよび利用法については、Mobile Web Testing on Real Devices をご参照ください。


  • 自動インスツルメント Android MultiDex アプリケーション。 以前のバージョンの TestComplete では、MultiDex アプリケーションをアプリケーションのコードを変更することでのみテストを可能にできました。今回、TestComplete は、MultiDex アプリを TestedApps に追加したとき、自動的にインスツルメントできます。これは、テストのために新しい .apk ファイルをビルドする必要がないことを意味し、オリジナルの .apk ファイルをテストすることができます。

  • iPhone SE および 12.9 インチ iPad Pro をサポート。

 

全体的な改善

  • ソース管理システムのためのスマートなサポート。 ファイルをソース管理リポジトリにプッシュするとき、ファイル変更をマージすることをさらに簡単にするため、TestComplete プロジェクト ファイルのフォーマットを再設計しました。新しいフォーマットは、自動マージ中に発生する可能性のある問題の数を減らします。

    注意:  バージョン 12 で使用されている新しいプロジェクト ファイル フォーマットは、以前のバージョンの TestComplete と互換性がありません。TestComplete 12 で既存のファイルを開くとき、バージョン12で使用されるフォーマットに変換するように求められます。変換の前に、プロジェクトのバックアップを作成ためのオプションがありますので、必要に応じて戻すことができます。詳細は、Migrating Projects Created in Earlier Versions to TestComplete 12 をご参照ください。

  • “Object not found (オブジェクトが見つかりません)” エラーのより良いトラブルシューティング。 TestComplete は、システム上でテストするオブジェクトの検出に失敗したとき、"an object not found" エラーを通知します。 バージョン 12 ではこのエラーを簡単に修正できます:

    • 可能な場合、TestComplete は、見つからないウィンドウまたはコントロールと類似しているウィンドウまたはコントロールを自動的に検出し、この類似のウィンドウまたはコントロールをテストで使用するように認識プロパティの更新を提案します。これらの提案を “Object not found” エラーメッセージの前の Object recognition hint メッセージとしてテスト ログ内で見ることができます:

      Automated testing with TestComplete: New 'Object recognition hint' message in the test log

    • テストで Test Visualizer を使用している場合、 TestComplete は テスト ログに見つからないオブジェクトの画像をポストします。 さらに、TestComplete は、可能性のある候補の画像 (見つからないオブジェクトに類似しているオブジェクト) もポストします。テストログの Picture タブで両方の画像を見ることができます。

  • Find メソッド用の検索アルゴリズムを選択。 Find メソッドで検索順序を depth-first(深さ優先) と breadth-first(広さ優先) を選択できます。 これを行うには、プロジェクト プロパティ Object search strategy (オブジェクト検索方法)、または実行時のプロパティ Options.Run.ObjectSearchStrategy を使用します。 アプリケーションのオブジェクト階層に応じて、このオプションを変更すると、オブジェクトの検索を高速にすることができます。

  • Direct2D テキストの認識改善。 テキスト認識のための新しいアルゴリズムにより、デフォルトのテキスト認識設定が使用されていた時に、識別されなかった Direct2D ベースのアプリケーション内のテキストを識別が改善されました。この新しいアルゴリズムは、アプリケーションをプロジェクトの Text Recognition 設定の Extended support リストに追加することにより、選択したアプリケーション用に有効にすることができます。詳細については、Enabling Extended Text Recognition for Applications That Use Direct2D をご参照ください。

  • ウィンドウ キャプションにより MSAA をフィルタリング。 MSAA エンジン オプションの List of accepted windows は、ウィンドウ クラス名だけでなく、WndClass;@text=WndCaption 形式のウィンドウ キャプションも受け付けます。 これにより、MSAA エンジンを特定のクラスの選択したオブジェクトを識別するために使用できます。

  • 新しいスクリプト オブジェクト WshShell は、Windows スクリプティング オブジェクト WScript.Shell のラッパーです。 WScript.Shell のメソッドとプロパティにコードなしでアクセスすることが可能になります。例えば、次の行の代わりに:

    Sys.OleObject("WScript.Shell").Run("command line")

    以下の行を使用できます:

    WshShell.Run("command line")

  • .NET Framework 4.6.1 のサポート。 .NET Framework version 4.6.1 をターゲットにする .NET および WPF アプリケーションのテストを自動化することができます。

  • Python サポートの強化:

    • オブジェクトは、プロパティの値を取得または設定するための __getprop____setprop____callmethod__ の補足のメソッドが追加されました。 __getprop__ および __setprop__ は、デフォルトのパラメーターの値を使用する  property[param1, param2] のようにパラメーター化したプロパティをアクセスするために使用されます。

    • 以前の TestComplete の Inspect ウィンドウは、同じタブ - Properties 上のネイティブ Python オブジェクトのメソッドとプロパティを表示していました。TestComplete 12.0 では、これらのオブジェクトのメソッドとプロパティを区別し、Methods タブにメソッドを表示します。

    • さらに、以前は、ネイティブ Python オブジェクトのメソッドとプロパティは、Advanced 表示モードだけで表示されました。今回、これらのメソッドとプロパティは、 Basic 表示モードでも表示されます。

  • コード補完パフォーマンスの改善。 Code 補完 は、別スレッドでデータを読み込むようになり、オブジェクトのプロパティおよび メソッドの読み込み中に中断しなくなりました。メンバーリストが読み込まれている間、コードの入力を継続できます。

  • プロジェクトの Tested Applications コレクションに Java Web Start アプリケーションを追加でき、テストからこれらのアプリケーションを実行できます。

  • SmartBear 社からの今後の無料製品トレ―ニング セッション、ウェビナー、最新の TestComplete アップデートなどの通知およびアナウンス (英語) を直接見ることができます。TestComplete のオプション設定の General | User Interface カテゴリーでこのアナウンスを有効、または無効にできます。

  • ユーザー様からご報告された 多数の不具合 が修正されました。

 

QA および ビルド プロセスへのより良い統合

  • QAComplete テスト管理システムとの強化された統合。 TestComplete のプロジェクト、プロジェクト スイート、または特定のテストを SmartBear QAComplete テスト管理システムに簡単にエクスポートできるようになりました。これは、特定の TestComplete プロジェクトまたはテストに関連付けしたテストを QAComplete Test Library に作成します。詳細は、Exporting TestComplete Tests to QAComplete をご参照ください。


  • TestComplete Jenkins サポートの強化。 TestComplete test ステップを構成するとき、TestComplete または TestExecute に任意のコマンドライン引数を指定することができます。

  • Quality Center との統合強化。 HP Quality Center Connector でデフォルトで TestExecute を使ってインポートした TestComplete テストを実行できます。TestExecute で HP Quality Center にインポートした TestComplete テストを実行するために手動で Connector スクリプトを修正する必要がなくなりました。テストを実行するコンピューターに TestExecute がインストールされている場合、Connector がテストを実行するためにそれを使用します。

 

サードパーティ製コントロールのサポート強化

TestComplete 12 では、以下の UI コントロール ライブラリーのサポートが追加されました:

  • Telerik Q1 2016 controls for Windows Forms

  • Developer Express controls for Windows Forms ver. 15.2 および 16.1 (Developer Express controls ver 16.1 用の 既知の問題 を参照)

  • Yahoo! User Interface Library (YUI) controls ver. 3.15 - 3.18.1

  • Sencha Ext JS controls ver. 6.0.2

  • Google Web Toolkit (GWT) controls ver. 2.6.1 および 2.7.0

 

既知の問題

DevExpress XtraGrid コントロール v. 16.1: ClickCell メソッドは、グリッドに現在表示されていないセルをクリックすることができません。問題を回避するには、目的のセルを表示するようにグリッドをスクロールしてください。

 

終了したサポート

TestComplete は、Firefox バージョン 39 – 44 のサポートを終了します。

 

TestComplete 12 の最新機能および改良された機能の詳細については、TestComplete 12 リリースノートおよびオンラインヘルプをご参照ください。

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