2016年 10月 12日リリース
このトピックでは、TestComplete 12.10 における変更を記載しています。
他のバージョンで追加された機能の詳細については、「TestComplete バージョン履歴」をご参照ください。
Edge サポートの強化。 TestComplete 12.1 は、Microsoft Edge Web ブラウザーの最新バージョン - Windows 10 Anniversary Update をサポートします。加えて、Edge での Web テストの記録と Web コントロールの認識を強化しました。
Firefox 48, 49、および Chrome 53 のサポート。 これらの主要なブラウザーも最新バージョンで表示される Web ページの自動テストを作成して実行することができます。
さらに、Firefox の 64 ビット版のサポートを TestComplete に追加しました (32 ビット版は従来のバージョンでサポートされています)
最新の Web コントロールのバージョンをサポート:
MooTools version 1.6.0
Telerik Q2 2016 controls for ASP.NET および Silverlight
iOS 10 のサポート。 この iOS バージョンを実行している iOS デバイス上のアプリケーションのテストを記録し、実行することができます。
Embarcadero RAD Studio 10.1 Berlin のサポート。 このバージョンの RAD Studio で作成された32 ビットおよび 64 ビットの Delphi および C++Builder アプリケーションの自動テストを記録して、実行することができます。
WPF テスト オブジェクト用の新しい WPFControlAutomationId プロパティ。 このプロパティは、テストするアプリケーションのソースコード内のコントロール用に開発者が設定した WPF コントロールの AutomationIdProperty プロパティ値を返します。TestComplete は、name mapping 用にこのプロパティを使用します。 これは、アプリケーションのソースコードでプロパティが設定され、より信頼性の高いコントロール認識を提供します。
最新バージョンの Infragistics および Syncfusion コントロールとコントロール ライブラリーをサポート:
Infragistics NetAdvantage 2015 Vol.1 および 2016 Vol. 1 for Windows Forms
Syncfusion Essential Studio 14.1
TestComplete インストーラーの更新。 インストール ウィザードを更新しました。これにより、インストールする TestComplete モジュールおよびコンポーネントの選択が必要なくなりました。インストール ウィザードは、自動的に使用可能なすべてのコンポーネントをコピーします。TestComplete および TestExecute のインストールがさらに簡単に迅速になります。
Visual Studio 統合ファイルおよびモジュールの個別インストール パッケージ。 タスクの一部は前述したように、Visual Studio 統合ファイルとモジュールが個別のインストーラーに移されました。これは TestComplete (および TestComplete) と一緒に出荷されます。製品をインストールした後で、製品のフォルダーで見つけることができます:
<TestComplete 12>\VS Integration\VSIntegration.exe
(<TestExecute 12>\VSIntegration\VSIntegration.exe for TestExecute)
Visual Studio 統合機能を使用するコンピューターに TestComplete をインストールした後で、このインストーラーを実行してください。
注意: 以前のバージョンの TestComplete (または TestExecute) を Visual Studio 統合機能を有効にしている場合、製品バージョンを最新のこのバージョンにアップデートすると、統合機能が削除されます。統合機能を有効にするには、統合パッケージをインストールして、インストール ウィザードで利用する Visual Studio のバージョンの統合を選択します。
よりスマートな Data-Driven Loop (データ ドリブン ループ) ウィザード。Data-Driven Loop ウィザードの最後のステップで、操作パラメーター値を設定するためにどのデータ列を使用するかを指定できます。ウィザードを強化したため、自動的にパラメーターを同じ名前を持つデータ列にマッピングします。これによりデータドリブン テストを作成するとき、ハードコードされたデータをデータソースの値と簡単に交換できます。
更新されたクイック ツアー。 習得時間を短かくし、すばやくデスクトップおよび Web アプリケーション用の自動テストを作成することを助けます。"クイック ツアー" を実行するには、TestComplete の Start page の “Quick Tour” をクリックします。
Test Visualizer がどのデータをキャプチャーするか制御するオプションが変更されました。
Test Visualizer を完全に無効にすることができます。あるいは、記録およびテスト実行中に画像をキャプチャーすることを指示できます。Test Visualizer にその画像がキャプチャーされるテストするオブジェクト上のデータを収集することを指示するには、さらに Capture tested objects プロパティ オプションを有効にする必要があります。
お客様から報告された多数の不具合を修正しました。
Connected および Self-Testing アプリケーション テクノロジーは、推奨されていません。これらは、TestComplete の初期のバージョンで複雑なテスト タスクを実行するために、TestComplete の制限を回避するために追加されていました。製品が進化するにつれ、より多くの機能が追加され、これらの機能は古くなりました。TestComplete の将来のリリースで削除されます。これらを使用して新しいテストを作成することを推奨しません。これらのテクノロジーを実行させるタスクを実行するために TestComplete の他の機能を使用できます (詳細は、Connected Applications - Overview をご参照ください)。別個のアプリケーションで実行するテストを作成するには、開発者向けの機能テスト ツールである TestLeft を使用することもできます。
TestComplete 12 の最新機能および改良された機能の詳細については、TestComplete 12 リリースノートおよびオンラインヘルプをご参照ください。