Hello, Android

Xamarin を使用した Android アプリケーション開発の入門ガイド

本ガイドでは、Xamarin Studio を使用して、初めての Xamarin.Android アプリケーションのビルドを紹介し、Xamarin を使用して Android アプリケーションの開発の基本的な部分を紹介します。 Xamarin.Android アプリケーションのビルドと配布に必要なツール、コンセプト、ステップも紹介します。

Hello, Android 入門

本セクションでは、ユーザーが入力した英数字の電話番号を数字の電話番号に変換し、その番号に電話するアプリケーションを作成します。完成したアプリケーションは、以下のような画面になります:

それでは始めましょう!

注意: 本ガイドは、クロス プラットフォーム開発シリーズの一つです。 Hello, iOS の入門ガイドでも取り上げている一部を使用し、共通のソリューションに Android アプリケーション向けに加えたものです。 iOS と Android の両方の学習に興味がある場合は、Hello, iOS の入門ガイドから始めることをお勧めします。 Android アプリケーションの開発を重視する場合は、Android のみのソリューションを設定するのに役立つステップを追加で紹介します。 設定が完了したら、Hello, Android と Hello, Android マルチ スクリーンの入門ガイドが完了します。

要件

Xamarin.Android を使用して Android アプリケーションを開発するには以下のいずれかが必要です:

  • OS X Mountain Lion およびそれ以降で最新バージョンの Xamarin Studio
  • Windows 7 およびそれ以降で最新バージョンの Xamarin Studio
  • Windows 7 およびそれ以降で Visual Studio 2010/2012/2013/2015 の Community を含む Express 以外のエディション

このセクションでは、対象のプラットフォームに最新バージョンの Xamarin.Android がインストールされていることを想定して進めます。 Xamarin.Android のインストールに関しては、Xamarin.Android のインストール ガイドをご参照ください。

アプリケーションの作成を始める前に、Xamarin App Icons & Launch Screens セットをダウンロードしてください。

エミュレーターの準備

Android のエミュレーターには、いくつかオプションがあります。 スタンダードな Android エミュレーターは、シンプルな設定ですが、起動が遅くパフォーマンスが低いです。 Xamarin では、高速でパフォーマンスの高い Xamarin Android Player を使用することを推奨します。 Xamarin Android Player を使用しない場合、エミュレーターを設定し、ハードウェア アクセラレーションを使用することをお勧めします。 ハードウェア アクセラレーションの設定方法に関しては、Accelerating Android Emulators ガイドをご参照ください。

チュートリアル

Android アプリケーションのみの場合の追加の設定
- Xamarin Studio -

Hello, iOS の入門ガイドが完了していない場合、以下のステップを実行します。 すでに Phoneword ソリューションの設定が完了している場合、次のセクションに進んでください。

  1. Applications フォルダまたは Spotlight から Xamarin Studio を起動します。 以下のような起動画面が開きます:

  2. New Solution... をクリックして、新規にソリューションを作成します:

  3. New Solution Dialog から、その他 > 空のソリューション テンプレート選択し、新しいソリューションの名前を Phoneword と付けます:

これでソリューションの設定は完了です。次のセクションでは、Android アプリケーションをソリューションに追加します。

Xamarin Studio を使用する場合

  1. Phoneword ソリューションを開きます。 画面左側にある ソリューション で、Phoneword ソリューションの右のグレーのギア アイコンをクリックして開き、追加 > 新しいソリューションを追加 を選択します:

  2. 新しいプロジェクト ダイアログから C# > Android に移動し、Android Application のテンプレートを選択します。 新しいプロジェクトには、Phoneword_Droid と名前を付けます:

  3. 次に、Resources フォルダを開き、ソリューションlayout フォルダを開き、Main.axml をダブルクリックして Android designer で開きます:

  4. デザイン画面で Button を選択し、キーボードの Delete ボタンで削除します。画面右側の Toolbox にある検索欄に text と入力し、Text (Large) コントロールを選択し、デザイン画面にドラッグします:

  5. デザイン画面で Text (Large) コントロールを選択し、プロパティ を使用して Text (Large)Text プロパティを Enter a Phoneword: に変更します:

    メモ: 表示 > パッドを操作して、いつでもプロパティ または Toolbox を使用できます。

  6. 次に、Toolbox から Plain Text をドラッグして、デザイン画面の Text (Large) コントロールの下に配置します:

  7. デザイン画面で Plain Text を選択し、Plain Text コントロールの Id プロパティを @+id/PhoneNumberText に、Text プロパティを 1-855-XAMARIN にそれぞれ変更します:

  8. Toolbox から Button コントロールをデザイン画面にドラッグして、Plain Text コントロールの下に配置します:

  9. デザイン画面で Button を選択し、プロパティ を使用して ButtonId プロパティを @+id/TranslateButton に、Text プロパティを Translate にそれぞれ変更します:

  10. 次に、Toolbox から 2つ目の Button コントロールをドラッグして、デザイン画面の TranslateButton コントロールの下に配置します:

  11. デザイン画面の Button を選択し、プロパティを使用して、ButtonId プロパティを @+id/CallButton に、Text プロパティを Call にそれぞれ変更します:

    ⌘ + s を押して保存します。

  12. ここで、英数字から数字に電話番号を変換するコードを追加します。 画面左の ソリューション から、Phoneword_Droid プロジェクトの隣のグレーのギア アイコンをクリックして、追加 > 新しいファイル を選択して、新しいファイルをプロジェクトに追加します:

  13. 新しいファイル 画面から General > 空のクラス を選択し、新しいファイルの名前を PhoneTranslator と付けます:

  14. ここで、新しい空の C# クラスを作成します。すべてのテンプレートのコードを削除し、以下のコードに置き換えます:

    using System.Text;
    using System;
    namespace Core
    {
        public static class PhonewordTranslator
        {
            public static string ToNumber(string raw)
            {
                if (string.IsNullOrWhiteSpace(raw))
                    return "";
                else
                    raw = raw.ToUpperInvariant();
                var newNumber = new StringBuilder();
                foreach (var c in raw)
                {
                    if (" -0123456789".Contains(c))
                        newNumber.Append(c);
                    else {
                        var result = TranslateToNumber(c);
                        if (result != null)
                            newNumber.Append(result);
                    }
                    // otherwise we've skipped a non-numeric char
                }
                return newNumber.ToString();
            }
            static bool Contains (this string keyString, char c)
            {
                return keyString.IndexOf(c) >= 0;
            }
            static int? TranslateToNumber(char c)
            {
                if ("ABC".Contains(c))
                    return 2;
                else if ("DEF".Contains(c))
                    return 3;
                else if ("GHI".Contains(c))
                    return 4;
                else if ("JKL".Contains(c))
                    return 5;
                else if ("MNO".Contains(c))
                    return 6;
                else if ("PQRS".Contains(c))
                    return 7;
                else if ("TUV".Contains(c))
                    return 8;
                else if ("WXYZ".Contains(c))
                    return 9;
                return null;
            }
        }
    }
    

    ファイル > 保存 を選択するか、または ⌘ + s を押して、PhoneTranslator.cs ファイルを保存して、閉じます。

  15. 次に、コードを追加して、ユーザー インターフェースを操作します。MainActivity クラスにコードを追加します。ソリューションMainActivity.cs をダブルクリックして開きます:

  16. まず TranslateButton を操作します。 MainActivity クラスで、OnCreate メソッドを見つけます。OnCreate 内で base.OnCreate(bundle)SetContentView (Resource.Layout.Main) の下にボタンのコードを追加します。 テンプレートのコードを削除すると、OnCreate メソッドは以下のコードのようになります:

    using System;
    using Android.App;
    using Android.Content;
    using Android.Runtime;
    using Android.Views;
    using Android.Widget;
    using Android.OS;
    namespace Phoneword_Droid
    {
        [Activity (Label = "Phoneword_Droid", MainLauncher = true)]
        public class MainActivity : Activity
        {
            protected override void OnCreate (Bundle bundle)
            {
                base.OnCreate (bundle);
                // Set our view from the "main" layout resource
                SetContentView (Resource.Layout.Main);
                // Our code will go here
            }
        }
    }
    
  17. 次に、Android デザイナーを使用して、レイアウト ファイルに作成したコントロールを参照します。 下記のコードを OnCreate メソッドの中に追加します:

    // Get our UI controls from the loaded layout
    EditText phoneNumberText = FindViewById<edittext>(Resource.Id.PhoneNumberText);
    Button translateButton = FindViewById<button>(Resource.Id.TranslateButton);
    Button callButton = FindViewById<button>(Resource.Id.CallButton);
    
    
  18. TranslateButton と名付けた最初のボタンをユーザーが押した際に応答するコードを追加します。下記のコードを OnCreate メソッドの中のコントロールの定義の下に追加します:

    // Disable the "Call" button
    callButton.Enabled = false;
    // Add code to translate number
    string translatedNumber = string.Empty;
    translateButton.Click += (object sender, EventArgs e) =>
        {
            // Translate user’s alphanumeric phone number to numeric
            translatedNumber = Core.PhonewordTranslator.ToNumber(phoneNumberText.Text);
            if (String.IsNullOrWhiteSpace(translatedNumber))
            {
                callButton.Text = "Call";
                callButton.Enabled = false;
            }
            else
            {
                callButton.Text = "Call " + translatedNumber;
                callButton.Enabled = true;
            }
       };
    
  19. 次に、CallButton と名付けた 2つ目のボタンをユーザーが押した際に応答するコードを追加します。以下のコードを TranslateButton のコードの下に追加します:

    callButton.Click += (object sender, EventArgs e) =>
    {
        // On "Call" button click, try to dial phone number.
        var callDialog = new AlertDialog.Builder(this);
        callDialog.SetMessage("Call " + translatedNumber + "?");
        callDialog.SetNeutralButton("Call", delegate {
               // Create intent to dial phone
               var callIntent = new Intent(Intent.ActionCall);
               callIntent.SetData(Android.Net.Uri.Parse("tel:" + translatedNumber));
               StartActivity(callIntent);
           });
        callDialog.SetNegativeButton("Cancel", delegate { });
        // Show the alert dialog to the user and wait for response.
        callDialog.Show();
    };
    
  20. 最後に、アプリケーションの権限を設定して、電話をかけます。 アプリケーションの権限の編集は、Android Manifest ファイルから行えます。 ソリューションProperties ノードを開いて Manifest を開き、AndroidManifest.xml をダブルクリックして開きます:

    Required Permissions にある Call Phone の権限をチェックします:

  21. これまでの作業を保存し、ビルド > 全てビルド を選択、または ⌘ + b でアプリケーションをビルドします。アプリケーションをコンパイルすると、IDE の上位に "Build Successful" とビルドが成功したメッセージが表示されます:

    エラーが発生する場合、前のステップに戻って、アプリケーションのビルドが成功するまで、不正な箇所を修正します。

  22. これで、アプリケーションが動作したので、最後の仕上げを加えていきましょう。 MainActivityLabel を編集します。 Label は、Android の最初の画面でアプリケーションがどこにあるかユーザーに知らます。

    MainActivity クラスの上位にある LabelPhoneword に変更します:

    namespace Phoneword_Droid
    {
        [Activity (Label = "Phoneword", MainLauncher = true)]
        public class MainActivity : Activity
        {
            ...
        }
    }
    
  23. Android Manifest ファイルでアプリケーションの名前とアイコンを編集できます:

    アプリケーションの名前を Phoneword に変更します。

  24. 次に、アプリケーションのアイコンを編集します。 まず初めに Xamarin App Icons set をダウンロードします。次に、Resources フォルダ以下の drawable フォルダを開き、既存の Icon.png を右クリックし、削除 を選択して削除します。
    drawable フォルダが無い場合は、Resources フォルダを右クリックし、[追加] > [新しいフォルダ] を選択し、drawable フォルダを作成します:

    ダイアログが表示された時は、Delete を選択してください:

  25. drawable フォルダを右クリックして、追加 > ファイル追加 を選択します:

  26. 選択ダイアログでは、解凍した Xmarin App Icons and Launch Images ディレクトリへ移動し、drawable フォルダを開きます。追加する Icon.png ファイルを選択します:

  27. 確認画面が表示されたら、Copy を選択してディレクトリにファイルを追加します:

  28. Xmarin App Icons and Launch Images ディレクトリにあるその他の drawable-* フォルダをプロジェクトに追加します。 これにより、他のデバイスのスクリーンで表示された場合のアイコンの見た目がよくなります。
    既にプロジェクト内に、他の drawable-* フォルダが存在する場合は、一度削除してください。

    まずは Resources フォルダを右クリックし、追加 > Add Existing Folder... を選択します:

    Add Existing Folder で、Xamarin App Icons and Launch Images フォルダにある他の drawable-* フォルダを選択し、フォルダの選択 をクリックします。 Select files to add from drawable-*Icon.png ファイルにチェックを入れ、Resources ディレクトリにコピーします:

    Xamarin App Icons and Launch Images フォルダ内の全ての drawable フォルダを Phoneword アプリケーションの Resources フォルダにコピーするまで繰り返します:

  29. Application icon のドロップダウン メニューから @drawable/icon を選択して、Android Manifest のアイコンを指定します:

  30. 最後に Android のエミュレーターを使用して、アプリケーションをテストします。 まだエミュレーターの設定を行っていない場合は、Xamarin Android Player を参照してください。

    Hello, iOS の入門ガイドを終了後に本入門ガイドを行っている場合、Phoneword_Droid プロジェクトをスタートアップ プロジェクトとして設定する必要があります。 ソリューションPhoneword_Droid を右クリックして、スタートアップ プロジェクトとして設定 を選択します:

    スタートアップ プロジェクトとして設定すると、Xamarin Android Player が起動し (使用している場合)、仮想デバイスの使用を選択し、IDE の左上端の Play ボタンをクリックします:

    以下のスクリーンショットのように、Xamarin Android Player で実行する Nexus 4 (KitKat) (API 19) 仮想デバイスを選択しています。

  31. Xamarin Android Player で Phoneword アプリケーションを実行した場合、下のスクリーン ショットのようになります:

Android アプリケーションのみの場合の追加の設定
- Visual Studio -

Hello, iOS の入門ガイドが完了していない場合、以下のステップを実行します。 すでに Phoneword ソリューションの設定が完了している場合、次のセクションに進んでください。

  1. Visual Studio を起動します。以下のような起動画面が開きます:

  2. 開始 > 新しいプロジェクト... をクリックして、新しいソリューションを作成します:

  3. 新しいプロジェクト 画面で、その他のプロジェクトの種類 > Visual Studio ソリューション をクリックします。 空のソリューション テンプレートを選択します。 新しいソリューションには、名前を Phoneword と付けます:

Visual Studio を使用する場合

  1. Phoneword ソリューションを開きます。 画面右側にある ソリューション エクスプローラーPhoneword ソリューションを右クリックし、追加 > 新しいプロジェクト を選択します:

  2. 新しいプロジェクトの追加 ダイアログから Visual C# > Android に移動し、Blank App (Android) テンプレートを選択します。 新しいプロジェクトには、Phoneword_Droid と名前を付けます:

  3. 次に、Resources フォルダを開き、ソリューション の layout フォルダを開き、Main.axml をダブルクリックして Android designer で開きます:

  4. デザイン画面で Button を選択し、キーボードの Delete ボタンで削除します。 画面左側の ツールボックス にある検索欄に text と入力し、Text (Large) を選択し、デザイン画面にドラッグします:

  5. デザイン画面で Text (Large) コントロールを選択し、Properties を使用して Text (Large)Text プロパティをEnter a Phoneword: に変更します:

  6. 次に、ツールボックス から Plain Text をドラッグして、デザイン画面の Text (Large) コントロールの下に配置します:

  7. デザイン画面で Plain Text を選択し、Plain Text コントロールの Id プロパティを @+id/PhoneNumberText に、Text1-855-XAMARIN にそれぞれ変更します:

  8. ツールボックス から Button コントロールをデザイン画面にドラッグして、Plain Text コントロールの下に配置します:

  9. デザイン画面で Button を選択し、プロパティ を使用して ButtonId プロパティを @+id/TranslateButton に、Text プロパティを Translate にそれぞれ変更します:

  10. 次に、ツールボックス から 2つ目の Button コントロールをドラッグして、デザイン画面の TranslateButton コントロールの下に配置します:

  11. デザイン画面の Button を選択し、プロパティ を使用して、ButtonId プロパティを @+id/CallButton に、Text プロパティを Call にそれぞれ変更します:

    CTRL + S を押して保存します。

  12. ここで、英数字から数字に電話番号を変換するコードを追加します。 画面右の ソリューション エクスプローラー から Phoneword_Droid を右クリックし、追加 > 新しい項目 を選択します:

  13. 新しい項目の追加 画面から、Visual C# > Class を選択し、新しいクラスの名前を PhoneTranslator.cs と付けます:

  14. ここで、新しい空の C# クラスを作成します。 すべてのテンプレートのコードを削除し、以下のコードに置き換えます:

    using System.Text;
    using System;
    namespace Core
    {
        public static class PhonewordTranslator
        {
            public static string ToNumber(string raw)
            {
                if (string.IsNullOrWhiteSpace(raw))
                    return "";
                else
                    raw = raw.ToUpperInvariant();
                var newNumber = new StringBuilder();
                foreach (var c in raw)
                {
                    if (" -0123456789".Contains(c))
                        newNumber.Append(c);
                    else {
                        var result = TranslateToNumber(c);
                        if (result != null)
                            newNumber.Append(result);
                    }
                    // otherwise we've skipped a non-numeric char
                }
                return newNumber.ToString();
            }
            static bool Contains (this string keyString, char c)
            {
                return keyString.IndexOf(c) >= 0;
            }
            static int? TranslateToNumber(char c)
            {
                if ("ABC".Contains(c))
                    return 2;
                else if ("DEF".Contains(c))
                    return 3;
                else if ("GHI".Contains(c))
                    return 4;
                else if ("JKL".Contains(c))
                    return 5;
                else if ("MNO".Contains(c))
                    return 6;
                else if ("PQRS".Contains(c))
                    return 7;
                else if ("TUV".Contains(c))
                    return 8;
                else if ("WXYZ".Contains(c))
                    return 9;
                return null;
            }
        }
    }
    

    ファイル > 保存 を選択するか、または CTRL+S を押して、PhoneTranslator.cs ファイルを保存して、閉じます。

  15. 次に、コードを追加して、ユーザー インターフェースを操作します。 MainActivity クラスにコードを追加します。 ソリューション エクスプローラーMainActivity.cs をダブルクリックして開きます:

  16. まず TranslateButton を操作します。 MainActivity クラスで、OnCreate メソッドを見つけます。 OnCreate 内で base.OnCreate(bundle)SetContentView (Resource.Layout.Main) の下にボタンのコードを追加します。 テンプレートのコードを削除すると、OnCreate メソッドは以下のコードのようになります:

    using System;
    using Android.App;
    using Android.Content;
    using Android.Runtime;
    using Android.Views;
    using Android.Widget;
    using Android.OS;
    namespace Phoneword_Droid
    {
        [Activity (Label = "Phoneword_Droid", MainLauncher = true)]
        public class MainActivity : Activity
        {
            protected override void OnCreate (Bundle bundle)
            {
                base.OnCreate (bundle);
                // Set our view from the "main" layout resource
                SetContentView (Resource.Layout.Main);
                // Our code will go here
            }
        }
    }
    
  17. 次に、Android デザイナーを使用して、レイアウト ファイルに作成したコントロールを参照します。 下記のコードを OnCreate メソッドの中に追加します:

    // Get our UI controls from the loaded layout
    EditText phoneNumberText = FindViewById<edittext>(Resource.Id.PhoneNumberText);
    Button translateButton = FindViewById<button>(Resource.Id.TranslateButton);
    Button callButton = FindViewById<button>(Resource.Id.CallButton);
    
  18. TranslateButton と名付けた最初のボタンをユーザーが押した際に応答するコードを追加します。 下記のコードを OnCreate メソッドの中のコントロールの定義の下に追加します:

    // Disable the "Call" button
    callButton.Enabled = false;
    // Add code to translate number
    string translatedNumber = string.Empty;
    translateButton.Click += (object sender, EventArgs e) =>
        {
            // Translate user’s alphanumeric phone number to numeric
            translatedNumber = Core.PhonewordTranslator.ToNumber(phoneNumberText.Text);
            if (String.IsNullOrWhiteSpace(translatedNumber))
            {
                callButton.Text = "Call";
                callButton.Enabled = false;
            }
            else
            {
                callButton.Text = "Call " + translatedNumber;
                callButton.Enabled = true;
            }
       };
    
  19. CallButton と名付けた 2つ目のボタンをユーザーが押した際に応答するコードを追加します。 以下のコードを TranslateButton のコードの下に追加します:

    callButton.Click += (object sender, EventArgs e) =>
    {
        // On "Call" button click, try to dial phone number.
        var callDialog = new AlertDialog.Builder(this);
        callDialog.SetMessage("Call " + translatedNumber + "?");
        callDialog.SetNeutralButton("Call", delegate {
               // Create intent to dial phone
               var callIntent = new Intent(Intent.ActionCall);
               callIntent.SetData(Android.Net.Uri.Parse("tel:" + translatedNumber));
               StartActivity(callIntent);
           });
        callDialog.SetNegativeButton("Cancel", delegate { });
        // Show the alert dialog to the user and wait for response.
        callDialog.Show();
    };
    
  20. 最後に、アプリケーションの権限を設定して、電話をかけます。 アプリケーション権限の編集は、Android Manifest ファイルから行えます。 ソリューション エクスプローラーPhoneword_Droid の下の Properties をダブルクリックして開き、Android Manifest ノードを選択します。 ソリューション の Properties ノードを開いて Manifest を開き、AndroidManifest.xml をダブルクリックして開きます:

    Required Permissions にある CALL_PHONE の権限をチェックします:

  21. これまでの作業を保存し、ビルド > ソリューションのビルド を選択、または CTRL-SHIFT-B でアプリケーションをビルドします。 アプリケーションをコンパイルすると、Visual Studio の左下のコーナーにビルドが成功したメッセージが表示されます: IDE の上位に "Build Successful" とビルドが成功したメッセージが表示されます:

    エラーが発生する場合、前のステップに戻って、アプリケーションのビルドが成功するまで、不正な箇所を修正します。

  22. これで、アプリケーションが動作したので、最後の仕上げを加えていきましょう。 MainActivityLabel を編集します。 Label は、Android の最初の画面でアプリケーションがどこにあるかユーザーに知らせます。

    MainActivity クラスの上位にある LabelPhoneword に変更します:

    namespace Phoneword_Droid
    {
        [Activity (Label = "Phoneword", MainLauncher = true)]
        public class MainActivity : Activity
        {
            ...
        }
    }
    
  23. Android Manifest ファイルからアプリケーションの名前とアイコンを編集することができます:

    アプリケーションの名前を Phoneword に変更します:

  24. 次に、アプリケーションのアイコンを編集します。 まず初めに Xamarin App Icons set をダウンロードします。 次に、Resources フォルダ以下の drawable フォルダを開き、既存の Icon.png を右クリックし、削除 を選択して削除します。
    drawable フォルダが無い場合は、Resources フォルダを右クリックし、追加 > 新しいフォルダー を選択し、drawable フォルダを作成します:

    ダイアログが表示された時は、OK を選択してください:

  25. drawable フォルダを右クリックして、追加 > 既存の項目 を選択します:

  26. 選択ダイアログでは、解凍した Xamarin App Icons and Launch Images ディレクトリへ移動し、drawable フォルダを開きます。追加する Icon.png ファイルを選択します:

  27. Xmarin App Icons and Launch Images ディレクトリにあるその他の drawable-* フォルダをプロジェクトに追加します。 これにより、他のデバイスのスクリーンで表示された場合のアイコンの見た目がよくなります。

    ファイル エクスプローラーから、解凍した Xamarin App Icons のディレクトリ内の drawable-* フォルダを選択します:

    選択したフォルダを Visual Studio の ソリューション エクスプローラー にある Resources の中にドラッグします:

    ソリューション エクスプローラー の中のプロジェクトに選択したフォルダが反映されます:

  28. Application Icon のドロップダウン メニューから @drawable/icon を選択して、Android Manifest のアイコンを指定します:

  29. 最後に Android のエミュレーターを使用して、アプリケーションをテストします。 まだエミュレーターの設定を行っていない場合は、Xamarin Android Player を参照してください。

    Hello, iOS の入門ガイドを終了後に本入門ガイドを行っている場合、Phoneword_Droid プロジェクトをスタートアップ プロジェクトとして設定する必要があります。 ソリューション エクスプローラーPhoneword_Droid を右クリックして、スタートアップ プロジェクトとして設定 を選択します:

    Properties にある Application ノードを開きます。 Compile using Android version: から、使用するエミュレーターの API レベルと同じまたは以下の API レベル を選択します。 使用するエミュレーターをツールバー上の Target Android Device のドロップダウン メニューから選択します。 ここの例では、MonoForAndroid_API_10 のエミュレーターと API Level 10 を使ってプロジェクトをコンパイルします:

  30. Start をクリックしてエミュレーターを起動させ、アプリケーションを表示させます。 下のスクリーン ショットは、エミュレーター上で Phoneword アプリケーションを実行した際の図です。 いくつかのエミュレーター上では、ホーム ボタンや MENU ボタンがアプリケーション内で動作するか確認する必要があります。 Translate ボタンをクリックして、Call ボタンのテキストが更新され、Call をクリックした時に call ダイアログがスクリーン ショットのように表示されます:

    アプリケーション リストで Phoneword アプリケーションと設定したアイコンが表示されます:

初めての Xamarin.Android アプリケーションの完成です!次のステップ Hello, Android Deep Dive で、このガイドで習得したツールとスキルをさらに試しましょう。

 


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