TestComplete 12.40 リリース

こんにちは。SmartBear 営業部です。
先日、10/9 に TestComplete 12.40 がリリースされました。マイナーバージョンアップですが、大きな変更点もありますので、ブログでも紹介していきます。

主な変更点

・TestComplete 64bit 版の提供開始
・Quick Checkpoints機能の追加
・NameMapping の改善
・Android テストの Wi-Fi 接続のサポート
・Android/iOS の対応バージョンの更新

■ TestComplete 64bit 版の提供開始
12.40 から TestComplete / TestExecute 共に 64bit 版の提供が開始されました。今後のバージョンでも、32bit と 64bit の両方がリリースされる予定です。
64bit 版を利用する利点として、64bit OS のメモリー領域を利用できるため、テストエンジンはハードディスクのキャッシュからロードするのではなく、大きなデータをメモリに格納することができます。これにより、テストの作成と再生が効率化され、大きなテストやテストログを迅速に実施できます。
なお、サポートされているアプリケーションの範囲に影響しませんので、例えば、TestComplete の 64bit 版を使用して、32bit のアプリケーションをテストすることが可能です。
インストール パッケージには、32bit と 64bit モジュールの両方が含まれており、64bit OS にインストールする際は自動的に 64bit 版をインストールします。
既に TestComplete/TestExecute のライセンスをお持ちで、メンテナンスが有効なユーザー様は 64bit 版を無償で入手可能です。

32bit と 64bit のどちらがインストールされているかは、[Help] – [About] で表示したダイアログで確認ができます。
なお、12.40 からは、同ダイアログで接続している License Server (Node Locked ライセンスの場合はインストールした PC) の情報と、CustomerID も表示されるようになりました。

重要: 64bit 版に切り替えた場合、テスト環境とプロジェクトの変更が必要になる場合があります。例として、データドリブンテストで Excel、.CSV、その他のデータ ファイルからデータを読み取る場合、テストエンジンは Microsoft Access Database Engine ドライバーを使用しますが、TestComplete の 64bit 版は、このドライバーの 32bit 版を使用できません。代わりに 64bit 版のドライバーをインストールする必要があります。
詳細については、以下のサイトの情報をご参照ください。

TestComplete 64ビットと 32ビットの違い:https://www.xlsoft.com/jp/products/smartbear/difference-between-x64-vs-x86.html

■Quick Checkpoints 機能の追加
テストの記録中にプロパティ チェックポイントを追加するための「Quick Checkpoints 機能」が追加されました。
この機能はデフォルトで有効化されており、テストの記録中にマウスカーソルで選択したオブジェクトの右下に + のアイコンが表示され、こちらのメニューから設定が可能です。

Quick Checkpoints 機能を無効にしたい場合は、以下の 3 つの方法で無効化することができます。
・ 上記のコンテキストメニューの “Disable Quick Checkpoints ” を選択
・ レコーディング ツールバーの設定から “Enable Quick Checkpoints” のチェックを外します。

・[Tools] – [Options…] – [Recording] の “Enable Quick Checkpoints” のチェックを外します。

■NameMapping の改善
Name Mapping エディターに検索機能が追加されました。プロパティ名および、値で検索できるため、Name Mapping レポジトリーから対象のオブジェクトを探す際の利便性が向上しました。

他にも、Mapped Objects ツリー内で、マッピングされている情報のコピー&ペーストが可能となりました。

■Android テストの Wi-Fi 接続のサポート
従来のバージョンでは USB ケーブル経由で Android 端末に接続し、テストの作成/実行ができましたが、12.40 からは、Wi-Fi 経由での接続も可能になりました。
いくつかの設定が必要となりますが、Wi-Fi 経由で接続が確立すると、以下のようなステータスを確認できます。

設定方法については、後日ブログの記事で紹介する予定です。

※注意:Wi-Fi 経由の接続は Android 端末のみです。iOS は対応していません。

■Android/iOS の対応バージョンの更新
・Android 8 のサポートを追加。
・iOS 11 のサポートを追加。
・Xcode 9 のサポート。

TestComplete 12.40 の評価版は以下のサイトから申請できますので、お試しください。

評価版申請サイト:https://www.xlsoft.com/jp/products/smartbear/download.html