DS-5 は、システム上で最も重要なソフトウェアが効率的かつ確実に動作するためのコアとなるツールのセットを提供します。
DS-5 Development Studio は、エディタ、コンパイラ、デバッガ、およびシステム プロファイラを搭載したあらゆる Arm® ベースの SoC の組み込み式 C/C++ ソフトウェア開発向けのツール スイートです。
2018 年 6 月 29 日:DS-5 最新バージョン 5.29 リリース (新機能はこちら)
Arm® プロセッサ、CoreSight™ のインフラストラクチャ、およびデバッグ ハードウェアとともに設計された DS-5 は、デバッグ接続を要約する役に立ち、40 を超える半導体パートナーや OEM から、デバイスへ設定済みのデバッグ接続を提供します。
新しいデバイスでは、DS-5 はシステムオンチップのインフラストラクチャを自動検出し、コアおよびトレース マクロセルを特定して、デバッグ接続をより簡単に設定できます。
Streamline パフォーマンス アナライザを使用してシステムの最適化を実現し、基盤となるハードウェアをソフトウェアが最大限に活用することを保証します。
※ 動画右下にある アイコンをクリックし、[字幕] から [日本語] を選択することで、日本語字幕付きでご覧いただけます。
DS-5 Development Studio は、Arm® ベースの SoC 向けのソフトウェア開発ツール セットで、コンパイラ、シミュレータ、デバッガ、およびパフォーマンス アナライザが含まれます。
Arm® Compiler は、Arm 社により最新の LLVM フレームワークを基にプロセッサおよびアーキテクチャ プロジェクトと綿密に連携して開発され、新しいハードウェア機能を最大限に活用します。Arm® Compiler 6 は、業界標準である Arm 社の C/C++ コンパイル ツールの最も効率化な最新バージョンです。
Arm® Compiler は、Arm®v6-M から 64-bit 版 Armv8-A におけるすべての Arm® Cortex® プロセッサとアーキテクチャ向けにコード生成の最適化をサポートし、Arm® ベースのプロセッサの最高の機能を最大限に活用する効率性に特化した製品の開発を実現します。
Arm の品質保証に加え、安全認証、および長期メンテナンスを提供します。
Fixed Virtual Platforms (FVP、固定仮想プラットフォーム) は、プロセッサ、メモリ、および周辺機器を含む Arm® システムの完全なシミュレーションを提供します。対象のハードウェアがなくても、ベアメタルのコーディング、ソフトウェアの先行開発や自動テストを可能にします。これにより、実際のデバイスでソフトウェアがどのように実行されるのか確認できます。
DS-5 Debugger は、Arm® プロセッサベースのターゲットおよび Fixed Virtual Platforms (FVP) ターゲット上のソフトウェア開発をサポートするグラフィカル デバッガです。同期されたソースとディスアセンブル、コール スタック、メモリ、レジスタ、式、変数、スレッド、ブレークポイント、およびトレースなどの包括的かつ直感的なビューにより、ベアメタルや Linux アプリケーションを簡単にデバッグできます。
弊社では、あらゆる Arm® プロセッサベースのハードウェア ターゲットにおける強力なソフトウェアのデバッグと最適化を実現する高性能なデバッグ トレース ユニットを備えた DSTREAM と DSTERAM-ST も販売しています。
Streamline パフォーマンス アナライザは、システム全体をプロファイリングし、個々のソース コードまでアプリケーションを最適化して、パフォーマンスや消費電力を視覚的に解析します。タイムライン ビュー、コールパス ビュー、関数ビュー、コード ビュー、ログ ビューなどの機能を提供します。
これまで以上の OpenCL のサポートにより、ハイエンドの Mali™ GPU から ARMv8 アプリケーションのプロセッサまで、システム全体でリソースのバランスが均一であることを保証し、ARMv8 アーキテクチャのスピードと Arm® Compiler 6 を最大限に活用します。
DS-5 は、最先端の Arm 製品と技術をサポートしています。
最も早い段階でアーキテクト、エンジニア、およびリード パートナーと協力することで、デザイン プロセスに合ったソフトウェア ツールを提供します。大企業または小規模チームに関係なく、あらゆるプロジェクトに DS-5 を活用できます。
Juno 開発プラットフォーム および Armv8 FVP を含む Armv8 のサポート。
DS-5 Professional および Ultimate Edition に含まれる LLVM ベースの Arm® Compiler 6。
カスタム SoC でシステム構成を簡素化する抽象レイヤを備えた高度なデバッグとトレース。
単一のコア デバイスのデバッグにおける簡易性を備えた big.LITTLE™ システムのデバッグとプロファイル。
Arm® Compiler 5、Arm® Compiler 6、および Linaro GCC は、あらゆるプロジェクト向けのツールチェーンを提供します。
DS-5 Debugger は、ベアメタルから Linux や Android まで、Arm システムにかつてない洞察を提供します。
DS-5 でデバイスをより早く市場へ。
Fixed Virtual Platform やプロファイリング ツールへのアクセスを提供することで、デバイスの開発方法を変えます。開発期間を月単位で短縮し、最初から効率的なソフトウェアを提供します。
システムのモデル化:
DS-5 のデバッグ経験は、モデルでも実際のデバイスでも同じです。Arm の Fast Model と Fixed Virtual Platform の使用により、プロジェクトを数か月短縮できます。
あらゆるデバイスをサポート:
DS-5 は、すべての Arm® プロセッサをサポートするため、SoC に電力管理用の Cortex®-M3 が含まれていても、開発ツールを交換する必要はありません。複数のデバッグ接続を設定して、それらの間で交換するだけです。
効率性を考えたデザイン:
最適化を図るコンパイラから Streamline パフォーマンス アナライザまで、DS-5 に含まれるすべてのコンポーネントは、効率を最大限引き出すようにデザインされています。Arm 社のツールは、期待を裏切りません。
より早く市場へ:
ソフトウェアは、組み込みプロジェクトにおける時間とコストの最大部分を占めます。DS-5 は、Arm の優れた技術サポートと包括的なドキュメントに支えられています。
プロジェクトのリスクを低下:
DS-5 は、Arm® プロセッサの開発において日常的に使用されています。Arm 社の顧客は何十億ものデバイスを出荷しており、ナレッジベースは比類のないものです。プロジェクトのサイズに関わらず、成功を手に入れましょう。
以下のシステムの仕様は、DS-5 Development Studio バージョン 5.28 をインストールおよび実行する際に必要です。
旧バージョンのシステム要件は、
リリースノートおよび変更履歴を参照してください。
| プロセッサ | デュアル コア 2 GHz プロセッサ (またはそれと同等) |
| メモリ | 4 GB の RAM* |
| 空きハードディスク容量 | ~4 GB |
*大きなイメージをデバッグする際、またはシミュレーション モデルを使用する際のパフォーマンスを向上するため、4 GB 以上の RAM を推奨します。
DS-5 は、以下のホスト オペレーティング システムおよびサービス パックでサポートされています。
| Windows 10 |
| Windows 7 Professional Service Pack 1 |
| Windows 7 Enterprise Service Pack 1 |
| Red Hat Enterprise Linux 7 Workstation |
| Red Hat Enterprise Linux 6 Workstation |
| Ubuntu Desktop Edition 16.04 LTS |
| Ubuntu Desktop Edition 14.04 LTS |
Arm® Compiler のツールチェーンは以下のホスト プラットフォームでサポートされています。
| 64-bit 版 Windows 8.1 (Arm® Compiler 5 および 6 のツールチェーンのみ) |
| 64-bit 版 Windows Server 2012 (Arm® Compiler 5 および 6 のツールチェーンのみ) |
Linux アプリケーションのデバッグでは、ターゲット上に gdbserver が必要です。gdbserver バージョン 7.0 以降を推奨します。DS-5 Debugger は、
gdbserver バージョン 6.8 以前では、信頼性の高いマルチスレッドのデバッグ サポートを提供できません。
Linux アプリケーションのデバッグをサポートする DS-5 は、特定のカーネル バージョンで導入されたインフラストラクチャおよび機能に依存します。
gdbserver バージョン 7.0 またはそれ以降が必要です。
Arm Linux カーネルおよびベアメタルのデバッグでは、追加ツール (DS-5 では提供されません) を使用して、ターゲット システムへ接続する必要があります。
DSTREAM、DSTREAM-ST、RVI、ULINKpro™、および ULINKpro D デバッグ ユニットにより、物理ターゲット ハードウェアに接続できます。
VSTREAM は、RTL シミュレータとハードウェア エミュレータへの接続を可能にします。
DSTREAM、DSTREAM-ST、RVI および VSTREAM でサポートされるファームウェアの最小バージョンは、4.32.0です。DSTREAM、DSTREAM-ST および RVI の場合、付属のデバッグ ハードウェア更新ツールを使用して、最新のファームウェアを使用していること、もしくはアップデートが必要であるか確認することを推奨します。更新されたファームウェアは、<installdir>/sw/debughw/firmware ディレクトリから入手可能です。VSTREAM 向けのファームウェアは VSTREAM ソフトウェアの一部として配布されるため、ファームウェアの旧バージョンを使用している場合、新しいバージョンをインストールして取得する必要があります。
DSTREAM-ST は、USB を介してイーサネットを使用してコンピュータに接続します。DSTREAM-ST は、ネットワーク デバイスとして自動的に検出され、Windows のデバイス マネージャーでネットワーク アダプターとして表示されるか、Linux の ifconfig ユーティリティで USB ネットワーク インターフェイスとしてリストされます。そうでない場合、コンピュータの設定を行う必要があります。こちらの DSTREAM-ST トラブルシューティング ページを参照してください。
DS-5 には 3 つの異なるエディションが用意されており、単一のインストールからライセンスによって管理されます。
DS-5 Community Edition は、DS-5 Debugger および Streamline への機能制限付きのアクセスを無償で提供します。機能には、ベアメタルと Linux アプリケーションのデバッグ、Armv8-A Foundation Model によるシミュレーションが含まれます。
DS-5 Professional Edition は、Armv7 までのすべての Arm® プロセッサをサポートし、Arm® Compiler だけでなく、優れたデバックとトレース機能を提供します。
DS-5 Ultimate Edition は、Armv8 などの最新の Arm® プロセッサおよび技術をサポートします。
| 機能 | Community | Professional | Ultimate |
|---|---|---|---|
| IDE | |||
| DS-5 Eclipse IDE | |||
| サポートされるプロセッサ | |||
| Arm7™ | |||
| Arm9™ | |||
| Arm11™ | |||
| Cortex®-M (Armv6、Armv7、Armv8) | |||
| Cortex®-R (Armv7) | |||
| Cortex®-A (Armv7) | シングルコアの Cortex®-A9 モデルのみ | ||
| Cortex®-A (Armv8)、Cortex®-R (Armv8) | Armv8-A の基礎モデルのみ | Armv8-A の基礎モデルのみ | |
| クロス トリガーのサポート | |||
| コード生成 | |||
| Arm® Compiler 6 (Cortex® プロセッサのアーキテクチャとの互換性あり) | |||
| Arm® Compiler 5 (Armv8 以前のアーキテクチャとの互換性あり) | |||
| TÜV SÜD 認定された Arm® Compiler および適合キット | |||
| Arm Assembler | |||
| Arm MicroLib ランタイム ライブラリ | |||
| Linux 向け Linaro GNU GCC Compiler | |||
| Streamline パフォーマンス アナライザ | |||
| パフォーマンス カウンタ | セットに制限あり | ||
| プロセス/タスク トレース | |||
| フラット プロファイリング | |||
| 階層プロファイリング | |||
| マルチコア分析 | |||
| 外部電力データ解析 | |||
| スタック使用状況ビュー | |||
| アノテーション ログ ビュー | |||
| タイムラインのフィルタリング | |||
| ベアメタルのサポート | |||
| デバッグ | |||
| ベアメタルのデバッグ | 提供されたモデルのみ | ||
| Linux gdbserver のデバッグ | |||
| マルチコア Linux カーネルの停止モードのデバッグ | |||
| マルチコア ベアメタルおよび RTOS の停止モードのデバッグ | |||
| ETM 命令とデータのトレース | |||
| PTM プログラムのトレース | |||
| トレースベースのプロファイリング | |||
| ITM/STM 計測およびシステムのトレース | |||
| グローバル トレース タイムスタンプのサポート | |||
| クロス トリガーのサポート | |||
| Fixed Virtual Platform (FVP) によるシミュレーション | |||
| Armv8-A の基礎モデル | |||
| Cortex®-A9 (シングルコア) | |||
| Cortex®-A9 (クアッドコア)、Cortex®-R4、Cortex®-M3、Cortex®-M23、Cortex®-M33 | |||
| Cortex®-A5、Cortex®-A7、Cortex®-A8、Cortex®-A15、Cortex®-A17、Cortex®-A32、Cortex®-A35、Cortex®-A53、Cortex®-A55、Cortex®-A57、Cortex®-A72、Cortex®-A73、Cortex®-A75、Cortex®-R5、Cortex®-R7、Cortex®-R8、Cortex®-R52、Cortex®-M0, Cortex ®-M0plus、Cortex®-M4、Cortex®-M7 | |||
| ホストされるプラットフォーム | |||
| Windows | |||
| Linux | |||
| サポート | |||
| テクニカル サポートおよびメンテナンス | コミュニティ フォーラムとオンラインのチュートリアル | Arm 社および販売代理店による技術サポート | Arm 社および販売代理店による技術サポート |