インテル® コンパイラー 9.1 Windows 版 ビルド環境早見表

インテル® コンパイラー を使用するには、必ずビルド環境(リンク環境)が必要となります。
通常は、ビルド環境としてマイクロソフト社の Visual Studio 製品を使用します。 インテル® コンパイラーは、Visual Studio へ統合することにより、GUI 環境による快適なビルド作業が可能となります。

使用可能なビルド環境は、①「開発プラットフォーム」、および作成する②「アプリケーション・タイプ」によって変わります。以下の早見表は、これらの組み合わせにより、どのビルド環境が選択できるかを示しています。

尚、GUI によるビルド作業が特に必要ない場合は、(※コマンドラインのみ) のビルド環境を選択することも可能です。 この場合、マイクロソフト社より無償で提供されているツールにてビルド環境を構築することができます。

ビルド環境に関する詳細は、下の <用語説明> および <早見表の読み方> をご参照ください。


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<用語説明>
IA-32

インテル® アーキテクチャー 32 ビット。

32 ビット・オペレーティング・システムを実行している、インテル Pentium II プロセッサーと互換性のある 32 ビット・プロセッサー (インテル Core プロセッサー、Pentium 4 プロセッサー、Pentium D プロセッサー、インテル Xeon プロセッサー) または同じ命令セットをサポートしている他社製のプロセッサーがベースのシステムを指します。

インテル® 64

旧称: インテル® エクステンデッド・メモリ 64 テクノロジー (インテル® EM64T) 。

64 ビット・アーキテクチャーに対応するように拡張され、Microsoft Windows XP Professional x64 Edition または Microsoft Windows Server* 2003 x64 Edition のような 64 ビット・オペレーティング・システムを実行している IA-32 プロセッサー・ベースのシステムを指します。64 ビット・オペレーティング・システムを実行している、AMD Athlon64 プロセッサーおよび Opteron プロセッサー・ベースのシステムも、インテル® 64 アプリケーション開発用 インテル C++ コンパイラー 9.1 でサポートされています。

IA-64

インテル® アーキテクチャー 64 ビット。

64 ビット・オペレーティング・システムを実行している、インテル Itanium 2 プロセッサー・ベースのシステムを指します。

開発プラットフォーム

ビルド作業を行う開発マシン。

インテル® コンパイラー およびビルド環境は、この開発マシンにインストールされビルド作業が行われます。

インストール可能なインテル® コンパイラーのモジュールは、使用する開発マシンのシステムによって以下のようになります。

①IA-32 システムにインストール可能なインテル® コンパイラー モジュール:

  • IA-32 アプリケーション開発用コンパイラー
  • インテル® 64 (EM64T) アプリケーション開発用コンパイラー
  • IA-64 アプリケーション開発用コンパイラー

②インテル® 64 システムにインストール可能なインテル® コンパイラー モジュール:

  • IA-32 アプリケーション開発用コンパイラー
  • インテル® 64 (EM64T) アプリケーション開発用コンパイラー
  • IA-64 アプリケーション開発用コンパイラー

③IA-64 システムにインストール可能なインテル® コンパイラー モジュール:

  • IA-64 アプリケーション開発用コンパイラー


尚、使用する開発マシンのシステムは以下の方法で確認することができます。

~ システムの確認方法 ~
スタートメニューから [プログラム]-[アクセサリ]-[システム ツール]-[システム情報] を選択します。 表示される「システム情報」ウィンドウにて、 「システム概要」から「システムの種類」の内容を確認します。

① 「X86-ベースPC」 → IA-32 システム
② 「X64-ベースPC」 → インテル® 64 システム
③ 「Itanium (TM) -based System」 → IA-64 システム

アプリケーション
タイプ

作成するターゲットアプリケーション。

インテル(R) コンパイラー には、以下に示すとおり、すべてのタイプ (IA-32、インテル® 64、IA-64) のアプリケーションを作成するためのコンパイラー・モジュールが含まれています。
① IA-32 アプリケーション開発用コンパイラー
② インテル® 64 (EM64T) アプリケーション開発用コンパイラー
③ IA-64 アプリケーション開発用コンパイラー

IA-32 アプリケーションは、一般的にすべてのシステム上で動作することが可能ですが、インテル® 64 アプリケーション、および IA-64 アプリケーションは、それぞれインテル® 64 システム、および IA-64 システム上でのみ動作可能であることに注意してください。

VS2005

Microsoft Visual Studio 2005。

Microsoft Visual Studio 2005 シリーズには以下のバージョンがあります。

  1. Visual Studio 2005 Express Edition (IA-32のみのビルド環境が含まれます。
  2. Visual Studio 2005 Standard Edition (IA-32 およびインテル® 64 のビルド環境が含まれます。)
  3. Visual Studio 2005 Professional Edition (IA-32 およびインテル® 64 のビルド環境が含まれます。ただし、インテル® 64 ビルド環境は、Visual Studio のインストール時にカスタム・インストールを選択して追加する必要があります。)
  4. Visual Studio 2005 Team Edition (IA-32、インテル® 64、および IA-64 のビルド環境が含まれます。ただし、インテル® 64/IA-64 ビルド環境は、Visual Studio のインストール時にカスタム・インストールを選択して追加する必要があります。)

※ Visual Studio 2005 は、現在販売されておりません。誠に恐れ入りますが、お客様にてお持ちでないか、ご確認くださいますようお願いいたします。

Platform SDK

Microsoft Platform SDK。

Microsoft Platform SDK とは、Windows アプリケーションを作成するために マイクロソフトが無償で提供するツールキットであり、作成するアプリケーション・タイプにより以下の 3 種類のツールがあります。(こちらのサイトよりダウンロード可能)

  1. PSDK-x86.exe (IA-32 アプリケーション用)
  2. PSDK-amd64.exe (インテル® 64 アプリケーション用)
  3. PSDK-ia64.exe (IA-64 アプリケーション用)

<早見表の読み方>

[その1] 以下の条件で C/C++ コンパイラー を使用したい場合:

(条件)
・ 開発プラットフォーム → IA32 システム
・ アプリケーション・タイプ → IA32 アプリケーション

(選択可能なビルド環境)
以下のいずれかのビルド環境を選択することができます。

  1. VC++ 6.0
  2. VC++.NET2002/VS.NET2002
  3. VC++.NET2003/VS.NET2003
  4. VS2005 Standard Edition 以上 (この製品を選択した場合、同時にインテル® 64 アプリケーションも作成できます。)
  5. VS2005 Express Edition + Platform SDK (x86) (但し、コマンドラインからのビルドのみ)

[その2] 以下の条件で FORTRAN コンパイラー を使用したい場合:

(条件)
・ 開発プラットフォーム → IA32 システム
・ 作成アプリケーション → インテル® 64 アプリケーション

(選択可能なビルド環境)
以下のいずれかのビルド環境を選択することができます。

  1. VS2005 Standard Edition 以上 (この製品を選択した場合、同時に IA32 アプリケーションも作成できます。)
  2. Platform SDK (amd64) (但し、コマンドラインからのビルドのみ)

[その3] ビルド環境にコストを掛けたくない場合:

早見表の "(※コマンドラインのみ)" を選択し、必要なビルド環境を以下の <ビルド環境のダウンロード・サイト> からダウンロードしたものを使用してください。


<ビルド環境のダウンロード・サイト>
※VS2005 Express Edition および Platform SDK はマイクロソフトより提供が終息しております。既存の開発環境をご確認いただきますよう、お願いいたします。

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