インテル® マス・カーネル・ライブラリー 11.2 ユーザーズガイド

リンクするライブラリーの選択

インテル® MKL とリンクするには、次のいずれかの操作を行います。

次の表は、アプリケーションとリンクするインテル® MKL ライブラリーを示しています。

 

インターフェイス・レイヤー

スレッド・ライブラリー

計算レイヤー

RTL

IA-32 アーキテクチャー、
スタティック・リンク

libmkl_intel.a

libmkl_intel_thread.a

libmkl_core.a

libiomp5.so

IA-32 アーキテクチャー、
ダイナミック・リンク

libmkl_intel.so

libmkl_intel_thread.so

libmkl_core.so

libiomp5.so

インテル® 64 アーキテクチャー
スタティック・リンク

libmkl_intel_lp64.a

libmkl_intel_thread.a

libmkl_core.a

libiomp5.so

インテル® 64 アーキテクチャー、
ダイナミック・リンク

libmkl_intel_lp64.so

libmkl_intel_thread.so

libmkl_core.so

libiomp5.so

インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャー、
スタティック・リンク

libmkl_intel_lp64.a

libmkl_intel_thread.a

libmkl_core.a

libiomp5.so

インテル® MIC アーキテクチャー、
ダイナミック・リンク

libmkl_intel_lp64.so

libmkl_intel_thread.so

libmkl_core.so

libiomp5.so

シングル・ダイナミック・ライブラリー (SDL) は、インターフェイス・ライブラリー、スレッド・ライブラリー、計算ライブラリーを自動的にリンクするため、リンクが単純化されます。次の表は、SDL を使用するダイナミック・リンク用のインテル® MKL ライブラリーを示しています。関数呼び出しまたは環境変数でランタイムにインターフェイス・レイヤーとスレッド・ライブラリーを設定する方法は、「インターフェイスとスレッド・ライブラリーの動的選択」を参照してください。

 

SDL

RTL

IA-32 アーキテクチャーおよびインテル® 64 アーキテクチャー

libmkl_rt.so

libiomp5.so††

††リンクライン・アドバイザーを使用して、libiomp5.so RTL を明示的にリンクする必要があるかどうか確認します。

上記のライブラリーの例外および代替情報については、「リンクの詳細」を参照してください。

関連情報


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