LightningChart JS 最新バージョン (v.3.2.0) の新機能


LightningChart JS の最新バージョン 3.2.0 では、LightningChart をより簡単にプロジェクトに組み込むことができるようになりました。API やプリミティブ描画モードが追加され、無料のコミュニティ ライセンス ユーザーに対するパフォーマンス ペナルティを取り除きました。

LightningChart JS v.3.2.0 の主な新機能


API の追加

カーソル ティックの書式を簡単に変更

Axis Tick Strategies には、カーソル ティックの書式を変更するための新しい API が追加されました。
AxisTickStrategy.setCursorFormatter() を使用して、書式を変更することができます。

軸の太さを設定

新しく追加された API により、複数の 2D (XY) チャートに合わせて軸の太さをこれまで以上に簡単に変更することができます。

系列 (series) ごとに フィットおよびスクロール機能を切り替え

一定の系列の軸に間隔を「フィット」させる際に、特定の系列を考慮しないようにするために新しい API を使用することができます。
この機能を使用するには、任意の XY 系列で Series.setAutoScrollingEnabled()API を呼び出してください。

軸間隔を同期

複数の軸間隔を同期するために使用できる API も追加されました。これは、複数の異なるインプット シグナルを同時に追跡するアプリケーションに非常に役立ちます。
この機能を使用するには、synchronizeAxisIntervals ユーティリティ関数をライブラリからインポートしてください。


パフォーマンス ペナルティの取り除き

ユーザーの皆様に常に最高のパフォーマンスを提供することは、重要なことです。そのため、無償版のコミュニティ ライセンスからパフォーマンス ペナルティを取り除きました。
パフォーマンス ペナルティとは、パフォーマンスがわずかに低下することを意味します。主にダッシュボード内に複数のチャートがある場合に発生し、コミュニティ ライセンスのユーザーのみを対象に実施していました。

3D LineSeries および PointLineSeries にプリミティブ描画モードを追加

LineSeries3D および PointLineSeries3D でプリミティブ描画モードを使用できるようになりました。
この機能を利用することで、線の奥行き感を軽減してパフォーマンスを向上させることができます。


その他の変更点

デフォルトの日付時刻カーソル フォーマットの向上

デフォルトの日付時刻カーソル フォーマットが、 日付 (年/月/日) と時刻 (時/分) の情報を表示するようになりました。

Axis Tick のパフォーマンスが向上

Axis Tick のパフォーマンスが向上されたことにより、チャートの CPU 使用率が大幅に減少しました。

トレーディング ショーケースの向上

アプリケーション全体がクリーン アップされ、コードの量は約 50% 減少し、見た目も大幅に向上されました。


ZoomBandChart の向上

ZoomBandChart が、参照するチャートの位置に合わせて自動的に調整されるようになりました。


SeriesXYFormatter に "dataPoint" パラメーターを追加

このパラメーターを使用することで、'value', 'size', 'color', 'rotation' に加えて、ユーザーがカーソルの結果テーブルのフォーマッタに追加したカスタム値を使用できるようになりました。




LightningChart JS の詳細については、Interactive Examples (英語) をご覧ください。
v.3.2.0 の全ての変更点については、Change Log (英語) をご覧ください。



旧バージョンの新機能は以下のページをご確認ください。


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