みなさん、こんにちは!

昨年の技術シリーズに続き、今年も Fortran 開発者向けに有益な技術情報を発信してまいります。

今回は、新しいインテル Fortran コンパイラー "ifx" の利用を始められる方に向けて、基本のコマンドやコンパイラー・オプションに関する情報をご案内いたします。

 

新しい Fortran コンパイラー "ifx" の基本的な使い方

新しいインテル Fortran コンパイラーでは、ifx コマンドを利用します。

コマンドプロンプトもしくはコンソールからコマンドを指定して利用できるほか、Windows 環境では Microsoft 社が提供する Visual Studio へ統合して利用いただくことが可能です。

例えば、ソースファイルを対象に下記のようにコマンドを指定するだけで、インテル Fortran コンパイラーを利用できます。ここでは source.f90 を対象にしています。

ifx source.f90 

ifx はコンパイラー・ドライバーと呼ばれ、実行ファイルを生成するためのコンパイル、リンクといった一連の手続きを実行します。

インテル コンパイラーの特長である最適化機能のうち、基本的なものは自動的に有効化されています。基本的な最適化機能は下記のコンパイラー・オプションの指定によるもので、明示的に追加せずとも有効化されます。

  • Windows の場合: /O2
  • Linux の場合: -O2

デフォルトでは 2 が指定されており、0 ~ 3 の間の値を指定いただけます。

値が大きくなるにつれて、コンパイラーはより多くの最適化機能を有効化します。

例えば、一番上の 3 の最適化を指示するには下記のように指定します。

  • Windows の場合: ifx /O3 source.f90
  • Linux の場合: ifx -O3 source.f90

本情報を ifx の導入にお役立ていただければ幸いです。

2026年も継続して Fortran 関連の情報を発信してまいりますので、ぜひご期待ください。

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