[Bottom-up (ボトムアップ)] ペインと [Top-down Tree (トップダウン・ツリー)] ペイン間の同期

[Bottom-up (ボトムアップ)] ペインと [Top-down Tree (トップダウン・ツリー)] ペインは緊密に関係しています。同じ収集データを使用し、ボトムアップ解析ではプログラムユニットごとに特定の情報を示し、トップダウン解析ではそれぞれの要素とその呼び出し先の全体的な影響を示します。

[Top-down Tree (トップダウン・ツリー)] ペインには、[Bottom-up (ボトムアップ)] ペインの各データ列に対応する [Self time (セルフ時間)] 列と [Total Time (合計時間)] 列があります。

上記の例では、それぞれのウィンドウの列が次のように対応しています。

[Bottom-up (ボトムアップ)] ペインでは、セルフ データのみ (関数/同期オブジェクトのみでその呼び出し先は含まない) が提供され、 グリッドの [Self Time (セルフ時間)] 列と [Self Count (セルフカウント)] 列の見出しに ":サフィックス" は付きません。

合計 データ (関数/同期オブジェクトとその呼び出し先の "セルフ" データ) は、[Top-down Tree (トップダウン・ツリー)] ペインの "<データ>:合計" 形式の列でのみ提供されます。上記の例では、[Wait Time:Total (待機時間:合計)] 列、[Spin Time:Total (スピン時間:合計)] 列、[Wait Count:Total (待機カウント:合計)] 列にあたります。

[Bottom-up (ボトムアップ)] ペインの選択項目と [Top-down Tree (トップダウン・ツリー)] ペインを同期するには、[Bottom-up (ボトムアップ)] ペインでプログラムユニットを右クリックし、[Highlight Selection in Top-down Tree Pane (トップダウン・ツリー・ペインで選択をハイライト)] を選択します。[Top-down Tree (トップダウン・ツリー)] ペインでハイライトされているスタックを展開すると、選択したプログラムユニットがハイライトされています。[Top-down Tree (トップダウン・ツリー)] ペインの選択項目と [Bottom-up (ボトムアップ)] ペインの同期も同様の操作で行うことができます。[Bottom-up (ボトムアップ)] ペインのプログラムユニットのセルフ時間は、[Top-down Tree (トップダウン・ツリー)] ペインで異なる呼び出しシーケンスにある同じプログラムユニットのセルフ時間の合計と等しくなります。1 つのペインで複数の項目を選択し、もう一方のペインに切り替えると、データテーブルの下に表示されるセルフ時間で同じ値が選択されます。

注意

[Bottom-up (ボトムアップ)] ペインではセルフ時間/カウントの値がゼロ以外のプログラムユニットが表示されるため、セルフ時間/カウントの値がゼロ以外の選択項目のみ同期できます。

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