iText の製品ライセンスについて

2020年4月1日より、iText のライセンス体系が変更となりました。iText のライセンスは、年間のサブスクリプションとなり、恒久ライセンスの販売は終息となりました。

iText Core ライセンスは、年間の使用量をベースとしたサブスクリプション ライセンス タイプで、マシンの CPU 数、コア数はライセンス数に影響しません。

 


iText のデュアル ライセンス モデル

iText Core ライセンス (商用ライセンス)

iText 7 Core は、iText 7 の根幹を成す製品です。PDF ファイルを結合、拡張、抽出、分割し、インタラクティブに操作することができます。多くの ISO PDF 標準に加えて、デジタル署名の規格 (PAdES) にも準拠しています。定型の文書作成タスクやアーカイブのタスクを自動化し、より生産的に時間を使えるようになります。作成した文書は、元の入力形式に関係なく、どの環境でも読み取ることができ、また非常に長期間に渡って可読性を保ちます。更に iText 7 Core は、アドオンを追加して拡張できるプラットフォームとしても展開されており、特定の付加価値を持つ PDF 作業を行うことができます。

iText の商用ライセンスをご購入いただくと、クローズ・ソースのアプリケーションを作成できるだけでなく、専用サポートやアップデートをご利用いただけます。ご利用目的やビジネス・モデルに適したさまざまな価格モデルの iText をご用意しています。iText はサーバーやデスクトップ・コンピューターにデプロイできるほか、OEM として分散したり、外部で実行したりすることもできます。各種ライセンスについては下記をご覧ください。

 

iText Community ライセンス (AGPL ライセンス)

iText 7 Community は、機能という点では iText 7 Core と同等ですが、AGPL ライセンスでのみ利用できます。つまり、ユーザーは自身のソース・コードを開示し、加えた変更をすべて開示する必要があります。さらに、Community バージョンではアドオンは使用できません。また、AGPL ライセンスでは、開発チームからのサポートを受けることはできません。

iText AGPLライセンスは、AGPL「コピーレフト」条件に基づき、アプリケーションのソース・コード全体を無償ソフトウェアとしてオープン・ソース・コミュニティで共有したいと考えている開発者向けのライセンスです。専用の環境など、クローズ・ソースでiTextを使用する場合は、iText Core ライセンス (商用ライセンス) をご購入いただく必要があります。AGPL ライセンスの使用条件の詳細については、こちらをご覧ください。iText は原則として、オープン・ソースおよびコミュニティの開発を強く信頼し、AGPL ライセンスの不正使用はなされないものとしてお客様に深い信頼を寄せています。ただし AGPL の合意事項に違反した場合、または当社ならびに当社製品に著しい損害を与えた場合は、それに関わる組織または個人に対する訴訟を辞さないものとします。


iText Core のライセンスの種類

ボリュームベース ライセンス

ボリュームベースのライセンスは、iText の標準的な商用ライセンスです。 このライセンスは、すべての iText 製品で利用できます。このライセンスは、使用するサーバーの数が不明または未定である場合にご利用ください。このような場合は、アプリケーションで処理するドキュメントの数に基づいて年間使用料が計算されるライセンスをご提供いたします。

オープン ソース AGPLv3 ライセンス

Affero General Public License (AGPLv3) の規則に従うことで、iText 7 Community と多数のアドオンを無料で使用できます。


iText の購入に関するお問い合わせ

iText Core ライセンス (商用ライセンス) のご購入 (価格やライセンス) に関するお問い合わせは、こちらよりお問い合わせください。

製品価格のお問い合わせの際は、以下の情報をお問い合わせフォームからご連絡ください。

1. 本製品を使用するアプリケーションの配布 (実装) 方法を選択してください
  a. デスクトップ アプリケーション
  b. サーバー アプリケーション
  c. その他 (                    )

2. 本製品を使用するアプリケーションの配布 (使用) 先とおおよその使用者数をお知らせください。
  a. 自社内 --- 社内運用。特定企業のシステム開発 (受託案件含む) に使用。
  b. OEM/商用 --- 自社ブランド/別商標/市販パッケージとして、不特定多数の顧客へ販売。

3. 本製品をどのようなアプリケーションでご利用になりますか。
  (例:文書作成アプリ、表計算アプリ、スライド資料作成アプリ など 具体的な情報をお知らせください)

4. iTextを使用して作成するドキュメントの種類をお知らせください。
  (例:設計図、報告書、請求書、見積書等)

5. iText 使用しての年間のおおよその処理数を教えてください。
  (PDF 数ではなく、処理数での算出をお願いいたします。iText での処理数についての詳細はこちらをご確認ください。)

6. 本製品を使用するアプリケーションで使用する開発言語をご連絡ください。
  a. Java アプリケーション
  b. .NET アプリケーション

7. お客様のアプリケーションで必要とされる本製品の機能をお知らせください。
  (                         )

  * iText Core に含まれないオプションが必要な場合は、オプション名をお知らせください。iText の機能

8. エンドユーザー情報
  (                         )

9. 導入時期をお知らせください
  a. 1 か月以内
  b. 3 か月以内
  c. その他 (                    )

お問い合わせ

iText の機能や技術的なご質問については、こちらのページをご覧ください。