コンパイラー・レポートのクイック・リファレンス

インテル® コンパイラーは、最適化レポートを生成、管理する次のオプションを提供します。

Linux* および Mac OS* X

Windows*

説明

-opt-report

または

-opt-report N

/Qopt-report

または

/Qopt-report:N

stderr に送られる最適化レポートをさまざまな詳細レベルで生成できます。N の有効な値は、0 から 3 です。コンパイラーに値を渡さずにこのオプションを指定すると、デフォルトでは中レベルの詳細が含まれるレポートが生成されます。

-opt-report-phase

/Qopt-report-phase

レポートを生成する際に使用する最適化フェーズを指定します。フェーズを指定しないと、コンパイラーによりすべてデフォルト設定にされ、コンパイル時間に悪影響を及ぼします。

サポートされているフェーズについての詳細は、「レポートの生成」を参照してください。

-opt-report-file

/Qopt-report-file

最適化レポートを作成し、指定されたファイル名にレポート出力を送ります。ファイルがローカル・ディレクトリーにない場合、出力ファイルへのフルパスを指定します。このオプションは、opt-report オプションよりも優先されます。

-opt-report-routine

/Qopt-report-routine

名前の一部に文字列を含むすべてのルーチンからレポートを生成し、その文字列を引数としてこのオプションへ渡します。指定されない場合、コンパイラーはすべてのルーチンからレポートを作成します。

-diag-<type>

/Qdiag-<type>

このオプションは、コンパイラー・レポート・オプションではありませんが、コンパイラーによって生成される診断メッセージのレベルを制御し、レポートを生成しなくても役立つ情報を提供します。<type> は、複数の値またはリストに使用するプレースホルダーです。

クイック・リファレンスには、ベクトル化レポート並列化レポート、または OpenMP* レポートのオプションはリストされていません。

クイック・リファレンス・トピックの一覧は、「クイック・リファレンス・リスト」を参照してください。

プロシージャー間の最適化 (IPO) オプションを使用する場合は、「xi* ツールによるコンパイラー・レポートの生成」で説明されているように xi* ツールを使用してコンパイラー・レポートを要求できます。


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