PDF 版のユーザー マニュアルはこちらよりダウンロードできます。
PrimoPDF をインストールするには、以下の環境が必要です。
ノート: Windows 7 の対応については、こちらをご覧ください。
ノート: 変換するファイル サイズおよびファイル形式により、追加のハードディスク容量が必要になる場合があります。
PrimoPDF をインストールするには
ノート: PrimoPDF をインストールするには、.NET 2.0 Framework が必要です。.NET Framework がインストールされていない場合、PrimoPDF のインストール中に .NET Framework をインストールする旨を伝えるメッセージが表示されます。.NET Framework をインストールするには、[次へ] をクリックします。まず、Windows Installer 3.1 がインストールされ、次に.NET Framework がインストールされます。.NET Framework のインストール後、PrimoPDF のインストールが再開します。
図 1:.NET Framework 2.0 のインストール ダイアログ
PrimoPDF をアンインストールするには
PrimoPDF は、PDF プリンタとしてインストールされます。そのため、PrimoPDF を使用して、ご利用のコンピュータのどのプログラムからでも文書を PDF へ変換することができます。
PDF を作成するには
図 2: PrimoPDF プリンターの選択
図 3: PrimoPDF メイン ダイアログ
図 4: [ファイルが存在します] ダイアログ
ノート: PrimoPDF のプログラム オプションで、同じ名前のファイルが存在する場合、ファイルを上書きするか、または、既存の PDF に追加するかを選択することができます。詳細は、「PrimoPDF のプログラム オプション」を参照してください。
ノート: デフォルトの設定では、作成された PDF がデフォルトの PDF ビューアで開きます。
PrimoPDF には、5 つの PDF 出力オプションが用いされています。目的に合わせてファイル サイズを小さくしたり、品質レベルを高くしたりすることが可能です。
図 5:PrimoPDF PDF 出力オプション
スクリーン: スクリーン表示用に適した PDF ファイルを作成します。この設定では、画像の解像度を 72 dpi に下げ、ファイル サイズの小さい PDF を作成します。この設定で作成した PDF を印刷した場合、品質が下がる場合があります。 |
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印刷: 家庭用およびオフィス プリンタ印刷に適した PDF ファイルを作成します。 |
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ebook: e-Book での使用に適した PDF を作成します。 |
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プリプレス: 業務用プリンタで印刷するのに適した PDF を作成します。この設定では、自動的に全てのフォントが PDF に埋め込まれます。また、画像は高解像度で処理される為、ファイル サイズが大きくなります。 |
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カスタム: PDF 出力のオプションを設定することができます。詳細は、「PrimoPDF のカスタム設定」を参照してください。 |
PrimoPDF の [文書のプロパティ] ダイアログでは、PDF ドキュメントのタイトル、サブタイトル、作成者、およびキーワードを指定することができます。
文書のプロパティを設定するには
図 6: [文書のプロパティ] ダイアログへのアクセス
図 7: [文書のプロパティ] ダイアログ
文書のプロパティ: 文書の追加情報としてタイトル、作成者、サブタイトル、およびキーワードを提供することができます。
常にこの設定を使用する: このオプションを設定すると、これ以降作成する PDF に同じ文書のプロパティを適用します。
PrimoPDF では、PDF 文書にセキュリティ設定を追加することができます。これによりユーザーによるファイルへの動作を制限することができます。
セキュリティを設定するには
図 8: [PrimoPDF セキュリティとパスワード] ダイアログへのアクセス
図 9: [PrimoPDF セキュリティとパスワード] ダイアログ
文書を開くパスワード: ここでは、PDF 文書を開く際に必要となるパスワードを指定することができます。
許可: ここでは、その他の PDF のセキュリティ オプションを指定することができます。
ノート: パスワードの指定なしでセキュリティの設定を行った場合、その他のユーザーが設定を変更することができます。その為、これらの設定を指定する場合は、常にパスワードを指定してください。
PrimoPDF のポスト プロセス オプションでは、PDF 作成後に行う動作を指定することができます。
図 10: ポスト プロセス オプション
[PrimoPDF Settings] ダイアログで、PrimoPDF の動作オプションを設定することができます。
PrimoPDF のプログラム オプションを設定するには
図 11: PrimoPDF プログラム オプションへのアクセス
図 12: [オプション] ダイアログ
使用する設定: 事前に定義された設定を選択することができます。
PDF ファイルを開くプログラム: PDF の作成後、作成した PDF ファイルを開くアプリケーションを選択することができます。
ノート: この設定を実行するには、ポストプロセス オプションで [PDF を開く] オプションを設定している必要があります。この設定を変更するには、「PrimoPDF のポストプロセス オプション」を参照してください。
PDF ファイルが存在する場合: PDF ファイルを作成する際に、指定した場所に同じ名前のファイルがある場合、どのような動作をするか指定することができます。
ノート: この設定は、PrimoPDF のデフォルトの設定です。
アップデート: PrimoPDF のソフトウェア アップデートの確認の頻度を指定することができます。
ノート: ソフトウェア アップデートの確認には、インターネット アクセスが必要になります。
アップデートの設定を変更するには
図 13: [PrimoPDF アップデート マネージャ] ダイアログ
アドバンスト設定を変更するには
図 14: [アドバンスト] ダイアログ
変換: 文書を PDF へ変換する際のオプションを変更することができます。
ノート: このオプションは、ファイル名に PrimoPDF が認識できない文字が含まれていることを伝えるメッセージの表示/非表示を設定します。PrimoPDF が認識できない文字が含まれている場合、常に PrimoPDF は、自動でファイル名を置き換えます。ファイル名が置き換わった場合、PrimoPDF のメイン ダイアログの [ファイルの保存先] で、適切なファイル名を指定してください。
アップデート: PrimoPDF のソフトウェアアップデートの方法を設定することができます。
図 15: [PrimoPDF の自動アップデート] ダイアログ
ノート: 管理者権限でアップデートマネージャを実行] オプションが選択されている場合、この警告ダイアログは表示されません。[管理者権限でアップデートマネージャを実行] オプションが選択されていない場合、アップデートの前に、ローカル管理者権限アカウントで実行するようメッセージが表示されます。
PrimoPDF では、PDF の出力オプションを設定することで、作成する PDF ファイルをカスタマイズすることができます。
PrimoPDF のプログラム オプションを設定するには
図 16: PrimoPDF カスタム設定へのアクセス
図 17: カテゴリの選択
[一般] ペインでは、PDF の出力の設定を行うことができます。
図 18: 一般的な設定
PDF バージョン: PDF の表示および編集で使用するアプリケーションと互換性を持つ PDF バージョンを設定します。
PDF の解像度: 文書全体の解像度を設定します。
ページの自動回転: 大半のテキストが水平に表示されるよう PDF のページを自動的に回転させます。ページの向きが横向きの文書から PDF を作成する際に、このオプションを使用すると、スクリーン上で表示したときにページが読みやすくなります。
[カラー] ペインでは、カラー画像を含む PDF を作成する際に使用するオプションを設定することができます。
図 19: カラー画像
ダウンサンプル: ダウンサンプルを実行すると、出力する PDF ファイルのサイズを小さくすることができます。PDF ファイルのイメージを最適化し、画質とファイル サイズのバランスを取ります。ダウンサンプルは、ピクセルを破棄して、指定した解像度に画像の解像度を落とします。保存に必要な情報量が少なくなるため、PDF ファイルのサイズが小さくなります。
ノート: ダウンサンプルを使用する場合、出力する画像の解像度を指定する必要があります。解像度は、1 インチあたりのピクセル数で測定されます。
PrimoPDF には、4 つのダウンサンプル オプションが用意されています。
ダウンサンプリングのしきい値: ファイル サイズを小さくするために画像の解像度を低くします。カラー画像の解像度 のしきい値を指定することができます。指定した値よりも高い解像度の画像を指定した解像度へダウンサンプリングします。
スクリーン表示用に CMYK を RGB へ変換する: カラー画像を CMYK カラー モデル (印刷に使用) から RGB カラー モデル (スクリーン表示に使用) へ変換します。
[グレー] ペインでは、グレー画像を含む PDF を作成する際に使用するオプションを設定することができます。
図 20: グレースケール画像
ダウンサンプル: ダウンサンプルを実行すると、出力する PDF ファイルのサイズを小さくすることができます。PDF ファイルのイメージを最適化し、画質とファイル サイズのバランスを取ります。ダウンサンプルは、ピクセルを破棄して、指定した解像度に画像の解像度を落とします。保存に必要な情報量が少なくなるため、PDF ファイルのサイズが小さくなります。
ノート: ダウンサンプルを使用する場合、出力する画像の解像度を指定する必要があります。解像度は、1 インチあたりのピクセル数で測定されます。
PrimoPDF には、4 つのダウンサンプル オプションが用意されています。
ダウンサンプリングのしきい値: ファイル サイズを小さくするために画像の解像度を低くします。グレースケール画像の解像度のしきい値を指定することができます。指定した値よりも高い解像度の画像を指定した解像度へダウンサンプリングします。
[白黒] ペインでは、白黒画像を含む PDF を作成する際に使用するオプションを設定することができます。
図 21: 白黒画像
ダウンサンプル: ダウンサンプルを実行すると、出力する PDF ファイルのサイズを小さくすることができます。PDF ファイルのイメージを最適化し、画質とファイル サイズのバランスを取ります。ダウンサンプルは、ピクセルを破棄して、指定した解像度に画像の解像度を落とします。保存に必要な情報量が少なくなるため、PDF ファイルのサイズが小さくなります。
ノート: ダウンサンプルを使用する場合、出力する画像の解像度を指定する必要があります。解像度は、1 インチあたりのピクセル数で測定されます。
PrimoPDF には、4 つのダウンサンプル オプションが用意されています。
ダウンサンプリングのしきい値: ファイル サイズを小さくするために画像の解像度を低くします。白黒画像の解像度のしきい値を指定することができます。指定した値よりも高い解像度の画像を指定した解像度へダウンサンプリングします。
圧縮: 白黒画像用の圧縮フィルタを設定します。