WebViewer のデプロイメント オプション

このページは Apryse 公式ドキュメント (英語) をもとに作成しています。対応ファイル形式や機能の最新情報は、開発元のドキュメントを参照してください。

WebViewer のデプロイ方法には、主に 3 つのオプションがあります。

クライアントのみ

クライアントのみモードを使用すると、サーバーでの変換ステップなしに、クライアントで直接 PDF や Office ドキュメントを表示、編集、操作することができます。WebViewer は、最新のブラウザー技術 (WebAssembly など) を利用して、ドキュメントを完全にクライアント側でレンダリングし、操作することができます。

サーバー上で作業が行われないため、サーバーの台数を増やすことなく、同時使用ユーザー数を簡単に拡張することができます。その代わり、性能はユーザーのローカル マシンに依存し、閲覧できるファイル形式も限られます。

推奨する場面 推奨しない場面
  • サーバーを追加することなく、WebViewer を複数ユーザーに拡張する場合
  • 一般的なドキュメント形式の表示
  • より大きな、あるいは複雑なドキュメントのレンダリング
  • 低機能なブラウザーやデバイスのサポート
このオプションは、最新のブラウザーで直接ドキュメントを処理したり、PDF、PNG、JPG、または Office ドキュメントをレンダリングする場合に推奨されます。

クライアントのみの構成図

利用開始の際にはご利用ガイドをご覧ください。

完全な Apryse API

完全な Apryse API はクライアントサイドでも利用可能で、ネイティブな Apryse API 関数をすべて含んでいます。この API は、これらのサンプルで見られるように、ビューアーの外側でドキュメントを処理するために使用することができます。

ビューアーを使用する際にこの API を有効にするには、WebViewer のコンストラクターに fullAPI オプションを渡します。たとえば、以下のようになります。

JavaScript

WebViewer({
  licenseKey: 'YOUR_LICENSE_KEY',
  initialDoc: 'YOUR_FILE.pdf',
  fullAPI: true
}, viewerElement);

このオプションを指定する必要がある理由は、完全な API でダウンロードする必要があるスクリプトは、ビューアーのみに必要なスクリプトの 2 ~ 3 倍の大きさになるからです。ユーザーが PDF ドキュメントを閲覧するだけで、他の Apryse の機能を利用しないのであれば、fullAPI オプションは渡すべきではありません。

完全な API の詳細についてはこちらをご覧ください。

WebViewer Server (Docker コンテナー)

WebViewer Server は、WebViewer のためのオプションの簡単なドロップイン バックエンドで、レスポンシブ表示とすべてのクライアント プラットフォーム (モバイルを含む) の互換性を提供し、純粋なクライアントサイド ソリューションに近いスケーリング パフォーマンスを提供します。クライアント上の WebViewer と連動し、最初にイメージを提供した後、クライアントサイド レンダリングに移行します。Docker Compose スクリプトを使用すれば、数秒でセットアップと実行が可能です。

詳しくは、WebViewer Server のガイドを参照してください。

推奨する場面 推奨しない場面
  • 様々なブラウザー/デバイスへの迅速かつ容易な対応の追加
  • 大きなファイルや複雑なファイルのレンダリング
  • より多様なファイル形式の表示
  • 限られたハードウェア リソースでの展開
  • 追加サーバーやネットワークの管理
このオプションは、Internet Explorer やモバイル デバイスをターゲットにしている場合や、クライアントのみがサポートするファイル形式よりも多くのファイル形式に対応する必要がある場合に推奨されます。

WebViewer Server の構成図

カスタム サーバー

パッケージ化されたバックエンドを使用せず、独自のサーバーを構成することも可能です。これにより、WebViewer で読み込む前にドキュメントを事前処理することができ、柔軟性と制御性が向上します。ドキュメントを XOD と呼ばれる Web 用に最適化された XPS ファイルに変換するサーバーを作成し、それを WebViewer に提供します。幅広いドキュメント形式を XOD に変換することで、WebViewer は異なる種類のドキュメントを閲覧する際に、一貫した結果を提供することができます。

詳しくは、カスタム サーバー ガイドを参照してください。

推奨する場面 推奨しない場面
  • ドキュメント処理フローのカスタマイズ
  • サードパーティー ライブラリによる追加フォーマットの導入
  • 追加のカスタム コードの管理
  • 限られたファイル形式の知識での作業
この方法は、パフォーマンスやファイル形式のサポートという点では WebViewer Server と同様のメリットがあり、サーバー側でのドキュメント処理に関してはより柔軟な対応が可能です。

オプションの比較

ブラウザー

クライアント専用モードは Internet Explorer やモバイル端末で動作しますが、一般的には最新のブラウザーやより高性能な端末でのみ推奨されます。

クライアントのみ WebViewer Server カスタム サーバー
Chrome
Firefox
Safari
Edge
Internet Explorer*10+9+9+
Android Chrome59+
Mobile Safari11+
* IE の JavaScript エンジンは、最新のブラウザーと比較して遅いため、クライアントのみのレンダリングのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。

ファイル形式

PDF

形式 クライアントのみ WebViewer Server カスタム サーバー
PDF (1.x to 2.0)
PDF/A 1,2,3
XFDF
FDF

Office

Office Conversion アドオンが必要です。

形式 クライアントのみ WebViewer Server カスタム サーバー
DOC, DOCX, DOCM
DOT, DOTX, DOTM
XLS, XLSX, XLSM
XLSB
XLT
XLTX
XLTM
PPT, PPTX, PPTM
POT
POTX, POTM
PPS
PPSX, PPSM
VSD
VSDX
PUBWindows + Office*

* カスタム サーバー PUB は Office Interop 経由でのみサポートされます (MS Office インスタンスのインストールが必要です)。

CAD

CAD Conversion アドオンが必要です。

形式 クライアントのみ WebViewer Server カスタム サーバー
DWG
DWF
DXF
DGN
RVT✓*✓*

* RVT は Windows のみ対応

画像

形式 クライアントのみ WebViewer Server カスタム サーバー
JPG
PNG
JFIF
TIF✓*

* クライアントサイドで TIFF ファイルを閲覧する方法はこちらをご覧ください。

WebViewer Server が必要です。

形式 クライアントのみ WebViewer Server カスタム サーバー
SVG
BMP
WMF
EMF
GIF
JP2, JPC

WebViewer Server および Basic Conversion アドオンが必要です。

形式 クライアントのみ WebViewer Server カスタム サーバー
AAI✓*✓*
ARW✓*✓*
CR2✓*✓*
CRW✓*✓*
CUR, ICO✓*✓*
DCM (DICOM)✓*✓*
DCR✓*✓*
DDS✓*✓*
HEIC, HEIF✓*✓*
MRW✓*✓*
NEF✓*✓*
ORF✓*✓*
PICT✓*✓*
PFM✓*✓*
PSB, PSD✓*✓*
RAF✓*✓*

* Apryse Advanced imaging モジュールを使用

その他

Basic Conversion アドオンが必要です。

形式 クライアントのみ WebViewer Server カスタム サーバー
RTF
ODTWindows Only
ODSWindows Only
ODPWindows Only
HTML
MSG✓*^
EML✓^ ^^
TXT
CSV
XPS
XOD**
XAMLUsing .NET

* カスタム サーバー MSG は、Office Conversion Backend が True に設定されていない場合、Windows 上での MS Office インストールおよび Office Interop 経由でのみサポートされます。デフォルトは False です。

** XOD はすべてのプラットフォームで利用可能ですが、暗号化された XOD の閲覧は Web のみサポートされています。

^ 多くの MSG および EML の変換には HTML2PDF モジュールのインストールが必要です。変換に HTML2PDF ライセンスは不要です。WebViewer の場合、HTML2PDF モジュールを使用するには Office Conversion Backend を True に設定する必要があります。デフォルトは False です。

^^ WebViewer で EML を変換するには、Office Conversion Backend が True に設定されていない場合、サードパーティー ツールによる変換が必要です。デフォルトは False です。

機能

クライアントのみ WebViewer Server カスタム サーバー
表示
検索
UI のカスタマイズ
アノテーション
フォーム
e-Signature
ラスタライズと印刷
コンテンツ抽出
ドキュメントの作成
ページ操作
ドキュメント比較
PDF レイヤー (OCG)
色分解
デジタル署名
低レベルのドキュメント編集
ブックマーク
コンテンツの置換
セキュリティ
Office から PDF への変換
CAD 変換
リダクション
PDF/A の作成
オプティマイザー (最適化)
フラット化
対応ファイル形式の完全な一覧は 公式ドキュメント (File format support) を、対応機能の詳細は Feature support を参照してください。

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