Arm Mobile Studio

Android ゲームおよびアプリのパフォーマンスを解析、最適化

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Android アプリのパフォーマンス最適化

Arm Mobile Studio は、ゲームの CPU アクティビティ、GPU アクティビティ、コンテンツ メトリックを自動的に解析するパフォーマンス解析ツール スイートです。ゲームの実行速度の低下、デバイスのオーバーヒート、またはバッテリーの素早い消耗の原因となる問題を特定し、修正するのに役立ちます。システム内のすべてのパフォーマンス データを視覚化し、グラフィックス API 呼び出しをトレースしてレンダリングの欠陥が発生している場所を正確に特定することで、問題の領域を詳細まで調べることができます。また、root 化されていないデバイスで動作するため、素早く設定でき、デバイスを変更する必要はありません。

Professional Edition では、通常の継続的インテグレーションのワークフローに Arm Mobile Studio によるパフォーマンス解析プロセスを組み込むことができるため、高価なリファクタリングの回避を希望するゲーム スタジオにスケーラブルなソリューションを提供します。



Arm Mobile Studio 2020.2 新機能

このリリースには、以下の新機能や改善が含まれています。

  • デバイス接続が改善され、Streamline やグラフィックス アナライザーでデータを素早く簡単にキャプチャできます。
  • フレームごとのパフォーマンス バジェットを設定し、Performance Advisor レポートでそれらに対するゲームのパフォーマンスを確認できます。
  • Mali™ オフライン コンパイラーに、最新の Valhall ベースの GPU のサポートが追加されました。
  • さまざまなシェーダー プロパティの追加や、スタックとレジスターの使用状況を表す数値の改善により、レポートが強化されました。
  • Mali™ オフライン コンパイラーのレポートをマシン読み取り可能な JSON ファイルとしてエクスポートし、パフォーマンス モニタリング システムと統合できます。
  • その他にも、いくつかのバグ修正やパフォーマンスの改善が行われました。

Arm Mobile Studio を選ぶ理由

チーム全体に役立つ情報を提供


パフォーマンス バジェットを念頭に置いて制作を開始し、プロジェクトが長期にわたって軌道に乗っていることを確認できます。解釈しやすいレポートやタイムリーなパフォーマンスに関する洞察により開発チーム全体を支援し、開発を進めながらコンテンツを効果的に調整していくことができます。

負荷の高いグラフィックスを迅速に検知


スタンドアロン アプリまたは主要なゲームエンジンでボトルネックを特定し、最も負荷が高いグラフィックスの場所を正確に特定します。コードの問題は、CPU から GPU、ドロー コールなど、すべてをカバーする幅広いパフォーマンス データのおかげですぐに明らかになります。

より多くのデバイスで長時間プレイを実現


ハイエンドの Android デバイスではゲームを効率的に実行できますが、別のデバイスにおけるラグやオーバーヒートのリスクをどのようにして排除できるでしょうか。Arm Mobile Studio の使用により、市販のデバイスを使用してゲームのパフォーマンスを判断し、プロファイリングすることで、長時間のプレイやより没入型の体験を実現することができます。


コンポーネント


Arm Mobile Studio に含まれるもの:

  1. パフォーマンス アドバイザー: 注釈付きの Streamline キャプチャから分かりやすいパフォーマンス サマリーを生成し、パフォーマンスを改善して、ボトルネックを解決するための方法に関する最適化のアドバイスを取得します。
  2. Streamline: システム内のすべてのパフォーマンス データやインタラクティブなグラフを使用して、詳細な解析を行うためのパフォーマンス プロファイルを取得します。CPU、GPU、帯域幅のパフォーマンスのピークを測定し、その間に実行されていたコードを確認します。
  3. グラフィックス アナライザー: アプリケーションで Open GL ES および Vulkan API 呼び出しをデバッグし、レンダリングの欠陥を特定し、問題のあるシーンを調査することでパフォーマンスを改善します。オーバードロー、シェーダー、テクスチャ、フラグメント カウント、ドロー コールを解析します。
  4. Mali™ オフライン コンパイラー: シェーダー プログラムがさまざまな Mali™ GPU でどのように機能するかを確認します。設計上、主要な機能単位における概算のサイクルコストの内訳を取得します。

Arm Mobile Studio のシステム要件

ホスト オペレーティング システム

Arm Mobile Studio は、64 ビット版の以下のホスト プラットフォームをサポートしています。

Windows 10
Linux Ubuntu 16.04 (Xenial Xerus) またはそれ以降
macOS 10.13 (High Sierra) またはそれ以降

ターゲット オペレーティング システム

Arm Mobile Studio は、32 ビット版および 64 ビット版の以下のターゲット プラットフォームをサポートしています。

Android 8.0 (Oreo) またはそれ以降

注意:完全なパフォーマンス データがすべての Android デバイスで提供されるわけではありません。推奨プラットフォームについては、サポートされているデバイスを確認してください。

サポートされているデバイス

Arm® ベースのプロセッサーはスマートフォン業界で非常に普及しており、一般向けに販売されているすべてのデバイスでツールのテストを行うことは難しいですが、特定のデバイスでツールが動作するかについて頻繁に質問を受けます。以下の Arm® Cortex® および Arm® Mali™ ベースのデバイスは Arm 内でテストされており、Arm Mobile Studio と動作することが確認されています。

デバイス チップセット CPU GPU Mali™ アーキテクチャ モデル番号
Huawei Mate 10 Pro Huawei Kirin 970 4 x Cortex-A73
4 x Cortex-A53
Mali-G72 MP12 Bifrost BLA-L09 (Single SIM)
BLA-L29 (Dual SIM)
Huawei Mate 20 Lite Hisilicon Kirin 710 A73
4 x Cortex-A53
Mali-G51 MP4 Bifrost LYA-L09
Samsung Galaxy A20 Samsung Exynos 7884 2 x Cortex-A73
6 x Cortex-A53
Mali-G72 MP2 Bifrost SM-A202F
Samsung Galaxy A50 Samsung Exynos 9610 4 x Cortex-A73
4 x Cortex-A53
Mali-G72 MP3 Bifrost SM-A505FN
Samsung Galaxy A51 5G Samsung Exynos 980 2 x Cortex-A77
6 x Cortex-A55
Mali-G76 MP5 Bifrost SM-A516B
Samsung Galaxy S7※1 Samsung Exynos 8890 4 x Custom CPU
4 x Cortex-A53
Mali-T880 MP12 Midgard SM-G930F
Samsung Galaxy S8※2 Samsung Exynos 8895 4 x Custom CPU
4 x Cortex-A53
Mali-G71 MP20 Bifrost SM-G950F
Samsung Galaxy S9 Samsung Exynos 9810 4 x Custom CPU
4 x Cortex-A55
Mali-G72 MP18 Bifrost SM-G960F
Samsung Galaxy S10 Samsung Exynos 9820 2 x Custom CPU 2 x Cortex-A75
4 x Cortex-A55
Mali-G76 MP12 Bifrost SM-G970F
SM-G973F
SM-G975F
Samsung Galaxy S20 Samsung Exynos 990 2 x Custom CPU
2 x Cortex-A76
4 x Cortex-A55
Mali-G77 MP11 Valhall SM-G980F
OPPO R15 MediaTek MT6771 Helio P60 4 x Cortex-A73
4 x Cortex-A53
Mali-G72 MP3 Bifrost R15
OPPO F7 MediaTek MT6771 Helio P60 4 x Cortex-A73
4 x Cortex-A53
Mali-G72 MP3 Bifrost F7

※1 Android 8.0 向けの最新ファームウェアが必要です。サポートには、CPU 使用率は含まれません。
※2 Android 9.0 向けの最新ファームウェアが必要です。


Edition 比較

Starter Edition

本エディションは、市販の Android モバイル・デバイス向けプロファイリング ツールおよびアドバイスを利用できる無料エディションになります。


Professional Edition

本エディションでは、既存の継続的インテグレーション (CI) ワークフローに Arm Mobile Studio のデータを統合して、複数のデバイスにおいて大規模なパフォーマンス・テストを自動で展開できます。また、ELK スタック等の JSON 互換のあるデータベース視覚化ツールにインポート可能な JSON 形式の機械可読レポートを生成します。



Edition 間における機能比較表


機能 Professional Edition Starter Edition
既存の継続的インテグレーション システム内で Arm Mobile Studio ツールをヘッドレスで実行します check check
機械で読み取り可能なレポートを JSON 形式で生成します check check
Arm の優れたサポート サービスを利用できます check check
直感的なパフォーマンス アドバイザーは、問題領域を特定してプロファイリングのアドバイスを提供します check check
Mali™ オフライン コンパイラーは、シェーダーまたはカーネルに関するパフォーマンスとボトルネックを表示します check check
既製のモバイル デバイスを使用して詳細なアプリケーション プロファイリングを行います check check
発表されたすべての Arm® 32 ビットおよび 64 ビット CPU アーキテクチャを完全にサポートします check check
詳細な CPU および GPU ハードウェア カウンターへのアクセスを提供します check check
OpenGL ES および Vulkan コンテンツをフレームごとに分析します check check
カスタム コードの注釈を使用してプロファイリング エクスペリエンスを強化します check check
VR アプリケーションをデバッグおよびプロファイルします check check

 

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