インテル® Inspector 2018 リリースノート - Windows* | Linux*

本ページは、2017 年 9 月 15 日時点のインテル® Inspector 2018 リリースノートの日本語訳です。 最新のリリースノートについては、Intel 社のウェブサイト (英語) をご覧ください。

インテル® Inspector 2018 は、Windows* および Linux* で C、C++、Fortran アプリケーションのメモリーエラーやスレッド正当性問題を特定して解決できるように開発者を支援します。Windows* プラットフォームでは、マネージドコードとアンマネージド・コードが混在したプログラムのアンマネージド部分を解析して、マネージド .NET C# アプリケーションのスレッド正当性問題を特定することもできます。

インテル® Inspector は、Windows* または Linux* オペレーティング・システムでマルチスレッド・アプリケーションを開発しているユーザー向けの、動的エラー検証ツールです。開発サイクル中にメモリーエラー、スレッドエラー、ソースコードのセキュリティー・エラーを素早く検出することにより、コードの品質と信頼性を最大限に高めます。また、さまざまなスイート製品に含まれるインテル® コンパイラーで作成されたスタティック解析の結果を視覚化して管理することもできます。インテル® Inspector は、メモリーエラーとマルチスレッド・エラーを特定して迅速に結果を提供する、簡単で、包括的なソリューションです。

インテル® Inspector には、スタンドアロンのグラフィカル・ユーザー・インターフェイス (GUI) とコマンドライン・インターフェイス (CLI) が用意されています。Microsoft* Windows* システムでは、インテル® Inspector は、Microsoft* Visual Studio* 2013 以降に統合されます。
このドキュメントには、システム要件、インストール手順、問題と制限事項、著作権と商標についての情報が含まれています。
インテル® Inspector の詳細は、オンラインの入門チュートリアル (英語) および関連ドキュメントを参照してください。チュートリアルおよびドキュメントはオフラインでもアクセスできます。例えば、デフォルトのインストール先を選択した場合、入門ガイドとヘルプは次のパスに含まれています。

入門ガイド:
Windows*: C:\Program Files (x86)\IntelSWTools\documentation_2018\en\Inspector\welcomepage\get_started.htm
Linux*: /opt/intel/documentation_2018/en/inspector/welcomepage/get_started.html

製品のヘルプは、Web ブラウザーで利用できます。ヘルプ・ディレクトリーの index.htm ファイルから利用することもできます。

インストール時に製品の登録を行わなかった場合は、インテル® ソフトウェア開発製品レジストレーション・センター (https://registrationcenter.intel.com/) で登録してください。登録を行うことで、サポートサービス期間中 (通常は 1 年間)、製品アップデートと新しいバージョンの入手を含む無償テクニカルサポートが提供されます。

テクニカルサポート、製品のアップデート、ユーザーフォーラム、FAQ、ヒント、およびその他のサポート情報は、http://www.intel.com/software/products/support/ (英語) を参照してください。: 販売代理店がこの製品のテクニカルサポートを提供している場合は、インテルではなく販売代理店にお問い合わせください。

  • C++17 の std::shared_mutex と Windows* の SRW Locks をサポート。読み取り/書き込み同期プリミティブを使用してアプリケーションのスレッドエラー解析を行うことができます。

  • すべてのライセンスの種類でクロス OS 解析 (英語) をサポート。ほかのオペレーティング・システム向けのインストール・パッケージは、registrationcenter.intel.com からダウンロードできます。

  • Microsoft* Visual Studio* 2017 との統合をサポート。

  • インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーをサポート。

  • Microsoft* Windows Server* 2016 をサポート。

  • Fedora* 26 をサポート。

  • Ubuntu* 17.04 をサポート。

  • SUSE* Linux* Enterprise Server 12 SP2 をサポート。

  • Debian* 9 をサポート。

  • 問題を修正。


サポートするアーキテクチャー

インテル® Inspector は、次のアーキテクチャーをサポートします。

  • IA-32 アーキテクチャー: 32 ビットのオペレーティング・システムを搭載した、インテル® Pentium® プロセッサーと互換性のある 32 ビット・プロセッサー (インテル® Pentium® 4 プロセッサーなど) または同じ命令セットをサポートする他社製プロセッサー・ベースのシステム。

  • インテル® 64 アーキテクチャー: 64 ビットのオペレーティング・システムを搭載した、64 ビット拡張を含む IA-32 アーキテクチャー・プロセッサー (インテル® Core&rtrade; プロセッサー・ファミリーなど) ベースのシステム。32 ビットのオペレーティング・システムを搭載したシステムは、IA-32 アーキテクチャーとなります。64 ビットのオペレーティング・システムを搭載した、同じ命令セットをサポートする他社製のプロセッサー・ベースのシステムもサポートします。


最小システム要件

  • インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 2 (インテル® SSE2) 対応の IA-32 またはインテル® 64 アーキテクチャー・ベースのプロセッサー (インテル® Pentium® 4 プロセッサー以上、または互換性のある他社製のプロセッサー) を搭載したシステム。
    • インテル® Inspector はアセンブリー・レベルの命令の特定の情報を利用するため、ターゲット実行ファイルに IA-32 またはインテル® 64 アーキテクチャーでサポートしていない命令が含まれていると解析が正しく動作しないことがあります。この場合、サポートしている命令のみを含むターゲット実行ファイルで解析を実行します。インテル® Inspector で解析が完了した後は、ターゲット実行ファイルでサポートしていない命令を使用できます。
    • 機能を最大限に活用できるように、マルチコアまたはマルチプロセッサー・システムの使用を推奨します。
  • 4GB RAM
  • 350MB のディスク空き容量 (すべての機能およびすべてのアーキテクチャー)
  • サポートする Microsoft* オペレーティング・システム (エンベデッド・エディションはサポートしていません):
    • Microsoft* Windows* 7 SP1
    • Microsoft* Windows Server* 2008 SP2、2008 R2 SP1
    • Microsoft* Windows* HPC Server 2008、2008 R2
    • Microsoft* Windows* 8
    • Microsoft* Windows* 8.1
    • Microsoft* Windows® 10
    • Microsoft* Windows Server* 2012、2012 R2、2016
  • サポートするオペレーティング・システム (エンベデッド・エディションはサポートしていません):
    • Red Hat* Enterprise Linux* 6、7
    • CentOS* (上記にリストされている Red Hat* Enterprise Linux* バージョンと同等のバージョン)
    • Fedora* 24、25、26 (pangox 互換パッケージ)
    • SUSE* Linux* Enterprise Server 11、12、12 SP2
    • Debian* 7、8、9
    • Ubuntu* 14.04 LTS、16.04 LTS、16.10、17.04
  • サポートする Microsoft* Visual Studio* バージョン:
    • Microsoft* Visual Studio* 2013
    • Microsoft* Visual Studio* 2015
    • Microsoft* Visual Studio* 2017 (Update 3 を含む)
  • 推奨するコンパイラー:
    • インテル® C/C++ コンパイラー 12.0 以上
    • Windows*: インテル® Visual Fortran コンパイラー 12.0 以上
    • Linux*: インテル® Fortran コンパイラー 12.0 以上
    • GNU* C/C++ コンパイラー 3.4.6 以上
  • サポートするデバッガー:
    • インテル® Composer XE 2015 SP1 以降のデバッガー
    • GNU* gdb デバッガー 6.3 以降 (リモートデバッグをサポートしたもの、gdb-7.1-xx.fc13 には既知の問題があります)
  • アプリケーション・コーディング要件:
    • サポートするプログラム言語:
      • Fortran
      • C
      • C++
    • サポートするスレッド化手法:
      • インテル® スレッディング・ビルディング・ブロック (インテル® TBB)
      • Win32 スレッド (Windows*)
      • POSIX* スレッド (Linux*)
      • OpenMP* (Windows*: インテルによる OpenMP* 互換ライブラリーを利用。Linux*: 下記の注を参照)
      • インテル® C++ コンパイラーの並列言語拡張
      • インテル® Cilk&rtrade; Plus
      • Microsoft* PPL (インテル® TBB を利用)
  • マネージド・アプリケーション・コーディング要件
    • サポートするプログラム言語:
      • C# (.NET 2.0 ~ 3.5 では完全サポート)
      • C# (.NET 4.0 では制限付きサポート - 下記の注を参照)
  • インテル® Software Update Manager による製品の自動アップデートを有効にするには、Java* 1.6 以上が必要です。
  • インストールされる PDF 形式のドキュメントを表示するには、Adobe* Reader* などの PDF リーダー・ソフトウェアが必要です。

:
インテル® Inspector は、.NET 4.0 を制限付きでサポートします。

  • Microsoft* タスク並列ライブラリー (TPL) のクラスおよび System.Threading.Tasks 名前空間のアルゴリズムはサポートしていません。
  • .NET 4.0 で追加された System.Threading 名前空間の Barrier 同期クラスはサポートしていません。


フローティング・ライセンス・サービスの要件

インテル® ソフトウェア開発ツールのバージョン 2017 と 2018 のフローティング・ライセンスを使用してインストールする場合、最新バージョンのインテル® Software License Manager (Intel 2.5/lmgrd 11.14.1.1) が必要です。インテル® Software License Manager の最新バージョンは、インテル® ソフトウェア開発製品レジストレーション・センターから利用できます (正しいオペレーティング・システムとプラットフォームを選択してください。フローティング・ライセンス・ユーザーのみ、このリンクにアクセスできます)。詳細は、「インテル® Software License Manager のアップグレードに関連したインストール・エラー」 (英語) を参照してください。

インテル® Software License Manager の操作方法は、チュートリアル (https://software.intel.com/en-us/articles/intel-software-license-manager-getting-started-tutorial (英語)) を参照してください。


この製品パッケージは、IA-32 システムおよびインテル® 64 システムの両方にソフトウェアをインストールできます。インストーラーはシステムのアーキテクチャーを判断して適切なファイルをインストールします。インテル® 64 システムでは、ソフトウェアの 32 ビット・バージョンと 64 ビット・バージョンの両方が自動的にインストールされます。
インストーラーは、システムにインストールされているインテル® Inspector の (同じメジャーバージョン番号の) マイナーバージョンを削除します。異なるメジャーバージョンは共存できます。Windows*: ただし、Microsoft* Visual Studio* と統合できるバージョンは 1 つのみです。
初めて製品をインストールする場合は、製品のシリアル番号または有効なライセンスファイルを使用して製品をアクティベートする必要があります。
Windows*:
製品のインストール・パッケージは、32 ビットまたは 64 ビット・システムにインストールできる 1 つの IA-32 パッケージを含む自己解凍型の実行ファイルです。ダウンロードした場合、この実行ファイルは通常、次のフォルダーに保存されます: C:\Users\<username>\Download
インストールを開始するには、管理者権限のあるユーザーで <package_name>_setup.exe ファイルをダブルクリックします。デフォルトのインストール設定を使用してすべてのユーザー・インターフェイスのセット (インテル® Inspector と Visual Studio* 統合環境で使用する GUI フロントエンドを含む) をインストールするには、フル・インストール・オプションを選択します。アクティベーションを行う必要があります。
Linux*:

  1. パッケージを展開します: gunzip <package-name>.tar.gz
  2. ファイルを展開します: tar xf <package-name>.tar
  3. インストールを開始します。(: インストールを正常に行うには、/tmp ディレクトリーに対する読み取り/書き込み権限が必要です。)
    ローカルシステムにインストールするには、次の操作を行います。
    cd <package-name>
    ./install.sh

    : すべてのユーザーがソフトウェアを利用できるようにするには、root ユーザーでこの処理を行う必要があります。複数のユーザーが利用できるようにネットワーク・マウントされたドライブまたは共有ファイルシステムにインストールするには、root ユーザーに切り替えてから次のコマンドを実行します。
    cd <package-name>
    ./install.sh --SHARED_INSTALL

  4. 手順に従ってインストールを完了し、ソフトウェアのアクティベーションを行います。

サイレント・インストール (Windows*)

Windows* システムでの非インタラクティブなサイレント・インストールについては、http://software.intel.com/en-us/windows_silent_installation_guide (英語) を参照してください。


アクティベーション

インストールを完了するには、次のいずれかの方法で、製品のアクティベーションを行う必要があります。

  • シリアル番号を使用したアクティベーション。インターネット接続が必要です。
  • シリアル番号を使用したリモート・アクティベーション。コンピューターがインターネットに接続されていない場合に行います。アクティベーションを完了するには、インターネットに接続されている別のコンピューターを利用する必要があります。
  • ライセンスファイルを使用したアクティベーション。
  • ライセンスサーバーを使用したアクティベーション。

30 日間は製品を評価版として利用できます。


インテル® Software Manager

インテル® Software Manager を利用して、次の操作を行うことができます。

  • インテル® ソフトウェア開発製品のアップデートのダウンロードおよびインストール。
  • インストールしたソフトウェアの更新状況の管理。
  • シリアル番号のアクティベーション。
  • インテル® ソフトウェア開発製品の最新情報の入手。

インテル® Software Manager はリモートサーバーに接続して情報およびアップデートを入手するため、インターネット接続が必要です。
インテル® Software Manager は、インテル® ソフトウェア開発製品と一緒に、Windows*、Linux*、macOS* オペレーティング・システムにインストールされます。
インテル® Software Manager に関する詳細は、https://registrationcenter-ssl.intel.com/Docs/ism.htm (英語) を参照してください。


デフォルトのインストール・フォルダー

デフォルトのトップレベルのインストール・フォルダーは、次のとおりです。
Windows*: C:\Program Files (x86)\IntelSWTools\Inspector 2018
Linux*: /opt/intel/inspector_2018
カスタム・インストールで、異なるフォルダー名を指定することもできます。


リモートシステムへのコレクターのインストール

1 つのシステムに製品をインストールしてアクティベーションを行った後、リモートシステムにインテル® Inspector のコレクターをインストールできます。これは、ディスク容量が少ないシステムやライセンスチェックを実行できないシステムなどで使用するためのものです。リモートシステムにコレクターをインストールして実行するために製品のアクティベーションは必要ありませんが、解析結果をリモートシステムで表示することはできません。解析結果の表示とコマンドラインのレポートオプションの実行にはアクティベーションが必要になるため、結果フォルダーを製品をインストールしてアクティベーションを行ったシステムにコピーするか、ネットワーク経由で利用できるようにする必要があります。
インテル® Inspector の Windows* インストール・パッケージを利用する場合は、次の手順に従って、リモート Linux* システムにインテル® Inspector のコレクターをインストールします。

  1. <package_name>_setup.exe -x を実行してインストール・ファイルを C:\Users\<username>\Downloads\Intel\Inspector_2018_setup (デフォルトの場合) に展開します。別の場所を指定する場合は、<package_name>_setup.exe -x -f <location> コマンドを使用します。
    : オリジナルのインストールの展開先を知っている場合は、このステップをスキップしてかまいません。
  2. installs\insp\insp_cli_install フォルダーをリモートマシンにコピーします。
  3. リモートマシンで、installs\insp\insp_cli_install\Inspector.msi を実行し、インストーラーの指示に従います。
  4. コレクターのサイレント・インストールを行う場合は、次のコマンドを使用します。

msiexec.exe -i installs\insp\insp_cli_install\Inspector.msi -qn -log <log-file>
Linux* システムで次のステップを実行します。

  1. CLI_install フォルダー (製品のインストール・パッケージを展開した場所に含まれています) をリモートマシンにコピーします。
  2. ./install.sh スクリプトファイル (CLI_install フォルダーに含まれています) を実行します。アクティベーションを行う必要はありません。

重要: アクティベーションは必要ありませんが、コレクターをリモートシステムにインストールして実行する場合は、オリジナルのインストールおよびコレクターをインストールした後のコレクターのリモート・インストールに含まれる使用許諾契約書の利用条件が適用されます。


製品購入後のライセンスのアクティベーション

インテル® ソフトウェア開発製品の評価版をインストールした後、製品を購入した場合、インテル® Software Manager を使用して有効な製品のシリアル番号を入力すると、評価ライセンスを製品ライセンスに変換できます。
Windows*: C:\Program Files (x86)\Common Files\Intel\Intel Software Manager\ism.exe からインテル® Software Manager を実行します。
Linux*: インテル® Software Manager は/opt/intel/ism/ism にインストールされます。
システムのすべてのユーザーが製品ラインセンスを利用できるようにする場合は、ログインするか su コマンドを使用して root ユーザーで実行してください。
[Activate (アクティベート)] をクリックして有効な製品のシリアル番号を入力し、評価ライセンスを製品ライセンスに変換します。

製品の変更、更新、削除

Windows*: コンポーネントを追加または削除するには、[コントロールパネル] を開き[プログラムの追加と削除] (Windows* 7 の場合は [プログラムと機能]) を選択します。リストから [Intel Inspector 2018 Update X (インテル(R) Inspector 2018 Update X)] を選択し、[変更/削除] (Windows* 7 の場合は [アンインストールと変更] をクリックします。
Linux*: 製品を削除するには、次のコマンドを実行します。
: デフォルトのフォルダーにインストールしなかった場合は、/opt/intel を指定したインストール・フォルダー名に変更します。

  1. cd /opt/intel/advisor_2018
  2. uninstall.sh (root ユーザーまたはインストールしたユーザーで実行)

インテル® Inspector コマンドライン環境の設定

コマンドライン・インターフェイスにアクセスするには、適切な環境が設定された [コマンド プロンプト] ウィンドウを使用します。
Windows*: [スタート] メニューから [すべてのプログラム] > [Intel Parallel Studio XE 2018 (インテル(R) Parallel Studio XE 2018)] > [Analyzers (アナライザー)] > [Command Prompt (コマンドプロンプト)] を選択して [コマンド プロンプト] ウィンドウを開きます。
または、[コマンド プロンプト] ウィンドウを開き、次のコマンドを使用して適切な環境を設定します。
C:\Program Files (x86)\IntelSWTools\Inspector 2018\inspxe-vars.bat
Linux*: bash シェルから次のコマンドを使用して、端末セッションでインテル® Inspector の環境を設定します。
source <install-dir>/inspxe-vars.sh
C シェルを使用している場合は、代わりに .csh スクリプトを source します。

既知のインストールおよび設定の問題 (Windows* のみ)

  1. ごくまれに、Microsoft* Visual Studio* 20xx ソフトウェアとの統合中にインストーラーがハングアップすることがあります。インストーラーがハングアップした場合は、(タスク・マネージャーから) devenv.exe プロセスを終了します。その際、Visual Studio* ソフトウェアのインスタンスを実行していないことを必ず確認してください。マシンを再起動した後、製品を再度インストールします。

  2. デフォルトでは、Visual Studio* は [ブラウザーで起動] オプションを使用して統合製品のドキュメントを表示します。インテル® Inspector (ローカル) ヘルプ・ドキュメントを表示するには、次の操作を行います。[ヘルプ] > [Intel Inspector 2018 (インテル(R) Inspector 2018)] > [Intel Inspector 2018 Help (インテル(R) Inspector 2018 ヘルプ)] を選択します (または、状況依存ヘルプを使用します)。ヘルプの表示でまだ問題が発生する場合は、[ヘルプ] > [ヘルプ設定の設定] > [ヘルプビューアーで起動] を選択します。

  3. Microsoft* Visual Studio* ヘルプの表示に問題がある場合は、Internet Explorer* で [ツール] > [インターネットオプション] > [セキュリティ] を選択して、[インターネット] ゾーンで [MIME スニッフィングを有効にする] および [アクティブスクリプト] を有効にします。または、[ツール] > [インターネットオプション] > [セキュリティ] を選択して、信頼済みサイトのリストに "about:internet" を追加します。

一般的な問題 (Windows* および Linux*)

  • 一部のハードウェアで、インテル® Inspector は、明示的なアトミック命令の代わりにアトミック操作と仮定される単純な操作 (変数のロードやストア操作など) でデータ競合問題をレポートすることがあります。特に、GNU* gcc コンパイラーを使用してコンパイルされた C++ 11 のstd::atomic クラス操作では誤ったデータ競合問題をレポートします。インテル® コンパイラーと Microsoft* コンパイラーは明示的なアトミック命令を使用するため、これらのコンパイラーを使用して生成されたコードは影響を受けません。
  • インテルは、インテル® Inspector がアプリケーションのすべてのメモリーエラーとスレッドエラーを検出またはレポートすることを保証していません。
    • すべての論理エラーが検出できるとは限りません。
    • 誤検出を減らすために使用されるヒューリスティックにより、実際の問題が検出されないことがあります。
    • 相関性の高いイベントは 1 つの問題にグループ化されます。
  • インテル® Inspector を使用して、デバッグモードとリリースモードでアプリケーションを解析することができます。最も正確で、完全な結果を得るために必要なオプションの詳細は、次の関連リソースを参照してください。
  • 問題が検出されたモジュールでシンボルが見つからない場合、インテル® Inspector は、シンボルが見つかった最初の場所のコールスタックとソースコードを表示します。シンボルでコールスタックの場所を見つけることができない場合、モジュール名と相対仮想アドレス (RVA) を表示します。
  • インテル® Inspector の外部で実行したときにクラッシュするアプリケーションを解析すると、インテル® Inspector のランタイム解析エンジンがハングアップまたはクラッシュします。例えば、アプリケーションのコールスタックのリターンアドレスが間違っていると、ランタイム解析エンジンがクラッシュします。クラッシュが発生した場合、その時点よりも前に検出された問題は表示できますが、メモリーリークはレポートされません。

推奨: レポートされた問題を確認します - いずれかの問題がクラッシュの原因であると考えられます。

  • インテル® Inspector は、グラフィカル・ユーザー・インターフェイスとランタイム解析エンジン間の通信にソケットを使用します。アプリケーションがソケットを開けないようにすると、グラフィカル・ユーザー・インターフェイスを使用して解析を実行できません。この場合、コマンドライン・インターフェイスを使用して解析を実行した後、グラフィカル・ユーザー・インターフェイスを使用して結果を表示します。
  • インテル® Inspector は、例外がスローされてキャッチされた場合のように、通常の呼び出しフローの中断に続く、正しくないコールスタックをレポートすることがあります。インテル® Inspector は、この状況が発生したことを認識して結果データを訂正しようとしますが、すべてのコールスタックが訂正される前にスレッドまたはメモリー問題がレポートされることがあります。
  • インテル® Inspector が OpenMP* アプリケーションの解析中にメモリー不足エラーをレポートした場合、OMP_NUM_THREADS 設定を変更して OpenMP* スレッドの数を制限します。ほとんどの場合、OMP_NUM_THREADS=2 で十分です。
  • インテル® Inspector が解析中にメモリー不足エラーをレポートした場合、複数の解析を実行してセクション単位でアプリケーションを解析し、各実行で異なるモジュールのセットを除外してみてください。
    : インテル® Inspector は、除外されているモジュールの問題を検出またはレポートしません。
  • 解析対象として子アプリケーションを選択すると、そのアプリケーションの複数のインスタンスが起動する場合でも、インテル® Inspector はそのアプリケーションの最初のインスタンスのみ解析します。
  • ソースでインテル® Inspector のカスタムフィルターを利用する場合、このフィルターは結果をリロードすると利用できなくなることに注意してください。

一般的な問題 (Windows* のみ):

  • インテル® Inspector の解析を実行しているアプリケーションをデバッグするには、アプリケーションを開始するときに、いずれかのインテル® Inspector デバッグ解析オプションを選択する必要があります。解析でアプリケーションを開始した後に Visual Studio* デバッガーの "attach" コマンドを使用しても、同じ効果は得られず、アプリケーションではなく、インテル® Inspector の解析ツールをデバッグすることになります。ドキュメントの手順に従ってデバッグ解析セッションを開始すると、インテル® Inspector は、Visual Studio* プロセスでプローブを使用して、(解析ツールではなくターゲット・アプリケーションの情報を表示するように) Visual Studio* デバッガーの動作を変更します。
  • Windows* オペレーティング・システムで Boost を使用するアプリケーションを解析するには、デバッグ情報を有効 (/Zi)、最適化を無効 (/Od) にしてアプリケーションと Boost ライブラリー (boost_thread-vc80-mt-gd-1_42.dll など) をコンパイルし、C ランタイム・ライブラリーをダイナミックにリンクする必要があります。確実にデバッグ情報を有効にして最適化を無効にするには、Boost ソースをダウンロードしてライブラリーをビルドします。.pdb ファイルをバイナリーと同じ場所またはバイナリーにコード化されている pdb パスの場所に配置する必要があります。詳細は、https://software.intel.com/en-us/articles/building-boost-for-applications-analyzed-by-intel-inspector-xe/ (英語) を参照してください。
  • プログラムにメモリーに対する内部基準がある場合、メモリーリークが発生する基本ブロックの最後に達するまで、オンデマンド・リーク検出はメモリーリークをレポートしません。リーク検出のベースラインがリセットされない場合、それらのリークは次のリクエストでレポートされます。[200348282]
  • インテル® Inspector は、Windows* のファイバーを制限付きでサポートします。
  • インテル® Inspector は、"/DEBUG:FASTLINK" オプション (Microsoft* Visual Studio* 2015 Update 1 ではデフォルトで指定されます) を指定してビルドされたバイナリーをサポートしません。
  • ウイルスチェックがコードをインストルメントする機能に影響を与えることがあります。次のエラーは、ウイルスチェッカーが ntdll.dll を修正したために収集が失敗したことを示しています。現在、ウイルスチェッカーをオフにする以外の回避策はありません。この問題は次の製品アップデートで修正される予定です。

Collection failed
8/23/2017 1:26:10 PM Collection failed.The data cannot be displayed.
[Instrumentation Engine]: SYSCALL_INSPECTOR: The NTDLL!NtTerminateThread function jumps out of NTDLL, at 0x7ffeb0fe00c4.It may be hooked by a PIN-incompatible software installed on the system Source\pin\base_w\ipc_server_windows.cpp: LEVEL_BASE::StartServer: 2216: assertion failed: res == TRUE

  • インテル® Xeon® プロセッサー E5 v2 ファミリーおよびインテル® Xeon® プロセッサー E5 v3 ファミリーを搭載したシステムで動作している Microsoft* Visual Studio* IDE でインテル® Inspector のデバッグ解析オプションを使用すると、ターゲット・アプリケーションがクラッシュまたはフリーズすることがあります。
  • インテル® Inspector は、新しい Windows* 8 ストアアプリの開発および WinRT API の利用をサポートしません。
  • インテル® Inspector は、.NET 4.0 ランタイムをサポートします。ただし、新しいタスク並列ライブラリー (TPL) クラスはサポートしません。

一般的な問題 (Linux* のみ):

  • インテル® Inspector は、SELinux (Security-enhanced Linux*) を現在サポートしていません。Permissive モードのみサポートしています。

推奨: SELinux を無効にする (/etc/sysconfig/selinux ファイルに "SELINUX=disabled" 行を追加するか、lilo.conf or grub.conf ファイルに "selinux=0" カーネル引数を追加します) か、SELinux モードを調整します (/etc/sysconfig/selinux ファイルに "SELINUX=permissive" 行を追加するか、システム管理者に SELinux モードの調整を依頼します)。システム引数を変更後、システムの再起動が必要になることがあります。SELinux の詳細は、http://www.nsa.gov/selinux/ (英語) を参照してください。[200155374]

  • KDE 4.5 以前で konsole 端末を使用している場合、インテル® Inspector はデバッガーを起動できません。

推奨: KDE 4.5 以前でデバッグ機能を含む解析を行う場合は、xterm 端末を使用します。[200223810]

  • マルチスレッド・アプリケーションの実行中、問題を検出したときにデバッガーを有効にしていると (-appdebug=on-error)、デバッガーのセッションが複数開きます。最初のセッションのみ接続され、解析でアプリケーションをデバッグできます。回避策は、デバッガーが解析を開始する場所を選択するオプション (-appdebug=on-start) を使用して 1 つのデバッグセッションのみ開始した後、拡張デバッガーコマンド monitor begin-analysis を入力して解析を開始し、問題が発生するまで実行を再開して続行することです。
  • Parallel Virtual File System 2 (pvfs2) に結果を格納しようとすると、インテル® Inspector は次のエラーを表示します: "Error: Failed to create a database. Cannot continue. (エラー: データベースの作成に失敗しました。続行できません。)"

推奨: pvfs2 ファイルシステム以外の場所に結果を格納します。[200213391]

  • 特定の Web ブラウザーでインテル® Inspector ヘルプの検索に問題があった場合は、そのブラウザーの新しいバージョンを使用するか、別のブラウザーをデフォルトのブラウザーにすることを検討してください。
  • Linux* の Fortran プログラムに gdb でインタラクティブ・デバッグを行うと、'next' および 'step' コマンドの実行に非常に長い時間がかかります。

推奨: Fortran プログラムではインテル® デバッガーを使用します。起動するデバッガーは、GUI では、[File (ファイル)] > [Options (オプション)] メニューから変更できます。CLI では、INSPXE_DEBUGGER 環境変数または -debug-using コマンドライン・オプションを使用して設定できます。

  • Linux* プラットフォームでメモリーおよびスレッド解析を行うには、ptrace を有効にする必要があります。一部の新しい Linux* ディストリビューションでは、ptrace がデフォルトで無効になっています。ptrace が無効になっている場合、次のメッセージが表示されます: "Error: Failed to start the analysis because the scope of ptrace() system call application is limited. (エラー: ptrace() システムコールのスコープが制限されているため解析を開始できません。)"

推奨: /proc/sys/kernel/yama/ptrace_scope を 1 に設定して ptrace を有効にします。[200317488]

  • ターゲット・アプリケーションがインテル® Inspector のスレッドを含むすべてのスレッドを休止しようとした場合、エラーメッセージ "detected an attempt to suspend an internal thread…" が表示されます。このエラーを回避するには、次の操作を行います。
    • [Project Properties (プロジェクトのプロパティー)] ダイアログボックスの [Target (ターゲット)] タブの [Enable collection progress information (収集の進捗情報を有効にする)] チェックボックスをオフにします。
    • [Analysis Type (解析タイプ)] ペインの [Enable interactive memory growth detection (インタラクティブなメモリー使用量の増加検出を有効にする)] チェックボックスをオフにします。
    • 解析を再実行します。

解析中にインタラクティブ・デバッグ・セッションを実行しないようにします。[200238394]

  • インテル® Inspector を TWM や Ubuntu*/Unity* ウィンドウ・マネージャーのような Linux* デスクトップ・ウィンドウ・マネージャーとともに使用すると、Linux* ウィンドウ・マネージャーで予期しない動作 (コントロールや GUI 全体が非表示になるなど) が発生したりインテル® Inspector がクラッシュする既知の問題があります。

推奨: 別のウィンドウ・マネージャーに変更します。


メモリーエラー解析の問題

  • インテル® Inspector は、解析したアプリケーションがカスタムメモリー割り当てを使用している場合に、誤検出をレポートすることがあります。_itt_notify を使用してソースコードにアノテーションを付けると、これらの誤検出を減らすことができます。

  • 標準 C ランタイム・アロケーターのセマンティクスが変更されると、インテル® Inspector の動作が不明になり、解析が異常終了します。例えば、アプリケーションがこれらのアロケーターの非標準バージョンを使用している場合、通常は初期化されないときに、アロケーターによって返されたメモリーが初期化されます。

  • Qt API を使用するアプリケーションのメモリーエラー解析で誤検出がレポートされることがあります。

  • プログラムにメモリーに対する内部基準がある場合、メモリーリークが発生する基本ブロックの最後に達するまで、オンデマンド・リーク検出はメモリーリークをレポートしません。リーク検出のベースラインがリセットされない場合、それらのリークは次のリクエストでレポートされます。[200348282]

  • Windows*: メモリー解析でスタックアクセスの解析をオンにした場合、解析しているアプリケーションが Microsoft* Visual C++* の /RTC1 または /RTCs オプションを指定してコンパイルされていないことを確認します。これらのオプションは初期化されていないアクセスを検出する機能を使用してスタックの基本ランタイムチェックを行うため、インテル® Inspector のメモリー解析でエラーが検出されません。

  • Linux*: スコープが最も狭いメモリーエラー解析タイプは、.eh_frame_hdr セクションにバイナリー・サーチ・テーブルを含まないバイナリーでは遅くなることがあります。[200154305]



スレッドエラー解析の問題

  • インテル® Inspector は、以下を使用して作成されたデッドロックまたは潜在的なデッドロックを検出しません。
    • インテル® コンパイラー・プロフェッショナル・エディション 11.0 で提供されたインテル® C/C++ 並列拡張による一部のロック (__critical)
    • インテル® TBB の一部のロック (spin_mutex、spin_rw_mutex)
    • 非排他的所有権同期オブジェクト (条件変数、セマフォー、イベント、リーダー/ライターロックを含む)

  • インテル® Inspector は、プロセス間のデータ競合やデッドロックを検出しません。

  • インテル® Inspector は、カスタマイズされた同期プリミティブを使用するアプリケーションを解析した場合に、誤検出をレポートすることがあります。_itt_notify を使用してソースコードにアノテーションを付けると、これらの誤検出を減らすことができます。

  • インテル® TBB アプリケーションの正しい解析を有効にするには、コンパイル前に次の必要なマクロを設定します。
    • TBB_USE_DEBUG (TBB_USE_THREADING_TOOLS を設定) (インテル® TBB のデバッグ・ライブラリーを使用する場合)
    • TBB_USE_THREADING_TOOLS (インテル® TBB のリリース・ライブラリーを使用する場合)

  • Windows*: インテル® Inspector は、Microsoft* Visual Studio* デバッガー (Windows*) や GNU* gdb デバッガー (Linux*) のような既存のデバッガーの代替品ではありません。インテル® Inspector の内部/外部でアプリケーションがクラッシュする場合、デバッガーの内部でアプリケーションを実行してみてください。

  • Windows*: インテル® Inspector は、Microsoft* の同時実行ランタイム・フレームワーク (並列パターン・ライブラリー、非同期エージェント・ライブラリーなど) を使用するアプリケーションを解析した場合に、誤検出をレポートすることがあります。

  • Windows*: インテル® Inspector は、システムモジュール (Windows\System32 ディレクトリーに存在するモジュール) のデータ競合やデッドロックを検出しません。例えば、Windows* システム・ディレクトリーにインストールされた DX9 ライブラリーおよび DX ライブラリーによりアクセスされたメモリーは解析されません。問題を検出できるようにするには、モジュールを非システム・ディレクトリー (Program Files ディレクトリーなど) に移動します。[200139450]

  • Windows*: 同じアプリケーションで Microsoft* .NET フレームワークの複数のバージョンを使用すると、インテル® Inspector がハングアップすることがあります。

  • Linux* では、バイナリーがデバッグ情報なしでビルドされた場合、インテル® Inspector はメインスレッド作成地点をキャプチャーしません。

  • Windows* では、次の場合、インテル® Inspector はメインスレッド作成地点をキャプチャーしません。
    • バイナリーがデバッグ情報なしでビルドされた場合。
    • .pdb シンボルファイルが .exe または .dll 実行ファイル内の指定された場所または .exe または .dll 実行ファイルと同じ場所にない場合。

  • Linux*: インテル® Inspector は、Microsoft* Visual Studio* デバッガー (Windows*) や GNU* gdb デバッガー (Linux*) のような既存のデバッガーの代替品ではありません。インテル® Inspector の内部/外部でアプリケーションがクラッシュする場合、デバッガーの内部でアプリケーションを実行してみてください。
  • インテル® Inspector は、Windows* アプリケーションで Microsoft* C ランタイムをスタティックにリンクした場合に、誤検出をレポートすることがあります。Linux* では、この問題は、libc または libpthread をアプリケーションにスタティックにリンクした場合に発生することがあります。
    推奨: Microsoft* C ランタイム (Windows*)、libc または libpthread (Linux*) をダイナミックにリンクしてアプリケーションをビルドします。


インストール時に製品の登録を行わなかった場合は、インテル® ソフトウェア開発製品レジストレーション・センターで登録してください。登録を行うことで、サポートサービス期間中 (通常は 1 年間)、製品アップデートと新しいバージョンの入手を含む無償テクニカルサポートが提供されます。
テクニカルサポート、製品のアップデート、ユーザーフォーラム、FAQ、ヒント、およびその他のサポート情報は、https://software.intel.com/en-us/support (英語) を参照してください。



The following are licenses for third party software that was used to develop the Intel® Inspector for Linux* and Windows* OS. These licenses are listed due to attribution requirements in these license agreements. For the avoidance of doubt, the Intel Inspector is solely governed by the terms and conditions of the End User License Agreement for Intel® Software Development Product that accompanies the Intel Inspector.

libjpeg license

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No royalty is required, but we do ask for an acknowledgement in product documentation, as described under LEGAL ISSUES.
LEGAL ISSUES
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1. We don't promise that this software works. (But if you find any bugs, please let us know!)
2. You can use this software for whatever you want. You don't have to pay us.
3. You may not pretend that you wrote this software. If you use it in a program, you must acknowledge somewhere in your documentation that you've used the IJG code.
In legalese:
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its user, assume the entire risk as to its quality and accuracy.
This software is copyright (C) 1991-1998, Thomas G. Lane.
All Rights Reserved except as specified below.
Permission is hereby granted to use, copy, modify, and distribute this software (or portions thereof) for any purpose, without fee, subject to these conditions:
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(2) If only executable code is distributed, then the accompanying documentation must state that "this software is based in part on the work of the Independent JPEG Group".
(3) Permission for use of this software is granted only if the user accepts full responsibility for any undesirable consequences; the authors accept NO LIABILITY for damages of any kind.
These conditions apply to any software derived from or based on the IJG code, not just to the unmodified library. If you use our work, you ought to acknowledge us.
Permission is NOT granted for the use of any IJG author's name or company name in advertising or publicity relating to this software or products derived from it. This software may be referred to only as "the Independent JPEG Group's software".
We specifically permit and encourage the use of this software as the basis of commercial products, provided that all warranty or liability claims are assumed by the product vendor.
ansi2knr.c is included in this distribution by permission of L. Peter Deutsch, sole proprietor of its copyright holder, Aladdin Enterprises of Menlo Park, CA.
ansi2knr.c is NOT covered by the above copyright and conditions, but instead by the usual distribution terms of the Free Software Foundation; principally, that you must include source code if you redistribute it. (See the file ansi2knr.c for full details.) However, since ansi2knr.c is not needed as part of any program generated from the IJG code, this does not limit you more than the foregoing paragraphs do.
The Unix configuration script "configure" was produced with GNU Autoconf. It is copyright by the Free Software Foundation but is freely distributable. The same holds for its supporting scripts (config.guess, config.sub, ltconfig, ltmain.sh). Another support script, install-sh, is copyright by M.I.T. but is also freely distributable.
It appears that the arithmetic coding option of the JPEG spec is covered by patents owned by IBM, AT&T, and Mitsubishi. Hence arithmetic coding cannot legally be used without obtaining one or more licenses. For this reason, support for arithmetic coding has been removed from the free JPEG software. (Since arithmetic coding provides only a marginal gain over the unpatented Huffman mode, it is unlikely that very many implementations will support it.) So far as we are aware, there are no patent restrictions on the remaining code.
The IJG distribution formerly included code to read and write GIF files. To avoid entanglement with the Unisys LZW patent, GIF reading support has been removed altogether, and the GIF writer has been simplified to produce "uncompressed GIFs". This technique does not use the LZW algorithm; the resulting GIF files are larger than usual, but are readable by all standard GIF decoders.
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  • Simon-Pierre Cadieux
  • Eric S. Raymond
  • Gilles Vollant

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  • Glenn Randers-Pehrson
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  • Kevin Bracey
  • Sam Bushell
  • Magnus Holmgren
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A "png_get_copyright" function is available, for convenient use in "about" boxes and the like:
printf("%s",png_get_copyright(NULL));
Also, the PNG logo (in PNG format, of course) is supplied in the files "pngbar.png" and "pngbar.jpg (88x31) and "pngnow.png" (98x31).
Libpng is OSI Certified Open Source Software. OSI Certified Open Source is a certification mark of the Open Source Initiative.
Glenn Randers-Pehrson
glennrp at users.sourceforge.net
June 14, 2012

Apache License

Version 2.0, January 2004
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9. Accepting Warranty or Additional Liability. While redistributing the Work or Derivative Works thereof, You may choose to offer, and charge a fee for, acceptance of support, warranty, indemnity, or other liability obligations and/or rights consistent with this License. However, in accepting such obligations, You may act only on Your own behalf and on Your sole responsibility, not on behalf of any other Contributor, and only if You agree to indemnify, defend, and hold each Contributor harmless for any liability incurred by, or claims asserted against, such Contributor by reason of your accepting any such warranty or additional liability.
END OF TERMS AND CONDITIONS

Boost Software License - Version 1.0 - August 17th, 2003

Permission is hereby granted, free of charge, to any person or organization obtaining a copy of the software and accompanying documentation covered by this license (the "Software") to use, reproduce, display, distribute, execute, and transmit the Software, and to prepare derivative works of the Software, and to permit third-parties to whom the Software is furnished to do so, all subject to the following:
The copyright notices in the Software and this entire statement, including the above license grant, this restriction and the following disclaimer, must be included in all copies of the Software, in whole or in part, and all derivative works of the Software, unless such copies or derivative works are solely in the form of machine-executable object code generated by a source language processor.
THE SOFTWARE IS PROVIDED "AS IS", WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND, EXPRESS OR IMPLIED, INCLUDING BUT NOT LIMITED TO THE WARRANTIES OF MERCHANTABILITY, FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE, TITLE AND NON-INFRINGEMENT. IN NO EVENT SHALL THE COPYRIGHT HOLDERS OR ANYONE DISTRIBUTING THE SOFTWARE BE LIABLE FOR ANY DAMAGES OR OTHER LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, TORT OR OTHERWISE, ARISING FROM, OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE SOFTWARE OR THE USE OR OTHER DEALINGS IN THE SOFTWARE.

Libxml2

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Libunwind

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PYTHON SOFTWARE FOUNDATION LICENSE VERSION 2

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7. Nothing in this License Agreement shall be deemed to create any relationship of agency, partnership, or joint venture between PSF and Licensee. This License Agreement does not grant permission to use PSF trademarks or trade name in a trademark sense to endorse or promote products or services of Licensee, or any third party.
8. By copying, installing or otherwise using Python, Licensee agrees to be bound by the terms and conditions of this License Agreement.
Changes to standard library modules:
A brief summary of changes made to Python 2.5.2 source:
- On Windows*, the code of import, zipimport, and execfile was modified to handle directories containing Unicode characters.

wxWidgets Library

This product includes wxWindows software which can be downloaded from www.wxwidgets.org/downloads.
wxWindows Library Licence, Version 3.1
Copyright (C) 1998-2005 Julian Smart, Robert Roebling et al
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WXWINDOWS LIBRARY LICENCE
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Boston, MA 02111-1307 USA.
EXCEPTION NOTICE
1. As a special exception, the copyright holders of this library give permission for additional uses of the text contained in this release of the library as licenced under the wxWindows Library Licence, applying either version 3.1 of the Licence, or (at your option) any later version of the Licence as published by the copyright holders of version 3.1 of the Licence document.
2. The exception is that you may use, copy, link, modify and distribute under your own terms, binary object code versions of works based on the Library.
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4. If you write modifications of your own for this library, it is your choice whether to permit this exception to apply to your modifications.
If you do not wish that, you must delete the exception notice from such code and/or adjust the licensing conditions notice accordingly.

zlib.h

zlib.h -- interface of the 'zlib' general purpose compression library
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Copyright (C) 1995-2005 Jean-loup Gailly and Mark Adler
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LevelDB

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JQuery

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Highlight.js

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