TestComplete - 技術情報

 

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Property Checkpoint の利用方法について

 

■ 機能の目的

テスト対象のコントロールの一つのプロパティ値の比較検証に用いられます。

操作の結果、正しい情報が表示されているか、コントロールの正しい動作をしているかを検証できます。

■ 設定方法

  1. キーワードテストの場合、対象の画像を表示した状態で、[Operations] - [Checkpoints] 内に、"Property Checkpoint" がありますので、テストシナリオの任意の箇所にドラッグしてください。

  2. Create Property Checkpoint のダイアログが表示されますので、比較する範囲を指定します。

    今回は "カード番号" のコントロールを対象とします。

  3. 次のステップでは、使用するプロパティを選択できます。

    今回は表示文字列を比較検証するため、"wText" を選択します。
    なお、表示される Property には、Basic view と Advanced view の 2 種類が存在します。
    下記の図のように Basic view の場合、最小限のプロパティしか表示されないため、使用されたいプロパティが表示されていない場合は、"View more members (Advanced view)" をクリックしてください。

  4. 次のステップでは、比較条件を設定します。

    [Condition:] では、以下の条件が利用できます。
    - Equals (一致する)
    - Does not Equal (一致しない)
    - Greater than (~より大きい)
    - Less than (~以下)
    - Matches (regular expression) (正規表現)
    など

    今回は Matches (regular expression) (正規表現)を利用します。
    カード番号のテキストボックスには、数字のみが入力できることが正しい動作であるため、正規表現で数字のみを指定し、[完了 (F)] ボタンをクリックします。

  5. 設定が完了後、キーワードテスト内に、Property Checkpoint が追加されます。

  6. テストを再生すると、設定した箇所で Property Checkpoint が実行されます。

    今回はエラーとなるように意図的に数字の最後に "a" を追加しているため、ログにはエラーが検出されています。

    エラーの箇所を選択し、[Additional Info] のタブをクリックすることで、詳細を確認いただけます。このように本来はコントロール側で制御しなければならない設定の動作確認においても、利用することが可能です。

 

詳細や他の手順はオンライン ヘルプからもご確認いただけます。
https://support.smartbear.com/testcomplete/docs/testing-with/checkpoints/property/index.html

 

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