TestComplete - 技術情報

 

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Jenkins との連携

 

■ 機能の目的

Jenkins は、ソースコード管理からのソースコード入手、プロジェクトの作成、アプリケーションのテストなど、繰り返されるタスクを自動化するビルド管理用アプリケーションです。Jenkins を使うことで、ビルドおよびテスト プロセスの一部として TestComplete のテスト実行を自動化できます。

このチュートリアルのトピックでは、TestComplete を使用するジョブを作成する手順について説明します。

 

■ Jenkins の準備

Jenkins でテストを実行する前に、TestComplete Jenkins プラグインをインストールしてスレーブノードの設定を行う必要があります。

TestComplete Jenkins プラグインのインストール

 

TestComplete Jenkins プラグインのインストール

Jenkins は分散ビルドの実行をサポートするため、リモート コンピューターのジョブを Jenkins で実行できます。ビルドの後でスレーブ コンピューターを使って TestComplete テストを実行することも可能です。分散テストには、TestComplete distributed tests を使用することを推奨します。

スレーブ コンピューターで TestComplete テストやジョブを実行する前に、Jenkins ノードとして設定する必要があります。Windows サービスとしての接続では多くの問題が予想されるため、スレーブノードへの接続には Java Web Start を使用することを推奨します。

 

Java Web Start を使った Jenkins スレーブ エージェントの起動

 

■ Jenkins での TestComplete テストの設定

TestComplete テストを実行する Jenkins ジョブを実行するには、TestComplete Test ビルド ステップを追加する必要があります。

テスト実行のためのノードの選択

テストを実行するノードに TestComplete もしくは TestExecute がインストールされている必要があります。ジョブがこのノードだけで実行されることを確認するには、下の [実行するノードを制限] のチェックボックスを有効にし、TestComplete テストを実行するノード名を指定します。

 

ファイルの準備とコピーのステップの追加

TestComplete Test ビルド手順を追加する前に、TestComplete プロジェクト ファイル、テスト対象のアプリケーション、およびその他のテスト関連のファイルやフォルダーを準備し、ノードの作業フォルダーにコピーする必要があります。ノードにこれらのファイルが存在しない場合、Jenkins はテストを実行できません。

事前にすべてのファイルをノードに移すことも可能ですが、単一もしくは複数のビルド手順を Jenkins のジョブに追加してすべての準備タスクを実行することもできます。例えば、ファイルをコピーするには CopyToSlavePlugin が使用できます。

 

TestComplete Test ステップの追加

 

■ ログの確認

実行後は TestComplete Test Results からログを確認することができます。ログのダウンロード リンクも同じページに存在します。

 

設定は以上です。

詳細は下記ヘルプからもご確認いただけます。

Jenkins の準備:
https://support.smartbear.com/testcomplete/docs/working-with/integration/jenkins/preparing.html

テストの設定:
https://support.smartbear.com/testcomplete/docs/working-with/integration/jenkins/running-tests.html

※ Google Chrome で開き、右クリックのコンテキスト メニューの「日本語に翻訳(T)」 機能をご使用いただくと、機械翻訳された内容でご覧いただけます。

 

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