Doc-To-Help は、テクニカル ライターやポリシー作成者、カスタマー サポート、トレーナー、その他のコンテンツ作成者がソフトウェア ドキュメントやオンライン ヘルプ、製品マニュアル、ポリシー ガイドなどを作成し、レスポンシブ Web、PDF、EPUB をはじめとする多様な形式でパブリッシュする際に利用されます。
Doc-To-Help は、Word でコンテンツを作成 (または既存の Word ファイルを使用) して、別のライターとそれらを共同作業または管理し、複数の形式でパブリッシュする作業すべて行います。
MadCap Flare は、技術文書、医療文書、政策文書の作成、管理、出力において実績のあるソフトウェア アプリケーションです。特許取得済みの XML エディター、マルチチャンネル パブリッシング、シングルソース、クラウドベースの統合編集、パブリッシング、プロジェクト、コンテンツ管理などを提供します。
Doc-To-Help では、手順マニュアル、社員ハンドブック、規制情報などをインタラクティブで検索可能な Web サイトに変換できるため、情報のアクセスが容易になり、印刷コストをセーブすることも可能です。多くの組織は、ハンドブックを Microsoft® Word で作成、管理し、元の Word ドキュメントのまま配布したり、PDF として保存したり、印刷したりします。いずれの場合においても、情報を検索することは困難で、容易に探し出すことができず、インタラクティブでもありません。更新が必要な場合、マニュアルを再配布しなければなりません。Doc-To-Help を使うことにより、自動生成の目次、参照リンク、検索エンジンなどを併せ持つ集約型の Web サイトが簡単に作成でき、このプロセスは大幅に改善されます。情報更新の際には、サイトを更新するだけで作業は完了です。
上記の画像に表示のプロジェクトは、Doc-To-Help にインストールされている社員ハンドブックのサンプルです。
このサンプルは、既存の Microsoft® Word ドキュメントを基に作成されました。
画像左より: オリジナルの Word ドキュメント、NetHelp 出力のブラウザー表示、印刷可能なPDF
ソフトウェアのユーザー エクスペリエンスは、付随する説明書、ヘルプ、およびドキュメントのクオリティとアクセシビリティに左右されるといっても過言ではありません。アプリケーションのタイプによっては、(インターフェイスで起動可能な) オンライン ヘルプ、Web サイトでのヘルプ、モバイル デバイスからアクセス可能なコンテンツ、または印刷可能な PDF マニュアルなど、複数の形式でガイダンスを提供しなければならない場合もあります。
テクニカル ライターや開発者は、Doc-To-Help を使ってソフトウェア マニュアルやナレッジベース、ガイド、その他の説明書を作成し、必要に応じて複数の形式でその情報をパブリッシュします。ここで大事なのは、コンテンツを一度作成するだけで、さまざまな形式でパブリッシュできるという点です。異なる形式ごとにコンテンツを編集する手間から解放され、ユーザーのニーズに応えて簡単に情報を提供できます。
上の画像は、Doc-To-Help を用いたソフトウェア マニュアル作成プロジェクトのサンプルです。
このサンプルを利用して、ソフトウェア マニュアルの作成に簡単に取りかかることができます。
画像左より: Doc-To-Help のコンテンツ エディターのトピック、NetHelp 出力のブラウザー表示、印刷可能なPDF
現在と一貫性のある記録を維持することは、医療、ヘルスケア業界における管理者およびメディカル ライターにとって最も重要なことです。しかし、動的に刻々と変化する医療環境では、単に Microsoft® Word に依存することはポリシー、手順書、規則のバリエーションを増やします。Doc-To-Help は、ヘルス システム全体にわたる標準化のため、効率的な方法を提供し、単一の文書の複数のバリエーションを扱う難問を解決します。
メディカル ライターは、コンテンツの記述と管理、既存のドキュメントのインポートをすべて Word 内で実行するため Doc-To-Help を使用することができます。更新は、簡単です。マスター文書を変更し、必要な出力をパブリッシュするだけです。 Doc-To-Help は、ライターに医療システム全体に渡ってアクセスできる、印刷可能なドキュメントあるいはオンライン ヘルプを作成する力を与えます。Doc-To-Help で管理者およびライターは、手順書、医療記録、規則情報が最新で、異なるユーザーおよび部署で一貫していることを保証できます。
トレーニング スタッフは、Doc-To-Help を使って学習教材の開発プロセスを効率化できます。既存の Microsoft® Word ドキュメントをオンラインの eラーニングサイトに変換することも、Doc-To-Help のコンテンツ エディターでゼロから作成することも可能です。いずれにしても、最新のトレーニング マニュアルを作成し、コンテンツをオンラインまたはオンデマンドの特定の出力形式にマッピングできます。
たとえば、ユーザーはマニュアルのテキストを包含/除外タグ付けすることにより、教師用と生徒用の 2 バージョンが作成できます。教材の印刷版とオンライン版を作成する場合には、オンライン版にはビデオなどのインタラクティブな機能を包含し、印刷版からは除外することができます。
上の画像は、Doc-To-Help の公式トレーニング マニュアルからの抜粋です。
多くのユーザーは、Doc-To-Help を使ってハードウェアのユーザー ガイドや技術マニュアルを作成します。もともと、技術者はハードウェアをインストール、利用、または修理する際に、印刷されたマニュアルを携帯していました。問題は、マニュアルというものは概して分厚くて持ち運びにくく、ともすれば情報が古くなってしまい、また破損の恐れもあります。Doc-To-Help を使うことにより、既存の (またはゼロから作成した新しい) マニュアルを Web 公開してモバイル ブラウザーで表示したり、EPUB 形式のものを電子書籍リーダーで表示したりできます。いずれにしても、タブレット端末を携帯することで必要な情報に容易にアクセスできます。情報の更新も、新しいコンテンツを作成して再公開するのと同様に簡単です。印刷やバインダー管理の必要もなく、破損の恐れもありませんから、そのような問題で頭を悩ませることはありません。
Doc-To-Help は、情報を検索し、アクセスするプロセスに役に立ちます。サポート スタッフの負担が軽減され、質問や問題解決の時間が短縮されます。最善の方法は、うまく構成された検索可能なオンライン ナレッジベースを作成することです。既存のドキュメントをインポートしてひとつに統合された検索可能な Web システムを作成するにしても、Doc-To-Help のコンテンツ エディターを使って個別の記事を執筆するにしても、そのプロセスはまるでシームレスです。