SmartBear License Management (SLM) への移行のご案内

 

【 重要 】旧ライセンス サーバーの稼働終了と、新ライセンス サーバーの SLM への移行に関するご案内

SmartBear 社は、2021 年に独自のライセンス管理システムである、「SmartBear License Management (SLM)」に移行することを発表し、新しく発行するライセンスから段階的に SLM への移行を進めてまいりました。

2023 年 10 月 1 日以降、TestComplete 製品および TestExecute 製品のキーベース ライセンス (従来の HASP ライセンス) と ReadyAPI 製品のファイルベース ライセンス (従来の ProtectionLS ライセンス)は、SmartBear ID ベース ライセンス (SLM) に完全に置き換わります。

キーベース ライセンスおよびファイルベース ライセンスを使用されているお客様は、2023 年 9 月 29 日 (金) までに SLM に移行する必要があります。

2023 年 10 月以降、SLM に移行していない場合は、有効なサポートをお持ちであっても、移行が完了するまで技術サポートを受けることができなくなりますので、お早めに移行することを強く推奨します。


【 対象製品 】

  • TestComplete ノードロック/フローティングのキーベース ライセンス
  • TestExecute フローティングのキーベース ライセンス
  • ReadyAPI 固定ユーザー/フローティングのファイルベース ライセンス

【 移行期限 】

    2023 年 9 月 29 日 (金) まで


注意: 固定ユーザー ライセンス (旧ノードロック) は、仮想環境では利用することはできません。
Hyper-V が有効化されている場合、その端末は SLM からは仮想環境として認識され、TestComplete を利用することができないためご注意ください。
固定ユーザーライセンス (旧ノードロック) を保有されてるお客様は、移行後に利用されるマシンの設定で、Hyper-V が無効化できることを確認の上、お手続き願います。(2023/7/10 追記)

 

SLM ライセンスへの移行に関する FAQ

 

SmartBear License Management (SLM) は、以前はユーザーベース ライセンス (UBL) と呼ばれていたもので、製品ユーザーと SmartBear の営業部門の双方に管理ソリューションを提供します。

SLM は、ライセンス管理者、エンド ユーザー、SmartBear 営業部門に、ライセンスを配布、表示、割り当て、消費、管理するためのシンプルなソリューションを提供します。SLM により、以下の点が改善されます。

  • 管理者は、誰がライセンスを使用しているかをリアルタイムで把握できます。

  • 管理者は、フローティング ライセンスと固定ユーザー ライセンスの割り当て、取り消し、管理を容易に行うことができます。

  • 管理者は、ライセンス サーバーを新しいライセンスで更新したり、新しいユーザーにライセンスを割り当てることができます。

  • ライセンス管理に関連したエラーが発生しにくくなります。

※ 固定ユーザー ライセンスの場合、ライセンスの取消/再割り当ての回数はシート数によって制限されます。
たとえば、ライセンスに 10 シートある場合、ライセンス管理者は各シートを 1 回ずつ、1 つのシートを 10 回、または任意の組み合わせで、最大 10 回まで取り消して再割り当てを行うことができます。再割り当ての制限に達すると、エラー メッセージが表示されます。1 シートのライセンスの場合は、1 シートにつき 1 回しか再割り当てできません。

SLM へ移行するには、現在有効なメンテナンスが必要です。

  1. すべてのライセンスのアクティベーションを解除します。
    ※ SLM への移行が完了するまで利用できない状態となりますので、業務への影響の少ない時期にお手続きいただくことを推奨します。

  2. 弊社のお問い合わせフォームから、SLM (ID ベース ライセンス) への移行を依頼してください。その際に、以下の情報をご提供ください。

    • 管理番号 (SBxxxx)

    • ライセンス管理者の氏名 (漢字およびアルファベット表記) とメール アドレス

    • ID ベース ライセンスへの移管のリクエストと、キーベース ライセンスの停止の同意文

      ※ フォーマットは決まっていませんので、簡単な依頼の文章を日本語でお送りいただければ大丈夫です。
      例: ID ベースのライセンスへの移管を希望し、HASP ライセンスの利用停止に同意します。

  3. 弊社から開発元に申請をします。約 1週間で変更される見込みです。

    ※ 多数の申請が重なった場合、1週間以上かかる場合もございます。

  4. ライセンス ドキュメントの内容をご確認いただき、管理者および利用者は SmartBear のアカウントを作成して、管理者は利用者にライセンスを割り当てます。

  5. 移行が完了したら、SmartBear の利用規約を遵守するため、以前の HASP ライセンスの無効化/廃止を確認してください。

2023 年 9 月 29 日 (金) までに SLM へ移行する必要があります。

現在、新規および追加ライセンスはすべて、デフォルトで SLM 経由で発行されています。

また、既存のライセンスにつきましては、メンテナンスを更新されると、更新時に自動的に SLM 経由で ID ベース ライセンスが発行されます。

SLM への移行は、ライセンス管理システムの変更ですので、追加の費用はかかりません。また、SmartBear 製品の価格にも影響しません。

SLM へ移行するためのサポートは、追加費用なしで SmartBear より提供されます。

SLM へ移行することで、以下のメリットが得られます。

  • ライセンスは、ライセンス製品がインストールされているマシンはなく、個人 (ユーザー) に紐付けられます。

  • オンラインとオフラインの両方のライセンスをサポートします。

  • ライセンスの使用状況やアクセスに関するレポートが改善されます。

  • 管理者は、アクティブに使用されなくなったライセンスの割り当てを解除できます。

  • SLM によってサード パーティのライセンスへの依存が排除されるため、パフォーマンスとセキュリティが改善されます。

  • クラウド環境でも簡単に製品をインストールできます (※ フローティング ライセンスのみ)。

SLM には、固定ユーザーとフローティングの 2 種類があります。

両者の違いは、ユーザーがライセンス シートを消費する方法です (ライセンス シートは、許容される同時ライセンス ユーザー数を定義します)。

オンラインとオフラインの使用は区別されます。

  • オンライン ライセンスは、Web 上の SmartBear ライセンス サーバによって制御されます。

  • オフライン ライセンスは、Web や SmartBear ライセンス サーバーに接続されていないプライベート ネットワークで動作します。

デフォルトでは、オンライン ライセンスが発行されます。SmartBear ライセンス ポータルで、オフライン ライセンスに変換できます (逆も可能です)。

詳細については、「オフラインの固定ユーザー ライセンス」 (42 ページ) または「オフラインのフローティング ユーザー ライセンス」 (50 ページ) を参照してください。

TestComplete バージョン 15.46 以降を実行している必要があります。

現在、すべての TestComplete モジュールとアドオンは、オンラインとオフラインの SLM に対応しています。

詳しくはこちらを参照してください。

TestComplete の評価版を取得していただきますと、ID ベースのライセンス (特定ユーザー) で動作しますので、必要に応じてご利用ください (14 日間利用可能で無料です)。

評価版のお申し込みはこちらから

※SLM へ移行するには、現在有効なメンテナンスが必要です。

新しいライセンス モデルについて社内で承認を得る必要がある場合、SmartBear では評価ライセンスの提供に加え、承認要件を満たすために必要な技術情報を提供します。

希望される場合は、SmartBear サポートまたは弊社までご連絡ください。

※SLM へ移行するには、現在有効なメンテナンスが必要です。

SLM の ID ベース ライセンスは、オンラインの SmartBear ライセンス サーバーによって管理されます。各製品は、ライセンス管理を介してインターネット経由でこれらのサーバーに接続し、ライセンスが利用可能かどうかをチェックします。

インターネットに接続されていないプライベート ネットワークで製品を使用する場合、これらのライセンス サーバーを利用できないことがあります。SmartBear では、そのようなネットワークでも製品を利用できるようにするため、特別な「オフライン」ライセンスを提供しています。

ライセンス管理者 (SmartBear ライセンス ポータルでライセンスの割り当て、解放、管理を行う権限があるお客様側の担当者) は、Fixed User (固定ユーザー) または Floating (フローティング) ライセンスを「オフライン」に変換し、製品がインストールされているマシンやネットワーク内のオンプレミスのライセンス サーバーでライセンスをアクティベートできます。

以下の情報を参考にしてください。

2023 年 10 月以降、SLM に移行していない場合は、移行が完了するまで技術サポートを受けることができなくなります。

また、マシンが故障した場合などを含め、同じマシンまたは異なるマシンでライセンスを再アクティベートすることができません。

SmartBear ID ベース ライセンスに関する詳細は、「SmartBear ライセンス管理ドキュメント」を参照してください。

SLM の使い方を紹介したこちらのデモ動画も参考にしてください。

新しいライセンスに関するご質問やサポートが必要な場合は、こちらからご連絡ください。


 

不明な点がございましたらお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

 

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