LightningChart JS スタート ガイド

LightningChart JS について

LightningChart JS は、トップ パフォーマンスを備えたインタラクティブで印象的なデータ視覚化アプリケーションを作成するためのライブラリです。

LightningChart を使用すれば、開発者は高レベルのコンポーネントを活用して、最小限の作業でフロントエンド アプリケーションに極めて高性能なグラフを埋め込むことができます。

パフォーマンスの特徴
  • 1,000 万以上のデータ ポイントを楽々処理
  • CPU 使用率が大幅に低い (GPU アクセラレーション)
  • 常に 60 FPS でのユーザー インタラクションに対応
  • リアルタイム志向の設計と API
  • 大規模データセットの高速読み込み (1,000 万データ ポイントのライン チャートを 0.3 秒で読み込み)
インタラクティブ機能
  • デフォルトで完全にインタラクティブ
  • ズーム、パン、カーソル トラッキング
  • WebGL ベースのレンダリング
  • 完全な TypeScript 型定義を同梱
  • 最新の見た目と優れたユーザー エクスペリエンス
GPU アクセラレーション

LightningChart JS は、クライアントの GPU を活用して、データ視覚化に必要な重いグラフィックス作業をオフロードします。これにより、他の JavaScript チャート ライブラリと比較して、CPU 使用率が極めて低くなります。

システム要件

ブラウザー要件

WebGL 2 または WebGL 1 + 以下の拡張機能が必要:

  • ANGLE_instanced_arrays
  • EXT_blend_minmax
  • OES_element_index_uint
  • OES_standard_derivatives
  • OES_vertex_array_object

現在、約 99% のブラウザーがこれらの要件を満たしています。webglreport.com でブラウザーの互換性を確認できます。

開発環境

TypeScript アプリケーションの場合:

  • TypeScript 4.1 以降 (2020 年 11 月リリース)

Node.js (NPM インストールの場合):

  • Node.js がインストールされている環境
  • または CDN 経由で使用可能 (Node.js 不要)
ハードウェア パフォーマンス

LightningChart JS は、完全にクライアント デバイス上で動作し、サーバー セットアップなどは必要ありません。パフォーマンスは、主にクライアント ハードウェア (CPU、GPU、RAM) に影響されます。

  • 最高のパフォーマンス: パーソナル コンピューター、ゲーミング ラップトップ、最新のモバイル端末、専用 GPU を搭載した組み込みデバイス
  • 良好なパフォーマンス: 統合 GPU を搭載したデバイス (従来の HTML/SVG/Canvas ベースのチャート ソリューションよりも大幅に優れたリアルタイム機能)

インストール

LightningChart JS は、NPM (Node Package Manager) または CDN サービスからインストールできます。

方法 1: NPM 経由でインストール

ステップ 1: Node.js がインストールされていることを確認します。

ステップ 2: 以下のコマンドでインストールします:

npm i @lightningchart/lcjs

ステップ 3: アプリケーションで使用します:

import { lightningChart } from "@lightningchart/lcjs";

const lc = lightningChart({ license: 'my-license-key' })
const chart = lc.ChartXY()
chart
  .addLineSeries()
  .appendJSON(dataSet) // { x: number, y: number }[]
方法 2: CDN 経由で使用

アプリケーションが Node パッケージを直接使用できない場合は、IIFE ディストリビューションを使用して、事実上任意の Web アプリケーションで LightningChart JS を使用できます。

HTML ファイルに以下を追加:

<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/@lightningchart/lcjs@8.1.1/dist/lcjs.iife.js"></script>

スクリプトで使用:

<script>
  const { lightningChart } = lcjs;

  const lc = lightningChart({ license: 'my-license-key' })
  const chart = lc.ChartXY()
  chart
    .addLineSeries()
    .appendJSON(dataSet)
</script>

IIFE ビルドは、jsdelivr などの CDN サービスを介して公開されています。または、NPM から直接ダウンロードして、ローカル アプリケーション アセットとして保存することもできます。

重要な注意事項

以前のパッケージ名 @arction/lcjs は廃止されました。必ず @lightningchart/lcjs を使用してください。

ライセンスの取得

LightningChart JS を使用するには、ライセンス キーが必要です。これは、体験版キー、開発者キー、または配置キーのいずれかです。

ライセンス タイプ
  • 体験版ライセンス: 30 日間の無償体験版ライセンス キー
  • 開発者ライセンス: 開発環境で使用するライセンス キー (インターネット接続が必要)
  • 配置ライセンス: 本番環境で使用するライセンス キー (オフラインでも動作可能)

ライセンス取得方法:

  1. ダウンロード ページから体験版ライセンスを申し込む
  2. 体験版、概念実証、または製品開発のいずれの場合でも、適切なライセンス キーを取得できます

配置とインターネット接続: LightningChart JS は、SaaS、パブリック Web サイト、オフライン イントラネット、配布可能デバイス、モバイル アプリケーション、デスクトップ アプリケーションなど、事実上あらゆる種類の環境に配置できます。インターネット接続は、ローカル開発環境で開発者ライセンスを使用する場合にのみ必要です。それ以外の場合、チャートは完全にオフラインで使用できます。

基本的な使い方

以下は、LightningChart JS を使用した基本的なライン チャートの例です。

基本的なライン チャートの例
import { lightningChart } from "@lightningchart/lcjs";
// ... または IIFE の場合:
// const { lightningChart } = lcjs;

const lc = lightningChart({ license: 'my-license-key' })
const chart = lc.ChartXY()
chart
  .addLineSeries()
  .appendJSON(dataSet) // { x: number, y: number }[]

デフォルトでは、LightningChart は完全にインタラクティブです。上記のチャートでズーム、パン、カーソルの使用を試してください。

画像プレースホルダー 1: 基本的なライン チャートのスクリーンショットをここに挿入

インタラクティブ サンプル

LightningChart JS のインタラクティブ サンプル ギャラリーには、製品ドキュメントや API ドキュメントにある簡単なスニペットよりも現実的なユースケースが含まれています。アプリケーション コードを確認したり、実験したりすることもできます。

インタラクティブ サンプル ギャラリー

インタラクティブ サンプルを参照することは、独自のユースケースに類似する既存のアプリケーションを特定する効果的な方法です。

  • 実際のコードを確認できます
  • ライブ エディターで実験できます
  • 様々なチャート タイプとユースケースを探索できます
  • パフォーマンス デモンストレーションを体験できます
インタラクティブ サンプルを開く

画像プレースホルダー 2: インタラクティブ サンプル ギャラリーのスクリーンショットをここに挿入

ヒント

インタラクティブ サンプルには、LightningChart JS のすべての可能なユースケースが含まれているわけではありません。LightningChart JS がお客様のユースケースで機能するかどうかを確認するには、機能ページ をご覧ください。

フレームワーク サポート

LightningChart JS は、実質的にあらゆる JavaScript フロントエンド フレームワークで使用できます。

React

React アプリケーションで使用可能

Vue

Vue アプリケーションで使用可能

Angular

Angular アプリケーションで使用可能

モバイルとデスクトップ

また、大多数の最新の Web ライブラリと同様に、モバイルおよびデスクトップ フレームワークでも使用できます。これにより、さまざまなプラットフォームで Web コンポーネントを再利用するクロス プラットフォーム ソリューションを開発できます。

その他の言語との統合

LightningChart は、Python や R など、まったく異なるプログラム ランタイムや言語と一緒に使用することもできます。

技術情報

依存関係

LightningChart JS は、ユーザー インターフェイスに高性能なデータ視覚化コンポーネントを配置するための JavaScript/TypeScript ライブラリです。WebGL を使用しています。

  • 外部依存関係は最小限 (執筆時点で 2 つのオープンソース依存関係のみ)
  • npmgraph で最新の依存関係を確認できます
  • 侵入型または非侵入型の追跡、使用メトリック、分析レポートなどは含まれていません
  • 本番環境では、ライブラリはアウトバウンド ネットワーク リクエストを行いません (開発者ライセンス使用時を除く)
TypeScript サポート

LightningChart JS には完全な型定義が付属しており、TypeScript での開発時に特に便利です。

  • 最小 TypeScript バージョン: 4.1 (2020 年 11 月リリース)
  • ライブラリ ビルドには型定義が含まれています
  • JavaScript でも IntelliSense を利用可能
  • 型定義ファイル: @lightningchart/lcjs/dist/lcjs.d.ts

ライブラリのビルド ファイルは、jsdelivr で確認できます。

画像プレースホルダー 3: TypeScript IntelliSense のスクリーンショットをここに挿入

パフォーマンスと GPU 利用

LightningChart JS のパフォーマンス上の利点は、従来のチャート ソリューションが CPU で実行する重い計算を GPU にオフロードし、データ視覚化の目的で可能な限り最適な方法で低レベルのグラフィック API を直接利用することに基づいています。

主なパフォーマンス上の利点:

  • 大幅に多くのデータを処理できる (1,000 万以上のデータ ポイントを楽々処理)
  • CPU 使用率が大幅に低い
  • 常に 60 FPS でデータやスタイルの変更、ユーザー インタラクションに対応
  • リアルタイム志向の設計と API
  • 大規模データセットの高速読み込み (1,000 万データ ポイントのライン チャートを 0.3 秒で読み込み)
  • 非常に重い視覚化でのインタラクション、ズーム、分析、操作に最適

パフォーマンス スタディの詳細はこちら

ドキュメントとリソース

公式ドキュメント

包括的な機能ガイドと API ドキュメントを提供します。

サンプルとガイド

実用的な例とコード スニペットを提供します。

技術情報

パフォーマンス、技術的詳細、セキュリティに関する情報を提供します。

検索機能

お探しの情報が見つからない場合は、公式ドキュメント サイトの右上隅にある検索ボックスを使用してキーワード検索 (例:「Theme」) を試すか、エクセルソフトまでお問い合わせください

次のステップ

1. 体験版を取得

30 日間の無償体験版ライセンス キーを取得して、LightningChart JS の機能を試してみましょう。

体験版を申し込む
2. サンプルを探索

インタラクティブ サンプル ギャラリーで、様々なチャート タイプとユースケースを探索しましょう。

サンプルを見る
3. ドキュメントを読む

公式ドキュメントで、すべての機能と API の詳細を学びましょう。

ドキュメントを開く

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