Docker FAQ

Docker の各種製品、ライセンス、サポートに関するよくある質問

サブスクリプションの変更と利用条件 製品概要 ライセンス、価格と要件 組織、ユーザー管理と機能 サポート Docker AI Governance

Docker Desktop / Business に関する FAQ

サブスクリプションの変更と利用条件

Docker は、個人開発者、オープンソース プロジェクト、教育機関、小規模企業向けに、使いやすく無料の体験を提供し続けるべく取り組んでいます。開発者が Docker Desktop を使用することで、すべての企業は、あらゆるクラウドやオンプレミスのインフラに展開可能な安全なアプリケーションをより迅速に提供できるというメリットが得られます。Docker Pro、Docker Team、および Docker Business サブスクリプションでは、セキュアなソフトウェア サプライチェーンの管理、ポリシーの可視化と制御の一元化、ユーザーとアクセスの管理などの追加の機能を Docker Desktop で利用できます。Docker Desktop の更新されたサブスクリプション条件は、ビジネスの持続性拡大の必要性に対応し、すべての Docker サブスクリプションで新しい価値を提供し続けることを可能にします。

Docker は、お客様が 2022 年 1 月 31 日までに新しい利用条件に準拠されると信じております。Docker Desktop は、2022 年 1 月 31 日以降も通常通り機能しますが、従業員数 250 名以上または年間売上高 1,000 万ドル (約 10 億円) 以上の企業が有料サブスクリプションを購入せずに商用利用した場合、Docker サブスクリプション サービス契約違反となります。

Docker Desktop の更新された利用条件の発行日は 2021 年 8 月 31 日ですが、Docker Desktop を利用するため有料サブスクリプションを購入する必要がある方には、2022 年 1 月 31 日まで猶予期間を設けています。

はい。従業員数 250 名以上または年間売上高 1,000 万ドル (約 10 億円) 以上の企業で Docker Desktop を商用利用するには、有料サブスクリプション (Pro、Team、または Business) が必要です。Docker Desktop の更新された利用条件の発行日は 2021 年 8 月 31 日ですが、Docker Desktop を利用するため有料サブスクリプションを購入する必要がある方には、2022 年 1 月 31 日まで猶予期間を設けています。

はい。2022 年 1 月 31 以降は、組織内の Docker Desktop を使用する開発者ごとに Docker Pro、Team、または Business サブスクリプションが必要です。猶予期間終了後も引き続き Docker Desktop をご利用いただけるよう、2022 年 1月 31 日までに有料サブスクリプションへアップグレードされることをお勧めします。

製品概要

Docker Desktop は、開発者がコンテナ化されたアプリケーションやマイクロサービスをローカルで開発、共有、実行することを可能にします。Docker Desktop には、Docker Engine、Docker CLI クライアント、Docker Build/BuildKit、Docker Compose、Docker Content Trust、Kubernetes、Docker Scan、Credential Helper が含まれています。Docker Desktop は Mac および Windows に対応しており、ローカルおよびリモートのコンテナ イメージを操作するための Docker Dashboard、Dev Environments のほか、Volume Management などの新機能が毎月提供されています。

Docker Businessは、Image Access Management、SSO、セキュアなソフトウェア サプライチェーン管理など、管理性、セキュリティ、拡張機能の強化を必要とする組織向けの新しい製品サブスクリプションです。詳細は、Docker Business 価格表をご覧ください。

Docker Pro、Docker Team、Docker Business は、商業組織でソフトウェア開発に Docker を使用する開発者や開発チーム向けに、差別化された機能と価格を提供します。

  • Docker Pro サブスクリプションには、生産性を向上する個人開発者向けのツールが含まれています。
  • Docker Team は、ワークグループや小規模な開発チーム向けに共同作業、生産性、セキュリティを強化する機能が含まれています。
  • Docker Business は、一元管理や高度なセキュリティ機能を必要とする中、大規模企業向けに設計されています。

各サブスクリプションと利用可能な機能の詳細は、価格ページをご覧ください。

Docker ID は、Docker サブスクリプションの中核を成すものです。Docker Hub で無料で取得できます。詳しくは Docker ID アカウントについてのドキュメントをご参照ください。

ライセンス、価格と要件

Docker Desktop は、無料サブスクリプション (Personal) または有料サブスクリプション (Pro、Team、Business) の一部としてライセンスされます。以下の条件を満たす場合、Docker Personal サブスクリプションの一部として Docker Desktop を無料で使用できます

  • 小規模企業 (従業員数 250 名未満かつ年間売上高 1,000 万ドル (約 10 億円) 未満)
  • 個人使用
  • 教育および学習 (学生または講師として、学術的または専門的な環境での使用)
  • 非商用オープンソース プロジェクト

大企業でプロフェッショナルな環境にて Docker Desktop を使用するには、ユーザーごとに有料サブスクリプション (Pro、Team、Business のいずれか) が必要です。

Docker Desktop の更新された利用条件の発行日は 2021 年 8 月 31 日ですが、Docker Desktop を利用するため有料サブスクリプションを購入する必要がある方には、2022 年 1 月 31 日まで猶予期間を設けています。猶予期間終了後も引き続き Docker Desktop をご利用いただけるよう、2022 年 1 月 31 日までに有料サブスクリプションへアップグレードされることをお勧めします。

ユーザーごとに 1 つの Docker サブスクリプションが必要です。つまり、1 人のユーザーが複数のマシンを使用する場合、1 つのライセンスですべてのマシンの Docker Desktop を使用できます。

はい。年間売上高 1,000 万ドル (約 10 億円) 以上であるため、Docker Desktop を使用するすべての開発者に有料サブスクリプション (Pro、Team、または Business) が必要です。サブスクリプションの詳細は、価格ページをご覧ください。

ソフトウェアの評価は、Docker Personal サブスクリプションの教育、学習を目的とした利用の下で認められています。

組織の有料サブスクリプションの数は、Docker Desktop を使用しているユーザーの数と同じでなければなりません。

組織、ユーザー管理と機能

Docker によってもたらされる価値と、大規模組織向けのオプションを紹介したデータシートをこちらからダウンロードできます。ぜひ、組織のほかのメンバーと共有してください。

また、2022 年 1 月 31 日以降も引き続き Docker Desktop をご利用いただけるよう、2022 年 1 月 31 日までに有料サブスクリプションへのアップグレードをご検討ください。

Software Asset Management ツールを使用している場合は、このツールを使って Docker Desktop をインストールしているユーザー数を把握できます。そうでない場合は、内部調査を実施して Docker Desktop を使用しているユーザーを見つけることができます。あるいは、組織 (チームのコレクション) を作成して Docker ユーザーをこの組織に追加することで、ユーザー数を把握することもできます。

チームにメンバーを追加する方法は、「チームへのメンバーの追加」をご覧ください。

Docker Business サブスクリプションでは、Security Assertion Markup Language (SAML) シングルサインオン (SSO) をサポートしています。これにより、企業ユーザーは SSO を設定し、ユーザーがドメインに選択したプロバイダー、例えば Azure AD で認証を受けることができるようになります。詳しくは、「シングル サインオンの設定」および「シングル サインオンの FAQ」をご参照ください。

Docker Business サブスクリプションでは、大規模な組織が多様な環境 (開発ラップトップ、CI システム、プロダクション システムなど) で Docker プラットフォーム サービスを利用できるように、アドオンとして IP の除外と許可リスト機能を提供しています。詳細は、お問い合わせください。

サポート

すべての Docker サブスクリプション (無料および有料) で、コミュニティ フォーラムコミュニティ Slack、および Docker Docs によるコミュニティ サポートを利用できます。Docker Pro、Team、および Business サブスクリプションでは、メールによるサポートを受けることもできます。Docker Business サブスクリプションでは、必要に応じて、アドオンとしてプレミアム サポートを提供しています。プレミアム サポート プログラムの詳細は、お問い合わせください。

Docker AI Governance / Sandboxes に関する FAQ

AI の利用におけるアクセス制御、監査、ポリシー管理を含む運用の仕組みです。企業が AI を安全かつ継続的に利用するために必要な基盤です。

従来の対策が「モデルの入力や出力」を監視することに焦点を当てていたのに対し、Docker AI Governance は、AI エージェントの「実行環境や実際の操作 (データ アクセス、ツール利用など)」をランタイムレベルで直接制御できる点が異なります。

また、他の類似ソリューションではネットワーク制御、ファイル アクセス、ツール連携などを個別の製品で管理する必要があるのに対し、Docker AI Governance はこれらを単一の統合された仕組みとして提供し、運用負荷を大幅に軽減できる点も大きな違いです。

AI エージェントはコード実行、ファイル変更、外部アクセスなどを行うため、通常の環境で動かすとリスクが伴います。

Docker Sandboxes は、AI エージェントを実行するための分離された安全な実行環境です。マイクロ VM ベースで動作し、ホスト環境から完全に隔離されるため、安全な範囲内で自由に動作させることができます。

Docker Sandboxes は、Docker AI Governance のポリシーを実際に適用する実行環境です。
  • Governance: ポリシーを定義
  • Sandboxes: 実行環境で強制
  • MCP Gateway: 外部ツール制御
これらが連携して Docker AI Governance を実現します。

Docker Sandboxes は、AI コーディング ツールやエージェントと連携して利用できます。安全な環境でコード生成や自動化処理を実行できるため、開発用途での活用に適しています。

いいえ、必要ありません。Docker AI Governance は、Docker Desktop が必須ではない構成 (ローカル環境や CLI ベース) でも利用できます。

ただし、AI 開発全体の効率化という観点から、Docker Desktop と組み合わせてのご利用を推奨しています。Docker Desktop を併用することで、ローカルでの迅速なコンテナーのビルド、テストや、GUI を通じた直感的な環境管理が可能になり、開発からデプロイまでの生産性を大幅に向上させることができます。

はい、Docker Sandboxes は無料で利用できます。ローカル環境ですぐに実行でき、AI エージェントの安全な実行環境を簡単に試すことができます。
"まず試す" ためのエントリー ポイントとして利用できます。

Docker AI Governance ライセンスはユーザー単位で割り当てられます。ライセンスを持つユーザーが Docker Sandboxes を利用する場合、組織で定義されたポリシーが自動的に適用されます。

一方、ライセンスを持たないユーザーも Docker Sandboxes を利用できますが、組織ポリシーは適用されず、ローカル設定に基づいて動作します。

また、Docker AI Governance ライセンスは Docker Team や Docker Business とは独立して利用できるため、既存の Docker サブスクリプションがなくても導入できます。