Smartcrypt TDE

データ漏えいの問題の見直しが迫らせています。ネットワークやデバイス上のセキュリティ対策が重要視される一方で、そこには検出が難しく脆弱性が潜んだセキュリティの落とし穴があります。管理者、会計・監査、パートナー、顧客は、エンタープライズ レベルの情報の暗号化を必要としています。

暗号化したデータは、正しく復号化されない限り意味のないデータとなります。組織の財務上の損失や風評被害を回避でき、コンプライアンスの監査は、情報が保護されていることを確認できます。

Smartcrypt TDE (Transparent Data Encryption) は、エンタープライズ向けにサーバーに保存した機密情報を保護し、広範囲な法規制と顧客の個人情報に関するコンプライアンスに準拠します。これにより、顧客情報、従業員の情報、知的財産などの情報漏えいや不意な情報共有と言ったネガティブな影響を回避できます。

Smartcrypt TDE は以下のコンプライアンスに準拠します:

• PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard) : 全てのカード所有者情報のプライバシー保護を要件とする PCI DSS バージョン 3.0 の 3、7、8 項に対応します。
• HIPAA / HiTech: 非構造化した医療写真や ePHI (保護が必要な電子医療情報) を含む構造化したデーターベースを保護する要件を含みます。
• GDPR: 2018 年までに施行予定で、EU 欧州連合でビジネスを行っている事業者は、より安全な個人情報の収集、保存、使用が求められます。

Smartcrypt TDE は、アプリケーションの変更、インフラストラクチャーの追加、プロフェッショナルサービスを必要とせず、費用対効果の高く、かつ簡単にファイルとアプリケーションデータを保護できます。エンドポイント ソフトウェアは不要で、ユーザー エクスペリエンスの変更もありません。

Smartcrypt TDE は、機密情報を含むアプリケーション、ファイル、データベース サーバーにインストールされます。データは、ファイル システム ドライバー、OS とファイルシステムの間で、ブロックレベルで暗号化されます。エージェントは、データがネットワーク上に読み書きされる度に、自動的に暗号化、復号化を行います。

Smartcrypt TDE は、エンタープライズ向けにサーバーに保存したデータを暗号化し、システムの下層でデータを保護する戦略として、強度な基盤となります。