PKZIP for Windows Desktop の新機能
Version 14, Maintenance Release 5
(日本語版をご使用の方は「Version 14」以下をご参照ください。)
- 圧縮された Microsoft Office ドキュメントへのアクセスを容易化
- 新しい厳密検査の暗号化オプション -
組織単位または共通名でフィルタを設定できます。
- 新しいメールオプション - Outlook の電子メールの署名に埋め込まれた画像(ロゴなど)がある場合は、署名を圧縮しないで暗号化されないようにします。
- メールオプションでの受信者のフィルタリング - メッセージの送信先に基づいて自動的に暗号化を有効(または無効)にします。
- 最新の RAR 5 フォーマットの追加
- 日付のサポートを拡張 - 特殊な date/time (日付や時間) フォーマットに対応します。
Version 14, Maintenance Release 4
(日本語版をご使用の方は「Version 14」以下をご参照ください。)
- リボンの更新 -
より他の Windows アプリケーションと一貫性を向上しました。
- 補助リーダーソフトウェアのサポートの向上 -
SecureZIP 内でコマンドをキャプチャしていないリーダーがありました。
- OpenPGP アーカイブに関する詳細情報 - アーカイブのプロパティの [暗号化] タブに、暗号化方法と使用されているアルゴリズムに関する情報が追加されました。
- PKZIP v2.04 の制限を使用する際の署名ファイルを許可 - ZIP アーカイブ内のファイルに署名すると、古いバージョンの PKZIP を所有する受信者はファイルを抽出できます。
- システムレベルの制限付きドライブをサポート - システムドライブが非表示の場合、PKZIP と SecureZIP は [ファイルを開く] と [ファイルを追加] のダイアログ ボックスに使用可能なフォルダとドライブを表示します。
- マルチファイル ZIP の新しいデフォルト名 - 同じフォルダ内の複数のファイルを選択する際、PKZIP/SecureZIP は 1つのファイルを選択して圧縮 ZIP の名前を提案し、その選択されたフォルダ名がデフォルトになります。 後から別のファイル名を選ぶことも可能です。
- エンタープライズ システム管理者は、利用できない証明書ストアを非表示に設定可能 - SecureZIP ポリシーファイルを作成する際に、管理者はデフォルトの証明書ストア(SecureZIP グローバル ディレクトリと VeriSign ディレクトリ)を非表示に設定し、ユーザーの混乱を削減することができます。
- 使用頻度の低い機能を削除 - お気に入り、ファイルのインストール、ウイルススキャン、およびウィザード。
Version 14
- Windows 8.1 - Windows 8.1 で Windows エクスプローラからファイルをデスクトップの PKZIP のアイコンへドラッグ アンド ドロップ、または PKZIP で開いている ZIP アーカイブへファイルの追加ができない問題を修正しました。
- Fluent GUI (グラフィカル ユーザー インタフェース) への完全移行 - Fluent なインターフェースは、Microsoft Office の最近バージョンの同様のルック アンド フィールです。Fluentなインタフェースは、可能な限り少ないクリックで、スピーディに作業を完了できるようにデザインされています。
- OpenPGP ファイルの作成と解凍 - X.509 ではなく OpenPGP スタンダードをベースとした暗号化ツールを使用する企業/団体もあります。PKZIP では、OpenPGP スタンダード、RFC 4880 に準拠したファイルを解凍および復号できます。PKZIP ではまた、パスワード ベースで OpenPGP 準拠のファイルの作成もできます。また OpenPGP キーを使用して ZIP アーカイブ内のデータを復号化ができます。
- ハッシュ値と CRC チェックサムの表示 - PKZIP のメイン ウィンドウから Calculate Digest を実行して、ファイルのハッシュ値 ("message digest" とも呼ぶ) と CRC チェックサムを表示できます。この機能で ONC Meaningful Use の要件を満たすことができます。
- ポリシー マネージャ: 部分ロックのサポート - 一部のオプションで "partial locks," (部分ロック) を可能にして、ユーザーの要望でデフォルト設定を一時的に解除することができます。
- 署名付きアーカイブのデジタル タイム スタンプ - 誰のファイルかまたはファイル セットか確認するだけでなく、いつ作成されたか確認が必要な場合、デジタル タイム スタンプ機能は、重要なサービスとなります。PKZIP では、既存のタイム スタンプを確認することができます。
- FastAES - AES-NI を実装する Intel® プロセッサをサポート。他のプロセッサでは、より最適化された Advanced Encryption Standard アルゴリズムを利用している場合もあります。FIPS 140 モードを使用する場合には、FastAES は利用できません。
- 7-Zip ファイルと CD/DVD Data Image ファイルの解凍 - PKZIP では、7-Zip ファイル、CD と DVD データ イメージに関連付けられた標準的な三つのファイル タイプ、CDR、ISO および IMG の解凍が可能です。
- 自動表示選択 (Auto-Select View) - 対象のファイルへより早くアクセスできます。対象のアーカイブのすべてのファイルが一つのサブフォルダにある場合 (サブフォルダがない場合)、Auto-Select View は、Classic View を表示します。複数のフォルダまたは複数のサブフォルダがある場合、Auto-Select View は、Explorer View を表示します。Auto-Thumnail view でイメージ付きでアーカイブ ファイルを見ることもできます。
- ダウンロードしたファイルの Zone.Identifier 情報を保存 - Microsoft Internet Explorer で他のコンピュータからファイルをダウンロードする際、ブラウザは、代替データ ストリームにファイルをホスティングしているコンピュータに関する "security zone" 情報を添付します。デフォルトでは、PKZIP は、この情報を保存します。
Version 12, Maintenance Release 5
- Microsoft Office 2010 のサポート - PKZIP の Office Integration 機能で、MS Outlook、Word および Excel を含む Microsoft Office 2010 32-bit および 64-bit アプリケーションから直接 ZIP アーカイブを作成可能です。
- ZIP アーカイブ内から WavPack ファイルを解凍 -
本アルゴリズムで、圧縮したオーディオ ファイルを開くことができます。
- IBM z/OS で Hardware Compression Tool (ハードウェア圧縮ツール) を使用して作成したアーカイブのファイルを解凍 -
PKZIP for Windows Desktop では、特別なハードウェアなしで、これらのファイルを解凍可能です。
- Windows 64-bit OS で PPMd 圧縮アルゴリズムのサポートを向上 - このアルゴリズムの 32-bit 版を起動する必要はありません。
- FIPS モードの変更 -
FIPS モードを選択した場合、SHA-256 アルゴリズム (またはそれ以上) でファイルを署名します。 また、112-bit (two-key) 3DES で暗号化したファイルを解凍しません。これらのアルゴリズムは、FIPS モード以外では、利用可能です。
- ZIP アーカイブの拡張子を変更可能 -
Email で添付するアーカイブに対してカスタム拡張子を作成可能です。