DEVICE DRIVER DEVELOPMENT TOOLKIT

Jungo WinDriver

ハードウェアを、
製品として出荷するまで。

PCIe、USB、SoC のデバイスアクセスを、WDK の学習とカーネル開発の負荷から切り離します。WinDriver は、実機診断からコード生成、複数 OS への展開までを一つの開発フローに整理します。

v16.6.0 の更新内容既存ユーザーの更新手順

DEVELOPMENT PATHUSER MODE → DEVICE
// Inspect a connected device
WDC_DEVICE_HANDLE device =
  WDC_PciDeviceOpen(pciSlot);

WDC_ReadAddr32(device, bar, offset,
  &registerValue);

// Generate a project skeleton when ready
DriverWizardCODE GENERATED

実機の確認、レジスタアクセス、DMA・割り込みの検証から、プロジェクトの土台を作るまでを支援。

RELEASEv16.6.0

Linux SoC Platform Devices と FPGA 向け DMA サンプルを追加。

PLATFORMSPCIe / USB / SoC

Windows、Linux、macOS をまたぐドライバー開発を支援。

SUPPORT国内窓口

評価、見積、ライセンス、技術的な導入条件を日本語で相談可能。

ONE DEVELOPMENT MAP

開発の断点を、
一つの経路にまとめる。

WinDriver の価値は、API だけではありません。評価ボードの初期診断、実装、OS ごとの展開、量産前の確認を同じ文脈で前に進められることにあります。

  1. 01

    実機を確認

    DriverWizard で PCI / PCIe、USB、SoC の接続状態、レジスタ、DMA、割り込みを確認します。

  2. 02

    コードを組み立てる

    ハードウェア構成に合わせたスケルトンを生成し、C / C++、C#、Python、Java などで実装を進めます。

  3. 03

    対象 OS へ展開

    共通 API の考え方を保ちながら、Windows、Linux、macOS のプロジェクトを運用します。

  4. 04

    出荷後も追従

    OS ビルド、Linux カーネル、セキュリティ修正、FPGA サンプルの更新を確認します。

各工程で必要な技術情報・ライセンス条件・国内サポートへ接続します。

FOR ENGINEERING & PROCUREMENT

導入判断に必要な情報を、
先に揃える。

高額な開発ツールだからこそ、機能説明だけでは足りません。開発責任者には技術的な実現性を、購買・管理部門にはライセンスと運用の条件を、それぞれ確認できる導線を用意します。

EXISTING USERS

更新情報は、保守の価値そのものです。

OS の更新、Linux カーネルの変更、CVE 対応、FPGA 向けサンプルの追加は、稼働中の製品と次の開発計画の両方に影響します。現在の環境に必要な情報へ、最短で到達できるようにします。

v16.6.0 を含むリリースノートを読む
v16.6.0
Linux SoC Platform Devices、Altera mSGDMA、AMD Xilinx AXIDMA 向けの拡張。
SECURITY
CVE-2023-47569、CVE-2023-47570、CVE-2023-47571、CVE-2023-47572、CVE-2024-26314 を含むカーネル脆弱性への修正。
LINUX
CMA 検証やカーネル更新に伴う、既存実装への影響を技術情報で案内。

LICENSE & COMPLIANCE

ライセンスは、
出荷後の運用まで設計する。

オフライン環境では、契約形態が運用リスクになります。

インターネット非接続の環境で年間サブスクリプションを使う場合は、配布済みドライバーの更新計画まで確認が必要です。長期稼働を前提とする製品では、永続ライセンスと SSP を含めた選択肢を早い段階で整理します。

契約終了時・オフライン運用の注意点
STANDARD

単一のエンド製品と特定デバイスへの配布を想定する場合。

SDK

第三者が API / SDK として利用する形で再配布する場合。

PERPETUAL

長期稼働の機器・閉域環境を含む運用を計画する場合。

DEVELOPMENT APPROACH

自作との違いを、
開発工程で比べる。

評価・コード生成・複数 OS・配布準備で発生する作業を比較し、必要な検討を早期に明確化します。個別の工数や費用は、対象ハードウェアと出荷条件に合わせてご相談ください。

開発工程WinDriverWDK / カーネル自作
初期診断DriverWizard による実機確認とコード生成の準備診断コードとデバッグ環境を個別に構築
実装環境ユーザーモード API を中心に開発OS 固有のカーネル仕様・開発環境を習得
複数 OS共通 API の考え方でプロジェクトを展開OS ごとのアーキテクチャ差を個別に吸収
出荷準備ライセンス、INF、署名、WHQL 支援を相談可能配布・署名・検証の工程を自社で設計


TECHNICAL COVERAGE

対応範囲を、
仕様として確認する。

WinDriver はチップベンダーに依存せず、PCI / PCIe、USB、SoC、Thunderbolt デバイスを対象に、実機診断・コード生成・DMA・割り込み・複数 OS 展開を支援します。

PRODUCT LINES

対象デバイスと OS から製品を選択

PCI / PCIe / SoCWinDriver PCI シリーズ

PCI、PCI Express 1.0–5.0、CardBus、CompactPCI、ISA、PMC、PCI-X、PCMCIA、Thunderbolt、および Linux SoC Platform Devices に対応します。

USB 3.1 / 3.0 / 2.0WinDriver USB シリーズ

コントロール、バルク、インタラプト、アイソクロナス転送と、デバイス脱着・Plug-and-Play イベントの検出を支援します。

DEVELOPMENT MODEL

WinDriver が担当するモジュールと開発機能

開発者はユーザーモード API と生成コードを中心に扱い、OS との低レベル連携、メモリ、割り込み、転送処理を WinDriver のカーネルモジュールが橋渡しします。

役割開発時に確認する内容
開発アプリケーションC / C++、C#、Python、Java、Visual Basic .NET、Delphi などで製品アプリケーションや検証ツールを実装。業務ロジック、UI、データ処理、製品固有の制御。
WinDriver API / 生成コードDriverWizard でデバイスを診断し、ハードウェア構成に合わせたアクセスコードを生成。BAR、レジスタ、USB パイプ、DMA、割り込み、Plug-and-Play。
WinDriver カーネルモジュールOS とハードウェアの間で、メモリマッピング、割り込み、DMA、低レベル I/O を処理。通常はユーザーモードから共通 API で利用。性能要件に応じて Kernel PlugIn を検討。
自社ハードウェアPCIe ボード、USB デバイス、SoC / FPGA 評価環境。実機の接続、転送性能、連続稼働、対象 OS、量産時の構成差。
APPROACH COMPARISON

自作・汎用ライブラリ・ベンダー SDK との検討差

検討項目WinDriverWDK / カーネル自作汎用ライブラリベンダー SDK
初期診断DriverWizard でレジスタ、DMA、割り込みを実機確認。診断コードとデバッグ環境を自社構築。USB など対象用途の範囲で確認。提供サンプルと対応チップに依存。
カーネル知識ユーザーモード API を中心に開発。OS 内部仕様、WDK、カーネルデバッグの知識が必要。対象 OS とライブラリ仕様の理解が必要。SDK 固有の API と制約を確認。
対応バスPCI / PCIe / USB / SoC / Thunderbolt。自社実装の範囲による。USB など用途が限定される場合がある。ベンダー指定デバイスに依存。
OS 横断Windows / Linux / macOS を共通 API の考え方で展開。OS ごとに実装と検証を設計。OS・配布形態ごとの差を検証。SDK の対応 OS と更新方針に依存。
DMA / 割り込みAPI、生成コード、Kernel PlugIn で対応。自由度は高いが低レベル実装が必要。用途とバックエンドにより制約。IP・サンプルの提供範囲に依存。
量産・署名・保守ライセンス、INF、署名、WHQL、SSP を国内窓口へ相談可能。配布、署名、更新、問い合わせ対応を自社で設計。再配布条件とサポート範囲を個別確認。ベンダーのライセンスとサポート方針に依存。
PLATFORM MATRIX

対応インターフェースと動作プラットフォーム

系列対応 OS対応 CPU主要機能・留意点
PCI / PCIe / SoC Windows 11 / 10、Windows Server 2025 / 2022 / 2019 / 2016、Linux Kernel 2.6.x 以降(7.0.1 対応)、macOS 10.14–12.0 x86、x64、ARM、ARM64。Apple Silicon を含む構成は対象製品ページで条件を確認してください。 レジスタアクセス、DMA、割り込み、Kernel PlugIn、4 GB を超える BAR、Visual Studio 2022、CMake クロスプラットフォームビルド。
USB 3.1 / 3.0 / 2.0 Windows 11 / 10 / 8.1 / 8、Windows Server 2025 / 2022 / 2019、Linux Kernel 2.6.x 以降(7.0.1 対応)、macOS 10.14–12.0 x86、x64、ARM、ARM64。Raspberry Pi などの ARM 環境を含みます。 全転送タイプ、デバイス脱着検知、Linux Secure Boot、Apple Driver Signing。VID / PID とエンドポイント構成を評価時に確認します。
対応開発言語

C / C++

C# / .NET

Python

Java

Visual Basic .NET

Delphi

FPGA DMA

主要 FPGA 各社向けの検証済み DMA サンプル

FPGA 内の DMA コントローラーと通信するためのサンプルロジック、Kernel PlugIn サンプル、コード生成機能を提供します。採用 IP とデバイスの組み合わせは、評価前に個別ページと技術窓口で確認してください。

AMD / Xilinx
XDMA、QDMA、Kintex UltraScale+、Zynq 7000、Zynq UltraScale+、Versal AI Core、Virtex UltraScale+。v16.6.0 では SoC 向け AXIDMA のサンプルとコード生成を追加。
Altera
Avalon-MM、mSGDMA、MCDMA、Agilex 5 / 7、Stratix 10 GX、Cyclone 10 GX、Arria 10 GX。v16.6.0 では SoC 向け mSGDMA の IP サンプルとコード生成を追加。
Lattice
SGDMA Controller、CertusPro-NX、Avant、ECP5-5G。CPNX DMA IP と Kernel PlugIn のサンプルを提供。
FPGA 搭載 PCIe ボードの DMA 実装例を読む

APPLICATIONS

導入環境ごとの論点を、
具体化する。

半導体・エレクトロニクス、防衛・宇宙・航空、医療機器、産業用 FA・ロボット、学術・科学研究など、長期運用と実機性能の両方が求められる現場で利用されています。

半導体・FPGA 評価ボード
PCIe DMA、レジスタアクセス、割り込みを早期に確認し、評価ボードから製品基板への移行を進めます。
XDMA / QDMA · mSGDMA · AXIDMA
製造装置・検査装置
安定した配布、オフライン環境、OS 更新、長期保守まで見据えてドライバーを設計します。
長期運用 · 閉域環境 · 量産配布
計測・データ収集
高速サンプリング、USB 転送、PCIe バッファ制御など、データ取得系アプリケーションの試作を短縮します。
高速転送 · DMA · USB
防衛・航空宇宙・研究機関
閉域ネットワーク、古い OS と新しい OS の混在、長期保守など、制約の多い環境での移行計画を支援します。
閉域環境 · 長期保守 · OS 移行
USB 周辺機器・組み込み機器
VID / PID、エンドポイント、Plug-and-Play イベントを確認しながら、Windows / Linux 向け開発を進めます。
VID / PID · PnP · 複数 OS
OEM・SDK 提供モデル
ドライバーを自社製品に組み込む場合と、API / SDK として第三者へ提供する場合で異なるライセンス条件を確認します。
SDK · API 提供 · 再配布

EVALUATION TO PRODUCTION

30 日の評価で、
量産条件まで確認する。

評価版は機能確認だけでなく、対象 OS、DMA・割り込み、性能最適化、署名、ライセンス、再配布条件を量産前に洗い出す期間として利用できます。

  1. 01
    実機接続と初期診断

    DriverWizard でデバイス、BAR、レジスタ、USB エンドポイント、DMA、割り込みを確認します。

  2. 02
    試作コードと対象 OS

    C / C++、C#、Python、Java などの生成コードを確認し、Windows / Linux / macOS の対象構成を整理します。

  3. 03
    性能と安定性

    DMA、割り込み、Kernel PlugIn、連続稼働、OS 更新時の影響を実ハードウェアで検証します。

  4. 04
    量産・配布・保守

    開発者数、対象 VID / PID、エンド製品、SDK 提供、オフライン運用、WHQL、SSP を確認します。

WINDOWS RELEASE READINESS

WHQL(HLK)取得を、
出荷工程に組み込む。

Windows 向けドライバーを警告表示なく配布するには、署名・INF・対象 OS の検証を含むリリース設計が必要です。Jungo Connectivity 社の専用環境でプレテストを行い、Microsoft Partner Center へ提出できる合格テストパッケージの作成を支援します。

社内で HLK 環境を構築・維持する場合と比較し、対象 OS とハードウェア構成に応じたテスト実行を外部化できます。

WHQL プレテスト代行の詳細

主な HLK テスト項目

  • Common Scenario Stress with IO
  • Device Path Exerciser
  • Disable Enable with IO
  • Plug and Play Driver Test
  • Prefast for Drivers Test
  • Sleep Stress with IO
  • Run INF Test against INF

テスト範囲と納品物は対象デバイス、OS、申請条件によって異なります。見積時に対象構成をご提示ください。

RELEASE HISTORY

現在の対応状況を、
プロジェクト計画に接続する。

v16.6.0SoC / FPGA 向け拡張

Linux SoC Platform Devices のサポート、Altera mSGDMA と AMD Xilinx AXIDMA for SoCs のサンプル・コード生成を追加。

v16.5.0OS・Linux カーネル対応

Windows 11 Build 26100、Linux カーネル 6.14 までの対応、および Linux Kernel 6.2 以降の CMA 検証厳格化に伴う変更を含みます。

v16.4.0ライセンス方式の刷新

統一オンラインライセンス認証方式と、Lattice CertusPro-NX Bridge Board(CPNX)向け DMA IP / Kernel PlugIn サンプルを追加。

v16.2.0DriverWizard とセキュリティ強化

ドライバー / Kernel PlugIn の自動コード生成、Predefined Action フロー、および複数のカーネル脆弱性修正を含みます。

v16.1.0ARM64・開発環境・大容量 BAR

Windows 10 / 11 ARM64、Visual Studio 2022、4 GB を超える BAR をサポートします。

すべてのバージョン履歴を見る

TECHNICAL RESOURCES

必要な情報へ、
役割から入る。

既存ユーザー、新規評価、量産・再配布のそれぞれで必要な情報を、同じ深さで探す必要はありません。目的ごとに入口を分けます。

START WITH THE HARDWARE

評価ボードで、
最初の接続を確かめる。

PCI / PCIe、USB の評価版を用意しています。対象デバイス、OS、量産時の配布条件まで含めて検討する場合は、国内窓口へご相談ください。