こんにちは。エクセルソフトの田淵です。
Kudan AR SDK チュートリアル記事まとめ | エクセルソフト ブログ で Kudan AR SDK のチュートリアル的なエントリーを公開しています。
今までは Mac でビルドしてスマホにインストールしていましたが、社内でしかインストールできないのと、興味ある方に手軽に試してもらいたい。ということで、Visual Studio App Center での自動ビルド、パブリックでの配信を行えるようにしました。
Kudan AR Sample Android アプリのダウンロード
現時点では Android のみですが、上記からダウンロード可能です。
こんな感じの画面が表示されるので、「Download」して、「提供元不明のアプリ」を許可したり色々許可は必要ですが、インストールして使っていただくことが可能です。
マーカーは こちら で共有しているファイルの lego.jpg
です。印刷しておいてください。
Visual Studio App Center について
Visual Studio App Center | Microsoft Azure
Microsoft が提供しているクラウドのビルド環境です。
基本的には無料で使えます。(価格ページ)
ビルドできるアプリは以下です。
- Android(Kotlin/Java、Xamarin、React Native、Cordova(Preview))
- iOS(Swift/Objective-C、Xamarin、React Native、Cordova(Preview))
- Winsows(UWP)
- macOS(Swift/Objective-C(Preview))
(いつの間にか macOS もできたし、Cordova も増えてる…!!!)
リポジトリは
- Azure DevOps(旧 VSTS(Visual Studio Team Services))
- GitHub
- BitBucket
を使用でき、指定したブランチに更新があると、それをフックして自動ビルドしたりできます。
結構便利なので、これでビルドして公開しました。
アプリ作成、ビルドの流れ
スクリーンショットを撮るのを忘れたので、詳細はすみませんが検索してください。
今回行ったのは、
- アプリ作成
- GitHub に接続し、Develop と Master リポジトリを参照
- GitHub のリポジトリにアップしていない Kudan AR SDK 本体や大きめの動画ファイルなどを Build Script を使用してダウンロード
- ビルド
- Develop がビルドできたら、Master を Release ビルドして、Public の Distribution Group に公開
というシンプルなものです。ユニットテストを書けばテストを回したりもできます。
Build Script と Environment variables を組み合わせると、AR SDK のアップロード先もバレずにすみますねw
こんな感じ にしています。
私が主宰している JXUG(Japan Xamarin User Group) で App Center 祭りをやったり、Xamarin ではありますがハンズオンも公開されていますので、興味あれば触ってみてください。
少し余談となりましたが、今回は以上です!