DocSpace で PDF にパスワードをかけてセキュリティ保護する方法

DocSpace は、RPA で PDF ファイルからドキュメントへ、ドキュメントから PDF ファイルへ変換、PDF ファイル の圧縮や暗号化などの作業を効率化する PDF ソリューションです。コーディング不要な使いやすいインターフェイスで、だれでも簡単に数クリックで作業を完了することができます。

このブログでは実際に DocSpace を使用して、PDF にパスワードを付けてPDF をセキュリティ保護してみたいと思います。

DocSpace を起動

DocSpace は、Windows 用のデスクトップ アプリです。日本語 UI でとても使いやすいです。

基本タスクから[保護]を選択

DocSpace では、PDF ファイルの保護、デジタル署名の追加、PDF セキュリティの解除が可能です。

パスワード付き PDF の作成

まずは PDF にパスワードをかけてみます。

安全な PDF をクリックすると、ファイル選択画面に移ります。ここでは、ファイルまたはフォルダの選択、保存先の選択、オプション設定が可能です。

オプション内で、セキュリティレベルを細かく選択できます。ここでは、256 ビット AES 暗号化を使用してみます。

対象のファイルの選択、保存先の選択、オプションの設定が完了したら、あとは[開始]ボタンをクリックするのみです!

処理が終わると、自動的に保存先のフォルダが開きます。では、早速処理後の PDF を確認してみましょう。

PDF を開いてみると、パスワードの入力が求められました。ここでは先ほど設定した「ユーザーパスワード」を入力します。

OK をクリックし、PDF が開けば完了です!

正しく設定されているか、プロパティからチェックしてみましょう。こちらの PDF では、暗号化レベル256-bitAES でしっかりとセキュリティ設定されていることが確認できました。

PDF セキュリティを解除

パスワード付きの保護された PDF のセキュリティを解除することも DocSpace なら簡単にできます。

Unlock PDF を選択します。

ユーザーパスワードと所有者パスワードを入力します。

あとは[開始]ボタンをクリックするだけ!簡単に処理完了です!

プロパティでも確認してみましょう。

セキュリティが解除されていることを確認できました。

まとめ

どうでしたか?あっという間に処理が完了しましたね。DocSpace はとてもシンプルで使いやすく、複雑な操作がないため、だれでも簡単に PDF を自由自在に操ることが可能です。今回は PDF セキュリティ保護のご紹介のみでしたが、DocSpace は数多くのアクションを兼ね備えており、ドキュメントや画像を PDF ファイルに変換したり、ドキュメントにスタンプしたり、OCR 処理してドキュメント化したり、データや画像を抽出したりすることもできます。

また、ファイルを一つずつ処理する基本タスク以外でも、カスタム タスクで はプロセスをカスタマイズして複数の手順を一括処理が可能で、自動化タスクでは対象の場所を指定し、その場所にドロップされたファイルを処理する自動化タスクを設定することもできます。

 

注: 2020年 10月 26日をもって、DocSpace の販売は終了となりました。

 

 

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