本記事では、Docker Desktop バージョン 4.57.0 ~ 4.60.1 における新機能、改善点、既知の問題、そして修正内容について紹介します。Docker 社が公開しているリリース ノートを基に、日本国内ユーザー向けに主要な変更点をわかりやすくまとめています。
最新バージョンがまだ利用可能でない場合は、しばらく時間をおいてから再度確認してください。通常、リリースから約 1 週間以内にアップデートが順次展開されます。
なお、最新リリースから 6 か月以上前のバージョンについてはダウンロード提供が終了しています。Docker Business を利用することで、6 か月以上前のバージョンも引き続きサポート対象として利用できます。
4.57.0 (2026/1/19)
セキュリティ
- Windows 版 Docker Desktop インストーラーにおいて、
C:\ProgramData\DockerDesktopディレクトリの処理時に複数の不正な権限設定が行われる脆弱性 (CVE-2025-14740) を修正しました。
新機能
- すべてのプラットフォーム向けに、新しい課題管理用の Issue トラッカーを導入しました。
URL: https://github.com/docker/desktop-feedback
以前のプラットフォーム別トラッカーで注目度の高かった Issue は、本トラッカーへ移行されます。
アップデート
- Docker Compose v5.0.1 にアップデートしました。
バグ修正および改善
全プラットフォーム共通
- 大画面環境でもコンテンツと同期するよう、Ask Gordon のストリーミング インジケーターの表示位置を改善しました。
=を含まない環境変数 (例:docker run -e NONEXISTENT_ENV_VAR) を指定して起動したコンテナーに対して、docker debugが失敗する問題を修正しました。
4.58.0 (2026/1/26)
新機能
- Docker Desktop 上で Docker Sandboxes の新バージョンが利用可能になりました。
セキュアで分離された、microVM ベースの環境を提供し、コーディング エージェントの実行に適しています。
アップデート
- Linux カーネル v6.12.65
- Credential helpers v0.9.5
- Docker Engine v29.1.5
バグ修正および改善
全プラットフォーム共通
- Docker Model Runner が Anthropic 互換 API を公開するようになりました。
admin-settings.jsonおよびregistry.jsonで UTF-8 BOM をサポートしました。- 再起動後に管理者設定が誤ってユーザーのプロキシ設定を変更してしまう問題を修正しました。
重要なお知らせ
- Docker Desktop 4.59 以降では、トレイ メニューから更新をインストールしても、Docker Desktop ダッシュボードは自動的に開かなくなります。
Mac
- macOS 上で DockerVMM を使用中に、共有ファイルの権限が意図せず変更されることがあった不具合を修正しました (docker/for-mac#7830)。
Windows
ProgramDataに特殊な ACL が設定されている場合に、インストーラーが失敗する問題を修正しました。
セキュリティ
Kubernetes イメージをアップデートし、複数の CVE に対応しました。
- Kind
docker/desktop-containerd-registry-mirror:v0.0.3docker/desktop-cloud-provider-kind:v0.5.0
- Kubeadm
docker/desktop-vpnkit-controller:v4.0docker/desktop-storage-provisioner:v3.0- kind の依存イメージである
envoyproxy/envoyを v1.32.6 から v1.36.4 にアップデートしました。
kind イメージをミラーしている場合は、ミラー側もアップデートしてください。
4.58.1 (2026/1/29)
バグ修正および改善
Mac 向け
- CPU 使用率が一定間隔で急上昇することがあった問題を修正しました (docker/for-mac#7839)。
4.59.0 (2026/2/2)
アップデート
- Linux カーネル v6.12.67
- Docker Compose v5.0.2
- Docker Sandbox v0.10.1
- Docker Buildx v0.31.1
バグ修正および改善
全プラットフォーム共通
- Docker MCP Catalog において、Neo4j を既知のパブリッシャーとして追加しました。
- Anthropic Messages API 経由のリクエストを表示した際に、Models タブがクラッシュすることがあった問題を修正しました。
Mac 向け
- DockerVMM 使用時に、共有ファイルの権限が意図せず変更される可能性があった問題を修正しました (docker/for-mac#7830)。
Windows 向け
docker-passを使用した場合に、コンテナーへのシークレット注入が失敗することがあった問題を修正しました。- 安定性向上のため、WSL データディスクに対する VHDX の自動圧縮を一時的に無効化しました。
セキュリティ
- 強化されたコンテナー分離機能において、
--use-api-socketフラグを使用した場合に Docker ソケットのマウント権限を回避できてしまう脆弱性を修正しました。
4.59.1 (2026/2/3)
バグ修正および改善
Mac 向け
- CPU 使用率が一定間隔で急上昇することがあった問題を修正しました (docker/for-mac#7839 に対応)。
4.60.0 (2026/2/9)
新機能
- 診断情報を収集するための新しいコマンド
docker desktop diagnoseを追加しました。
バグ修正および改善
全プラットフォーム共通
ping6 host.docker.internalが正しく動作しない問題を修正しました。- Landlock LSM を有効化しました。
Docker Sandboxes の改善
- ネットワーク アクセスに関するドキュメントを含め、エージェントのシステム プロンプトを改善しました。
- Gemini API キーの注入に関する不具合を修正しました。
- プロキシのデフォルト ルールにおいて、
console.anthropic.comおよびclaude.aiへのアクセスをブロックするようになりました。 run <agent> --helpに表示される CLI ヘルプ テキストを修正しました。- ターミナルのサイズ処理を改善しました。
4.60.1 (2026/2/10)
バグ修正および改善
全プラットフォーム共通
- サインイン後に Docker Desktop ダッシュボードがクラッシュすることがある、まれな問題を修正しました。
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